マカオ最古の寺院「媽閣廟」を後にして、次の世界遺産へ移動。
マカオは、町が小さいので、体力にさえ自信があれば、
徒歩で30もの世界遺産を余裕で回ることができる。
さて、いつもだと「ワクワク、ドキドキ」重視なので、
あまりガイドブックを参照しないのだが、
いかんせん、たった3日間でマカオと、その先香港まで行かねばならぬため、
1分1秒無駄にできず、持っていった「ことりっぷ」先生の教えを忠実に守りながら
最短ルートで世界遺産を回り続けた。
おそらく、かなり忠実に回ったので、掲載されていた30個は全部見たと思うが、
写真が残っていなかったり、記憶にないものは、
残念ながら、超個人的に関心が薄かったのだと思う。
■今日のカメ
■町並み
ゆるいものから急なものまで、坂の多いマカオの町。奥の右手にちょっと黄色い壁が見えるが、それが世界遺産。
■世界遺産「港務局」
クリーム色がかわいらしい世界遺産の「港務局」。イスラム建築。かつて、インドの兵士の宿舎だったらしいです。
■路地裏のアパート
世界遺産のすぐ裏は、こんな感じで生活感あふれている。■小さな社①
マカオの町を歩いていると、よく見かけるのが、道端にある小さな社。■小さな社②
形も、大きさも、色んな種類がありました。■ヨーロッパ風の町並み
すごく中国っぽいところもあれば、急にヨーロッパに変わってしまう、不思議なマカオの町。■世界遺産「リラウ広場」
1500年代に初めてポルトガル人が住んだ場所、らしいです。大きな木とベンチがあり、のどか。
■ここにも。
「リラウ広場」からすぐの、この路地先にも世界遺産がありました。■世界遺産「鄭家屋敷」
中国の思想家・鄭観応という人の邸宅だそうです。見学は無料。■鄭家屋敷の様子
縦長で、すごく広いお屋敷。■邸宅
1階は中国式の円形窓、2階は西洋式の開き扉ということで、中洋折衷の建築としても、歴史的に重要な文化財のようです。元も子もないことを言ってしまうが、私はあまり世界遺産に興味がない。
逆に、今回一緒に旅をした親友は、「世界遺産」という言葉に弱い。
もちろん、関心がないわけではないし、
美しい建築物や歴史あるもの、素晴らしい景色を見れば感激するが、
私の経験上、大方の世界遺産が
「その価値を知らないと、凄さが分からん」ものが多い。
じゃあ、せっかく世界遺産見るなら、勉強していけばいいじゃん、
というお話も出そうだが、そんな無理矢理は嫌だ。
さて、マカオには30を超える世界遺産が、小さな町中にひしめき合っているらしい。
親友はそれをガイドブックに沿って、全部回る!と言っており、
その固い意思は、私ごときでは覆せそうもなかったので、同行した。
上記の理由により、「分かりやすくスゴイ」もの以外の世界遺産に対して、
やたら反応が薄いことが多々あると思われるが、
それは世界遺産レベルとか重要度とかではなく、
単に、世界遺産素人の私の好みの差でしかないことを、予めここに記す。
■今日のカメ
■マカオ半島南部
ホテルがあるマカオ半島中部からタクシーでマカオ半島南部へ移動。北の方よりも、町がやや開けていて、明るい感じがする。
■海
「伊豆」と言われるとそんな気もしてきてしまうがw、「マカオ」です。■世界遺産「媽閣廟」
マカオ最古の寺院「媽閣廟」(マァコッミュウ)。この名前から「マカオ」と言われるようになったらしい。海の女神「阿媽」を祀っている。さすが世界遺産&最古というだけあって、すごい数の観光客でした。参拝料は無料。
■入口付近のお堂
正面の門をくぐって、すぐのところにあるお堂。■膝つき用のクッション
日本のように立ってではなく、マカオは床にひざをついてお参りするようで、お賽銭箱の前に、ひざが痛くならないためのクッションがありました。■階段で上へ
縦長の寺院のようで、階段で上へ登っていきます。■円形の門
中国の寺院や庭園でよく見かける円形の門。■頂上
歩くこと5分くらいで、頂上にある広場へ。■上からの景色
歩いて5分くらいの高さなので、そこまで眺めは良くないですが、海と町が一望できます。■お線香
ここにも中国式お線香。夏っぽい写真ですが、真冬です。
■巨石
巨石信仰があるのか、頂上には大きな石碑のようなものがいくつかありました。写真は知らない観光客男性。その場所は乗ってはいけないんじゃ・・・(苦笑)?
■お堂
頂上から階段を下りて、地上に戻ってきたあたりにあったお堂。■観光客でいっぱい
ここが本堂なのか、やたらたくさん人がいました。■船の模型
海の女神を祀っている寺院ということで、船の模型のようなものもありました。「十月初五日街」の通り沿いにある「英記茶荘」へ。
ここは、1830年代に創業された、マカオ最古のお茶屋だ。
私は、かなりのお茶好きだ。
一部の人には「酒ばかり飲んでいる」と思われている節があるが、
家ではもっぱらお茶しか飲まない。
家で飲むお茶は、気に入っているお茶屋さんから毎回量り売りをしてもらっている。
会社にいる時も、「濃いお茶」か「ヘルシア」ばかり飲み、
カフェに行くと、「アールグレイ」か「チャイ」ばかり飲む。
とにかくお茶が好きだ。
前々からマカオに美味しくて安く中国茶が買えるお茶屋があることを聞いており、
マカオ行きが決定して、念願かなって、行ってきた。
最古のお茶屋だが、営業努力が随所に見られ、
観光客用の英語表記メニューがあったり、
人気があるお茶はお土産用にオシャレな缶に入れてあったり、
店全体にある古き良き雰囲気を残しつつも、きちんと営業もしている。
だから、今も廃れず残っているんだと思う。素晴らしいことだ。
英語で会話をしながら、色んなお茶を見せてもらい、香りをかがせてもらう。
どれもすごくいい香りの中国茶で、迷う。
いくら悩んでも、なんだかんだ言ってどうせ全部欲しいので、
欲しかったお茶は、一通り全部買ってきた。
マカオで大人買いだ。
ちなみに、現地には、さすがに試飲のサービスはない。
なので帰国後、ワクワクしながら家で飲んでみたら、これが絶品であった。
どれも美味しかったが、特に、「烏龍茶」。
日本の烏龍茶と違い、甘味があり、花の香りがする。
あまりに美味しかったので、次回マカオへ行くことがあったら、
思い切って1kgくらい買ってこようと思う。
■今日のカメ
■「英記茶荘」
「新馬路」から「十月初五日街」に入って、徒歩3分くらい。通り沿いにあるエメラルドグリーンの店構えが目印。
■店内の様子
さすが、最古。すごく趣のある店内でした。
奥では、先代と思われるおじいちゃんが椅子に座って、ニコニコしながらこっちを見ていました。
■お茶缶①
店内にあったお茶缶。かなり年季が入っています。■お茶缶②
こちらも店内にあったお茶缶。もちろん現役で、お茶を見せて欲しいと言うと、こういった缶からお茶を出してくれます。
■店主
「英記茶荘」の店主。英語での会話OK。日本語はNG。
写真は私が買った大量のお茶を袋詰めしてくれている様子。
■買ってきたお茶
私が買ってきた「英記茶荘」のお茶。烏龍茶をはじめ、「龍井茶」といいう日本の緑茶に似た中国茶や、「白牡丹」という軽発酵茶(軽く発酵させたもの)や、杏の香りが付いた紅茶に近いお茶、バラの花びらが入った中国ブレンドティーなど、多数。
これでも、もうほとんど飲んでしまって、残りわずかな状態。
朝から散歩をしていたから、だいぶお腹が空いた。
朝食は、諸事情により、ちょっと残してしまったので(苦笑)、
ガツンとしたものが食べたい。肉がいい。
「十月初五日街」にあるローカルフード店を物色。
入口で何かを蒸しているお店を発見し、とりあえず入ってみることに。
看板も壊れていて、店名も分からないその店は、
観光客どころか、地元の若い子もおらず、おじちゃんとおばちゃんしかいなかった。
当然、相席で、4人掛けのテーブルに座る。
目の前のおばちゃんから、メッチャ見られてる・・・。
そんな中、お茶と、小皿と、何やら赤いバケツが出てきた。
このバケツ、一体、何するものなのか・・・。
店の人は、日本語も、英語もできないので、聞けない。
チキンの骨でも入れるのか?と考えたが、
マカオの人、というか、中国でもそうだったが、
中華系の人は、テーブルの上にそのまま食べカスを出すので、
こんなバケツに入れるはずがない。
訳が分からぬまま、注文していたシュウマイを食べていると、
新しく入ってきた客が、バケツに食器や箸を入れ、お茶を使って、洗っている。
そうか!洗浄するのか!!
その発想は無かった・・・。
一応、慌てて洗ってみたが、まあ、もう食べちゃったんだけどね(苦笑)。
シューマイを食べ終え、また物色。
次は、店先で鶏を吊るしているローストチキンの店に入った。
鶏を吊るしている店は多い。
そこらじゅうにあるので、どの店に入ったらいいのか迷うが、
そこそこ地元の人が入っていて、人気がありそうだった
「記文新」というお店に入ってみた。
ここでも、こっちはメニューの中国語が分からず、
お店の人も日本語も英語も分からないので、
身振り手振りで、チキンとご飯のセットが食べたい旨を伝える。
たまたま、お客さんの中の1人が英語が話せて、私たちの通訳もしてくれた。
そんなこんなでチキンゲット。
見た目は雑だが、コレが実に美味しい!
チキンに醤油ベースのタレが染み込んでいて、やわらかく、ご飯に合う。
こんなにボリュームあって、美味しくて、250円くらい。
ホテルや高級店なんかで食べるより、ずっと楽しくて、ずっと美味しい。
■今日のカメ
■地元のシューマイ屋
「十月初五日街」通り沿いにある、店先の蒸し器でいい香りを出していたシューマイ屋。看板が壊れていて、店名分からず。
■シューマイ
シューマイなど点心が一律11元(110円くらい)、「腸粉」という点心だけ13元。中で食べることも、テイクアウトも可能。
■店内の様子
地元の人気店のようで、とても混んでいましたが、40オーバーの人しかいない。■おばちゃんと相席
煮魚のようなものを食べていたおばちゃんと相席。何度か中国語で話しかけられたが、分からず・・・。■バケツ登場
このバケツが謎で、しばらく悩んだんですが、結局分からず、そのまま食べちゃいました。シューマイはアツアツで美味しかったです。
豚ひき肉のやわらかめのシューマイでした。
■正しい使い方
バケツの使い方が分かり、遅ればせながら洗浄(笑)。時すでに遅し、ですが。
■「記文新」
シューマイだけでは足りないので、同じく「十月初五日街」にあった「記文新」というお店へ。■ローストチキン
店先に吊るされている鶏、鴨、豚などから好きなモノを言うと、その場で切って、ご飯の上に盛りつけてくれます。■1階の様子
ここも観光客ゼロ。お店は混んでいましたが、やはり40オーバーな感じ。■階段登って・・・
2階は倉庫なのかと思ったら、2階にも席があるようで、階段登って、2階へ。■2階の様子
どう見ても、倉庫兼従業員部屋のような感じなのですが・・・(苦笑)。■チキン定食
チキン定食。250円くらい。付け合わせは、白菜の中華煮。ご飯たっぷりでボリュームあります。
■チキン、アップ
自家製タレがしっかり染み込んだ、骨付きローストチキン。見た目はなんですが、すごくやわらかくて、美味しい。
■食べ残し
みんな、皿ではなくテーブルの上に食べカスを捨てます。文化習慣の違いなので、なんとも言えませんが、単純に皿に出した方が、次来る客も、清掃するお店のスタッフも楽なのになあ・・・と思う。
夜の「十月初五日街」を歩いていたときに、
商店街の真ん中で寺院を見つけたのを思い出した。
その時は、夜遅くて、門が閉ざされていたので、
昼間、改めて行ってみることに。
日本の寺院とは、だいぶ違う。
日本だと、祀っている神様なり仏様なりの側まで近付くことはできず、
大抵は、お賽銭箱の手前まで、になると思うが、
ここでは、ズカズカと中まで入って、すぐ側まで行ける。
手が届く距離だ。
装飾も派手。
寺院の中は色とりどりの装飾が施されていて、
日本の寺院にある、「ある種の寂しくて暗い感じ」がない。
さらに、生活感もある。
祀っている関羽のすぐ横に、寺院管理者のテーブルとイスがあり、
自宅のように昼食を食べながら、くつろいでいた。
夏用の扇風機まであった。
印象的なのは、「お線香」。
日本の細く長いお線香とは違い、蚊取り線香のように渦を巻いている。
見慣れていないせいか、なんだか夏っぽいアイテムに見える(笑)。
ハチの巣のようにも見える。
こういう1つ1つの小さな発見をするたびに、
「ああ、異国に来たんだなー」という感じがして、
旅がどんどん楽しくなっていく。
■今日のカメ
■「康公廟」
「新馬路」から「十月初五日街」に入って、徒歩5分くらい。通り沿いにあります。■本堂
正門をくぐって、すぐに本堂。小さな寺院です。参拝料は無料。
■武器がいっぱい
本堂入って、奥の関羽の像までの間、両脇にはこんな武器のオブジェが並んでいました。槍とか。■関帝
奥には、関帝(関羽)の像。お賽銭箱の、さらに奥まで入れます。■関羽と赤兎馬?
寺院にあったオブジェ。関羽の横にいるのは、愛馬「赤兎馬」かな?
■生活感あふれてる。
本堂すぐ横では、管理者がくつろいでいたり、昼食を食べたり、本を読んでいたり。扇風機もありました。日本で言う社務所みたいなところかな。オープンすぎるけどw。
■お線香
中国系の寺院で見かける渦巻型のお線香。日本の細い1本型お線香より、太く巻いている分、長く線香効果が。


