私もプチ旅行
「旅行に行く」という決定を自分に下すと、以下のようなエンドルフィンが私の体内をドバドバと流れ、イイ感じになります。
1.安堵感エンドルフィン
都会の喧噪、電話の呼び出し音といった手枷足枷から一気に解放され、「ホッ」という声が出そうな安堵感がやってきます。
2.幸福感エンドルフィン
「あぁ、今日の日をありがとう!」と思えるような光に包まれた恍惚感にひたれます。
3.リッチなエンドルフィン
「えへ、今から旅行しちゃうぞ!」というような優越感にも似たココロとカラダの裕福感を味わえます。
4.「ジャイアニズム」エンドルフィン
簡単に言うと、今日のオレ様は自由だ!ということです(笑)。
もう誰も止められません。ドラえもんで知られているジャイアンの傍若無人による快感を疑似体験します。片道新幹線みたいな感じです。走りっぱなし。
5.ワクワク&ドキドキエンドルフィン
これから巻き起こるステキなイベントの数々、出会う人たち、見る景色に血沸き肉踊ります。
私にとって、プチ旅行とは、こんなエンドルフィンの快感滝壺の中でグルグルできるショートプログラムなのです。
3月の頭に、エンドルフィン垂れ流し状態で、プチ旅行に行ってきました。
ちゃんと、「犬」さんのプチ旅行条件を満たしております(笑)。
「日帰り」で、「ちょっと遠出」で、「行き先だけで後はイキオイ」。
上記条件の他、私の場合には、それに「メシ」という条件が付け加えられます。
地方色が色濃く出ている「駅弁」に、ティーパックとお湯が別々になっている旅行用「緑茶」がマイ・ベストセレクションですが、今回は車で出かけたので持参のお菓子セットにしました。
場所は、千葉県の下の方です。
すご~く曖昧な行き先設定でスタートしました(笑)。
地図で見ると、千葉県の海に面して出っ張っている所です。
行き先に、特に意味はありません。
今まで何回か千葉県には上陸していますが、一度も下の方に行ったことがなかったので、見てみようかと。
東京を朝9:00に出発し、海ほたるで朝食。海ほたるでは「あさり」が名物らしく、朝から和定食にたんまり入ったあさりのみそ汁。
そのまま海ほたるを抜け、千葉の方へ。
晴れている日の高速道路は風を切って、楽しいですね。
行き先の最終地点は「千葉の下の方」と決めていましたが、後はイキオイにまかせて何も決めていなかったので、途中見かけた「マザー牧場」に行ってみました。
国道からマザー牧場までの道がすごく遠く、山道のようなところも通り、「迷ったか?」と一瞬思いましたが、ちゃんとありました、山の上に。
祝・「マザー牧場」初上陸。
「牧場」と名前が付いているだけあって、馬、牛、豚をはじめ、アヒルや羊などがいっぱいいました。
牧場以外にも、「農場」らしき施設もあり、しいたけ、イチゴ、ブルーベリーなどが季節によって狩れるらしいです。
時期的に、サクラと菜の花が見頃で、山一面がピンクと黄色のじゅうたんになっておりました。
観光客も多く、家族連れでにぎわっておりました。
トータル的な感想としては、「家族と自然にやさしいミニ牧場」といったところでしょうか。
牧場で食べた骨付きソーセージと牛乳ソフトクリーム、美味しかったです。
マザー牧場を後にして、目的地「千葉県の下の方」までちゃんと行きました。
菜の花畑が海沿いに広がり、綺麗でした。
周りは一面海岸・・・、波音が印象的でした。
思えば、遠くへ来たもんだ・・・・。
■今日のカメ。
●羊(使用前)
マザー牧場にて。
羊の牧場がありました。いいですね、羊は温かそうで。
牧場は山の上にあり、この日は風も強く寒かったので、羊のモコモコな感じが羨ましかったです。
●羊(使用後)
そんな羊牧場の中に、数頭だけこの寒いのに毛刈りをされてしまったかわいそうな羊が。
若干プルプルしながら、こっちを見ている羊がかわいそうやら、おかしいやらで(笑)。
●菜の花と桜
今年は雨や風やで、もうサクラが散ってしまいましたが、3月の頭はこのとおり満開でございました。