飲食店として、人として、ダメだろ、これは。
中高からの親友と、久しぶりゆっくり夕食でも食べながら語ろうということになり、六本木のとある水炊き鳥鍋専門店に行った。
前に1度来たことがあり、コラーゲンたっぷりの濃厚なスープが美味しかったと記憶していたので、日々サービス業で疲れている彼女に栄養を・・と思って、連れて行った。
基本的に人を店に連れて行くときには、必ず1回でも自分が行って、良かった店しか紹介しない。
大事な人たちとの大事な時間を、ちゃんと大事にできる空間で過ごしたいからだ。
席について、メインの水炊き鍋と、シーザーサラダを頼んだ。
しばらくすると、シーザーサラダが運ばれてきた。
お腹がすいていたので、かなりがっついて食べており、あっという間になくなった。
最後の残りのサラダを取り分けしようとしたとき、ふと、サラダにはない【色】の物体があることに気が付いた。
それは、レタスの上に・・というか、レタスの裏にくっついていて、目を凝らしてよく見ないと、それが何だか分からない。
「あれ?このシーザーにはベーコンとか入ってなかったはずだけどなぁ・・・」
ここまでくれば、もうお察しかもしれないが、【それ】はいも虫(小)だった。
「げー!!!」
若干腹が満たされ、冷静に食事と向き合うことができていたから気が付けたが、上の方のレタスだったら、とっくに食べてしまっていたかもしれない。
飲食店として、これはナシだろう・・・。
ただ、まぁ、他ののお客様もいることだし、店としても悪気はなかっただろうし、と思って、店員をこっそり呼んで、小声で注意をした。
ところが、その店員はこう言った。
「あ、すみません、確認してまいります。」
コラ!!
キミは一体今から何を確認してくるんだい?
目の前のレタスの上に乗ってるじゃないか、マヨネーズにまみれて。
で、「何か」を確認してきたらしき店員は、戻ってきて、さらにこう言った。
「至急、作り直しをいたします」
ゴォラァァァ!!
作り直すとか、直さないとかの問題じゃないだろ。それに、こんなてんこ盛りのサラダをもう1つなんてもらっても、食えるわけないだろ。
この時点でかなりあきれ果てていた。
その後も店の対応の様子を見ていたが、誰一人、このいも虫サラダに関して話すものはいなかった。
そして、お会計になり、ダメ押しでこう言われた。
「すみません、先ほどのサラダの御代は引いておきますね。」
・・・もういい。引かなくてもいいっす。
六本木に割りと大きな店を構えて、でっかい看板も出しているのに、このざまだ。
もう二度と紹介もしなければ、来ることもないだろう。
こんなことがあった。
会社の近くにある鳥料理専門店。
とても美味しいので、よくランチに行っている。
ある時、一緒に行った友達がたまたま体調不良で、注文した料理を結局ほとんど食べれず、残してしまった。
その時、店長さんがやってきて、「お気分、悪いですか?何かお料理に問題ありましたでしょうか?」、と。
友達は、料理は食べたかったんだけど、自分の体調が悪くて、ごめんなさい、と説明をした。
すると、店長は、「お食べになられてませんので、御代は結構です。それよりも、もっと何か食べやすいものをご用意しましょうか?」、と聞いてきた。
彼女調子が悪かったため、別のものを作っていただくことは丁重にお断りしたのだが、結局、このランチに関しては、お店側のご好意で御代無しとなった。
彼女が申し訳ないから・・とずっと千円を渡そうとしていたとき、千円を返して、店長がにこやかにこう言った。
「では、元気になられたら、またランチを食べにいらしてください。それで、結構です」
なんだか、すごく感動をした。
立派な店長さんだな、と思った。
このお店は、今でもよくランチに行くし、色んな人にも紹介したりしている。
■今日のカメ
■イライラするときにはコレ①
長風呂なので、いつも色んな入浴剤を用意しています。
なかでも最近の一番のお気に入りが、これ。「インドエステ入浴液」という入浴剤で、サンダルウッドの香りがすごく癒されます。ちなみに、風呂に入れると、真っ赤になります。ワイン風呂みたいです。
■イライラするときにはコレ②
最近のお気に入り、RMKのジェルスクラブです。
RMKのコスメは香りがよいので愛用していますが、このジェルスクラブ洗顔もかなりいい香りします。しかも、肌もつるつる、すべすべになります。