タイ旅行記⑪ ~プーケットの交通事情~




プーケットに行って、


「ホテルは良かった」だの、「ゾウさんは最高だ」だの、


良いことばかり書いているので、悪かったことも書いてみたい。













世の中、きっと多かれ少なかれ良いこと悪いことが必ず表裏一体で、


そのバランスによって、人は好き嫌いを決めているのだと思う。


人も、モノも、場所も、そう。


良い部分が悪い部分を若干上回っていたり、仮に悪いことが多くても、


良い部分が自分にとって無二の存在だったり、


そんなことで好きか嫌いか、


もう一度そこに行くか行かないかなどが決まる。













さて、プーケット。


唯一不満だったのは、交通の便が悪いことだった。












プーケットは日本でもよく名前を聞く人気の高いリゾート地の1つなので、


かなり観光地となっていて、繁華街へも行きやすい・・・そんな印象を受ける。


今まで行ったバリ、グアム、サイパン、ベトナム・・・など、


リゾート観光地はどこも交通の便が良く、


観光客向けのタクシーで街はあふれていた。


少なくとも、移動に困ったことは全くなかった。













ところが、プーケットではリゾート地と思えないほど、非常に移動が困難だ。


「パトン・ビーチ」や「プーケット・タウン」といった繁華街に近いホテル、


もしくは大型デパートの近くであれば


流しのタクシーやトゥクトゥク(簡易タクシー)がいるが、


そこからちょっと離れてしまうと、もう移動手段がなくなる。


そして、決まってリゾート系の癒しホテルは


繁華街からちょっと離れた場所に存在していたりする。














滞在していたエヴァソンプーケットホテルを例にとると、


ホテル前によく待機しているようなタクシーがない。


ホテルロビーから、大きな道路までは徒歩で10分くらいかかるのだが、


道路へ出ても、流しのタクシーがおらず、捕まらない。


厳密に言えば、地元の人が使っているローカルバスという手もあるが、


はっきり言って観光客にはお勧めできない。













では、どうやって移動するか?というと、


ホテルから繁華街「パトン・ビーチ」と「プーケット・タウン」へ


日に2回だけ、シャトルバスが出ている。


出発時間と、現地での戻り時間が決められており、


行きが朝早く、戻りが夕方だったりと、


あまりありがたくない時間帯に設定されている。


しかも、このシャトルバスは有料で、


1人日本のタクシーの初乗りくらいの値段はかかる。


基本はこれを利用するしかない。













その他、もう1つ、リムジンタクシーを使うという手がある。


これは24時間ロビーで呼んでもらうことができるが、かなり高い。


そして、リムジンといっても、黒塗りのボディーが長い高級リムジンタクシーではない。


一応、車種はベンツだったが、普通の乗用車だった。














かなりぐうたらな生活を送っていたため、


規則正しいシャトルバスに乗れるわけもなく、


泣く泣く滞在中1度だけリムジンを利用した。













ホテルにコンビニもなく、繁華街へも気楽に行けるわけではなかったので、


お菓子&飲み物ショック(不足)が起きていた。


いい加減ホテルの高いルームサービスや


ホテル内冷蔵庫の割高ジュースを飲むのもためらうようになったので、


食料調達に出かけたのだ。













プーケットには大きなデパートが2つしかないらしく、


そのうちの1つに買い物へ行くため、リムジンを呼ばざるを得なかった。


デパートに行くためのリムジン代、日本円で約1800円(片道)。


大量に買ったジュースやポテトチップよりも高かった。













「リゾート地に休養取りに来たんだろ?じゃぁ、出かけないでゆっくり休めよ。」


どこからともなく、そんな声も聞こえてきそうだが、


もうちょっと自由に動けるほうがいい。













きっと同じ想いの観光客も多いはずなので、


繁華街からちょっと離れたホテルへのタクシー派遣ルートを確立させれば、


もしかしたらプーケットではエステなんかよりも、


観光客相手の良い商売になるのではないかと思った。













さて、プーケットに行ったと友達に言ったところ、「ピピ島、行った?」と聞かれた。


レオナルド・ディカプリオ主演の「ザ・ビーチ」という映画で


一躍有名になった美しい島で、プーケットから船で2時間ほどのところにある。














実は、行っていない。


もちろん最初は行くつもり満々だったのだが、


現地の人が言うに、波が高くvomitするからやめとけ、と。


今まで、何度も船の上でvomitリタイヤする観光客を見たというのだ。


つまり、船酔い。


以前、屋形船でも船酔いした経験がある私としては、もうリタイヤするしかない。


というわけで、ピピ島に行かなかった理由だけは、交通の便の悪さではなかった。



















■今日のカメ


◆バンコクのトゥクトゥク
f0232060_19564216.jpg 「トゥクトゥク」は簡易タクシーで、観光客のみならず、市民の足としても大活躍している乗り物である。
見た目は遊園地の乗り物みたいな感じ。

窓はなく、トラックの荷台に乗せてもらったような気持ち良さがある。
3輪なので、かなり揺れるが、それもまた楽しい。
ただ、いかんせんバンコクの道路排気ガスがひどくて、息苦しいので長距離移動はあまりお勧めできない。
また、普通のクーラー効いているタクシーよりもなぜか値段が高い。交渉可能だが、意外と下がらない。



◆プーケットのトゥクトゥク
f0232060_19565680.jpg バンコクのトゥクトゥクは3輪だったが、プーケットのトゥクトゥクは4輪だ。
なぜ4輪なのかを運転手さんに聞いてみたところ、プーケットは坂道が多いため、3輪だと馬力が足りないので4輪なのだそうです。
街の排気ガスは、若干バンコクよりマシという程度で、かなりひどい。
日本はあんなに車が走っているのに、普通に息が吸えるのは、よく考えるとすごいことだなぁ。。
by meshi-quest | 2005-12-01 19:55 | 旅行_海外
プロフィール
ゲームプロデューサー
成沢 理恵
「ドラゴンクエスト」や「ファイナルファンタジー」シリーズで知られる㈱スクウェア・エニックスを経て、 現在、ちゅらっぷす株式会社取締役、兼、ゲームプロデューサー。

ヒマさえあれば、国内、海外を食べ歩き、遊び歩く、生粋の遊び人。

その経験は、ゲームづくりにも活かされている、はず……。
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