代官山「ル・ジュー・ドゥ・ラシエット」へ行く。
代官山の裏通りに美味しいフレンチレストランがあると聞いて、
「Le jeu de l'assiette ル・ジュー・ドゥ・ラシエット」へ行った。
料理詳細は、「今日のカメ」でご覧いただくとして、
1皿1皿、とても丁寧に作られていて、どれもとても美味しかった。
値段は、他店と同じくらいのコース料金だが、実際の料理を食べてみると、
それ以上の価値があることが分かる。
お店のコンセプトである「お皿の上で遊ぶ」が示すように、
見た目にも華やかで楽しませてくれるものばかりだった。
さらに、スタッフの対応がとても丁寧で、
それでいて堅苦しくなく、居心地が良かった。
最後にシェフ自らお客一人一人に挨拶に出向き、
手渡しでお土産を渡しているところも、心がこもっていて、とても好感が持てた。
またぜひ伺いたいと思う。
■Le jeu de l'assiette ル・ジュー・ドゥ・ラシエット
http://www.augoutdujour-group.com/la/index.html
*夜は2コースから選択。
メニューの更新は、2ヶ月に1回とのこと。
■今日のカメ
■Le jeu de l'assiette ル・ジュー・ドゥ・ラシエット
東急東横線代官山駅、または、JR恵比寿駅から徒歩5分ほど。
前にここで紹介させていただいたペルー料理店「ミラフローレス」の目の前です。
■店内の様子
全7席で、席と席がかなり空いているので、他人を気にすることなく、ゆっくり食事が楽しめます。
■白ワイン①
「アールグレイのような香り・・・」と聞いて、これを注文。
ただ、期待したほど、アールグレイな感じはありませんでした(苦笑)。
白ワインは、この前、bacarで飲んだ白の方が美味しかったかな。
■白ワイン②
こちらは辛口でスパイシーな感じでした。
■アミューズ①
白い繭玉のようなものの中に、鱈の身が入っている、不思議な一品。
繭玉は、お米を使ったものらしくて、とても柔らかく、口の中でスッと溶けます。
■アミューズ②
左の円盤のようなものは、中にトマトソースとバジルが入っていて、食べるとトマトピザのような味になる一口アミューズです。黒いものは、青海苔のチップス。
どちらもお酒に合う美味しいアミューズでした。
■自家製パンとバター
パンは1種のみですが、香りの良い、味のしっかりとした美味しいパンでした。
バターは2種類で、有塩と無塩バター。
■1品目「炒めた玉ねぎのタルトと青リンゴのシャーベット」
上の丸いものがタルト生地の上に炒めた玉ねぎを合わせたもの。
下のものは、青リンゴのシャーベットに青リンゴチップスを乗せたもの。
■2品目「38℃で火を入れたタスマニア産 オーシャントラウトのコンフィ
レモンとアーモンドの香り 牛乳のカゼインとフヌイユのサラダ」
一度火が通されていていることで、生でもなく、レアでもなく、不思議な食感のトラウトになっていました。
魚の甘味が出ていて、とても美味しかったです。
■トラウトのコンフィアップ
お皿の周りにある、ほのかに白い雪のようなものが牛乳のカゼイン。チーズのような感じ。
■3品目「オマール海老のフラン瓶詰め仕立て
温かい甲殻類のコンソメジュレとオマール海老のサラダ」
左は、海老の旨味たっぷりの茶碗蒸しっぽいお料理。
左は、プリプリのオマール海老を使ったサラダです。
海老好きにはたまらない、とても美味しいお料理でした!
■4品目「フォアグラ その日のスタイルで・・・」
フォアグラのテリーヌと、フォアグラのソテー。
甘めの果実ソースと合っていて、美味しかったです。
■フォアグラソテーアップ
プリプリのフォアグラです。
臭みなく、絶妙な火加減で、美味しくできていました。
■5品目「鮎料理 その日のスタイルで・・・」
シェフが魚が好きだそうで、コースに季節の魚を取り入れた料理を入れているとのこと。
■鮎アップ
今月は、「鮎」。
手前のバターソースと、鮎のソテーがとても合っていて、すごく美味しいお料理でした。
■6品目「お魚料理 その日のスタイルで・・・」
甘鯛のグリルです。
甘鯛の身はとても甘味があり、魚介の肝を使ったソースと合っていて、これもすごく美味しいお料理でした。
■甘鯛アップ
甘鯛は皮がとても美味しいです。逆立ったウロコもサクサク。
■7品目「マダムビュルゴー シャラン鴨胸肉のロースト ソースバニュルス」
酸味のある3種類の果実ソースでいただく、鴨の最高峰シャラン鴨のお料理です。
ちょっと生っぽさがあったので、もう気持ち、火を通しても良かったかも。あと、少し臭みも出ていたかな。
あと、個人的には、もう少し酸味が抑えられたソースの方が好きかな。この辺は好みですが。
■デザート1品目「フランス ゲランド産の塩のクリームフローマージュムースと、
オリーブオイルのアイスクリーム」
ラシェットでは、嬉しいことにデザートがコースに2品付きます。1品目は、デザートというより、デザートと料理の中間のような印象を受けました。
不思議な味のデザートですが、特に手前のオリーブオイルアイスはビックリしました。
ホントに「オリーブオイル」っぽい味します(笑)。
■デザート2品目「チョコレート球体 薔薇」
まんまるの綺麗なチョコ球体が登場。
ヴォローナ社のチョコレートマンジャリ(カカオ64%)を使っているとのこと。
■チョコ球体アップ
チョコはこんな感じ。
■そこに、アツアツソースをかけると・・・
球体の上に、フランボアーズのアツアツソースをかけると、チョコが溶け、中からデザートが現れます。
■チョコ代打「モヒート」
チョコが食べれない私は、代わりのデザートにしていただきました。
これが、チョコ代打の「モヒート」というデザート。
中に甘い桃と、ミントのアイス、ミントのゼリーがかかっている、夏らしいさわやかなデザート。
・・・が、実は、ミントも苦手な私は、桃だけ美味しくいただきました(苦笑)。
■ミニャルディーズ
食後のお茶菓子です。
左がワインのゼリー、右がチョコを挟んだエクレアっぽいお菓子。
■食後の紅茶
食後のお茶は数種類から選べます。
これは、季節のダージリンとジャスミンティーのブレンド。
■お土産
帰りにシェフ自ら手渡ししてくれた焼き菓子のお土産です。
こういったちょっとした心遣いがいいですね。