ボルネオ島へ行く。 ⑱ ~ゾウが揺れる動物園~
今回利用した旅行代理店のフリープランに、
無料オプションで動物園へ行くツアーが付いていたので、行ってみることにした。
ネクサス・リゾートホテルから、車で約1時間。
「ワイルドライフパーク」という動物園で、
マレーシアガイドブックに何度も登場してきている
「オランウータン」と「テングザル」に会えるらしい。
こりゃ、楽しみだ。
ちなみに、ついこの前まで、「オランウータン」を「オラウータン」だと思ってた。
しかし、正式名称は、マレーシア語とインドネシア語による
「森(hutan)の人(orang)」で「オランウータン」なのだそうだ。
・・・というか、知らなかったのは、私だけかもしれないが。
さて、肝心のワイルドライフパークなのだが、
「ワイルドライフ」という単語から、
それはそれはワイルドで、巨大な動物園を想像していたが、
持ち時間2時間半あった中で、1時間もたたないうちに全部見終えてしまえるくらい
種類も少なく、規模も小さい動物園であった。
確実に、「オランウータン」と「テングザル」を見れるという点ではいいが、
それ以外、肝心の動物が少なく、展示の仕方もイマイチで、何度も見回る気がしない。
動物園好きなだけに、残念だ。
無料のオプションツアーだったので、文句はないが(と言いつつ、グチってるがw)、
有料で選んだツアーだったら、帰りの車中で、文句ブーブー垂れていたと思う。
■今日のカメ
■「ワイルドライフパーク」
町はずれにある動物園で、マレーシアに生息する動植物が見れるとのこと。
看板に描かれている鼻の大きなサルが、テングザル。
■エントランス
早く着き過ぎてしまったようで、開園前でした。
■園内の様子
園内はかなり広いのですが、動物が少ないためにスカスカで、動物園というよりハイキングをしに山へ来たような気分になります。
■くじゃく
動物園入ってすぐのゲージにいたくじゃく。
■サル
人なつっこく、人に寄ってきます。
■チョウをキャッチ!
サルが手に持っている白いものは、チョウです。
目の前で、飛んでいたチョウを手で捕まえた瞬間を見れて、ちょっと感激。
武士が飛ぶハエを箸でつまむかのような、妙技早技(笑)。
■サイチョウ
とてもインパクトのあるサイチョウ。
あまりにじっとしているので、おもちゃのよう(笑)。
■ボルネオゾウ
ボルネオゾウのゲージ。
7頭くらいが一緒に生活をしています。
■揺れる=ストレス
手前の1頭がこちらを見ながら、ずっと体を左右に大きく動かし続けていました。
ゾウが揺れるのは、踊ってたり、喜んでいるからではなく、過度のストレスから逃れるためです。
■揺れるゾウ
すごく優しそうな眼をして、揺れながらこちらをずっと見ていました。
つらい、悲しいを訴えられている気がして、どうすることもできませんが、切なくなってきました。
■水浴びをするゾウ
日差しが強く、とても暑い日で、水浴びをしているゾウがいっぱいいました。
■くたばるマレーグマ
首元にある白い月のようなマークが特徴的なマレーグマ。
暑さでくたばってます(笑)。
■マレータイガーも避難
マレータイガーも日陰に避難していました。
■オランウータンのゲージ
屋外のかなり広めのゲージに、見た感じ、3匹いました。
■森の人・オランウータン登場
木にぶらさがって、ぶらぶら遊んでいました。
■オランウータンの観察①
たまに、考えこんだり・・・。
■オランウータンの観察②
たまに、散歩してみたり・・・。
■ホントは、これとか・・・
残念ながら、実物は見られませんでしたが、この写真のように顔の両脇に出っ張りがあるのがボスです。
ちなみに、この顔の出っ張りは「フランジ」と呼ばれていて、強さの象徴であり、オスにしかありません。
しかも、弱いオスには発現せず、群れの中でフランジのあるオスが死んだりすると、今までフランジがなかったオスに急にフランジが出てきて、それがボスになるそうです。
■これとかも・・・
写真はありましたが、子供のオランウータンにも会えませんでした。
■テングザル、登場
鼻が長く、手足や胴体も長く、なんだか人間っぽいです。
■オスには会えませんでした。
比較的鼻が小さいのはメス。なので、これは、メス。
オスはもっと大きな鼻を持っているのですが、残念ながら、会えませんでした。
■牛
立派なツノを持った牛。
■軽食&売店
園内唯一の軽食&売店。
種類は少ないですが、お菓子とか飲み物とか売ってます。
■りんごジュース
ごくごく普通のりんごジュース。
■虫よけ対策
屋外を出歩くことが多いと思ったので、日本から「aromaband」という虫よけブレスレットを持っていってみました。
1つ100円だったかな。効果は1週間とのこと。
■aromaband
かなり強烈なレモングラスのような香りがします。個人的には好きな香りですが、人によっては、苦手かも。
このおかげなのか、意外に、滞在中は蚊に刺されませんでした。
ちなみに、bandには「HEY! DON'T BITE ME, PLEASE!(刺さないで!)」と書かれています。