六本木「La Chasse ラシャッス」へ行く。
六本木にあるお気に入りのジビエ料理専門店、
「La Chasse ラシャッス」へ。
シェフ自らが、銃を持って、日本全国を回り、
その季節の旬のジビエを仕留めて、調理をする。
今日は、千葉で仕留めた日本キジと、北海道で仕留めた蝦夷鹿と、
佐賀嬉野でとれた仔イノシシ(メス、2才くらい)をいただいた。
今年は、台風が多く、
イノシシのエサとなるどんぐりが、大量に木から落ちていたようで、
ここ数年では最高の上質なイノシシが取れたらしい。
・・・というような話が聞けるのも、
買ったきたジビエではなく、獲ってきたジビエだからこそであり、
そういう話をシェフから直接聞きながら料理をいただけるのが、
ここ「La Chasse ラシャッス」の魅力の1つでもある。
■「La Chasse ラシャッス」
http://la-chasse.org/default.htm
■今日のカメ
■「La Chasse ラシャッス」
大江戸線「六本木駅」から徒歩8分ほど。
高台の住宅地に囲まれた非常に分かりにくい場所にあります。
■外観
高い塀に囲まれた、ここがお店。入口に小さな明かりしかなく、ドアも分かりにくいw。これぞ、完全に隠れ家。
■店内の様子①
ヨーロッパの猟師の家に遊びにきたかのような店内。
冬場は、本物の薪を使った暖炉がついています。
■店内の様子②
何度も「ラシャッス」にはお邪魔していますが、見るたびに、羨ましい立派な剥製。
家に剥製を飾ることが、私の100ある野望の中の1つ・・・。
■店内の様子③
「欲しいなら、鹿なら今度猟行ったときに持ってきてあげるよ」とシェフに言っていただけたものの、残念ながら、こんな大きなものを飾れるような家ではなく・・・(泣)。いつか、きっと!
■店内の様子④
いつもだいたい奥の、この半個室を取ってもらっています。落ち着く定位置。
■ろうそくの火
「ラシャッス」の料理が美味しいことは言うまでもないのですが、このろうそくの火の下で静かに食事が出来るのも、楽しみの1つ。
■テーブルセット
テーブルセットはこんな感じ。
■赤ワイン
ジビエに負けないように、スタートから重めな赤で。
■1品目
「千葉で仕留めた日本キジとフォアグラのムース オマールエビのビスクソース 岩手県産肉厚ドンコシイタケを添えて」です。
■キジのムース、アップ
キジとフォアグラの濃厚な味に、エビとシイタケのソースの風味が合わさり、なんとも言えない味わいに。最高。
■自家製パン
濃厚なジビエに負けない風味と堅さのある、しっかりとしたパン。
■パンのお供
カルピスバターに、日本みつ蜂のハチミツに、エクストラバージンオリーブオイル。
■2品目
「シェフが北海道で仕留めた蝦夷鹿コンソメで作った濃厚オニオングラタンスープ」です。
■蝦夷鹿スープ、アップ
玉ねぎの甘味と、蝦夷鹿の濃厚な風味がめちゃくちゃあっていて、とても美味しいスープでした。
■3品目
「佐賀産ホワイトアスパラガスのボイル 千葉で仕留めた日本キジとその猟場でとれたドンコシイタケのデュクセ」です。
シェフが日本キジを仕留めた森に、おそらく昔はシイタケ農園だったと思われる廃墟があり、そこにシイタケだけ立派に自生していて、それを採ってきたものだそう。その時の様子も聞きながら食べると、料理もさらに楽しく、美味しくなる。
■アスパラ、アップ
全くスジなく、シャキシャキした不思議な食感のアスパラに、クリーミーなソースに仕上がった日本キジのソース。
アスパラにも合っていましたが、このソースでパスタ食べたい感じの、濃厚な美味しいソースでした。絶品。
■4品目
「佐賀嬉野でとれた仔イノシシ(メス、2才)ロース肉の低温ロースト 生粒胡椒風味のソース」です。
■仔イノシシ、アップ
すごい脂身の量ですが、口に入れた瞬間、甘みだけ残して溶けて無くなります。すごく不思議で、美味しいイノシシでした。
■デザート①
「千葉県フレッシュイチゴのスープ仕立て イチゴのムースとのアンサンブル」です。
■イチゴ、アップ
ムースにはイチゴの甘味、ソースにはイチゴの酸味が出ていて、合わせて食べると、ちょうどいいイチゴになります。
イチゴ好きにはたまらない一品。
■デザート②
デザートプレートの他に、手作りのアイスやジェラードもあって、このヨーグルトシャーベットが大好きなので、追加でいただきました。うん、うまい!
■アールグレイ
強めで、とても香りの良い、アールグレイ。私好み。