三鷹台「アエスピリトロンパ」へ行く。
都内でも珍しい、スペイン・ガリシア地方料理店、
「A ESPIRITROMPA アエスピリトロンパ」でディナー。
最近、都内でもスペイン料理店が増えてきて、
スペイン料理自体は珍しくなくなってきたが、
一般的なバスク地方の料理ではなく、
スペイン西側海沿いのガリシア地方料理というのが珍しい。
看板でも、都内でここ1軒だけと書かれていた。
全体的に美味しく出来ていて、
店内もゆったり広々してて、居心地もいい。
申し分ない感じなのだが、
ワインに合わせたつまみ的な料理が多いのと、
コレだ!という特徴ある一品がないため、
ご近所だとか、スペイン料理が大好きだとか、何かないと、
ちょっと行きづらいし、誘いづらいし、使いどころが難しいかな、という印象。
美味しいんだけど、客としては難しい。
ホント難しい、お店って。
やられている方も、行く方も。
■「アエスピリトロンパ」
https://ja-jp.facebook.com/Restauranteaespiritrompa
■今日のカメ
■「アエスピリトロンパ」
井の頭線「三鷹台駅」から徒歩7分ほど。駅前の商店街を進んだ、郵便局の隣にあります。
■2階の様子
1階は立ち飲みカウンター、2階がテーブル席。
とてもおしゃれで、広々していて、居心地は良いです。
■薪がいっぱい。
2階から階下を見下ろすと、薪がいっぱいの部屋。
「アエスピリトロンパ」では、石釜で焼くスペインパンもやっていて、販売もしているそうです。
■テーブルセット
テーブルセットはこんな感じ。
■ドリンク
ガリシア地方で一番有名なビール「エストレージャ・ガリシア」と、ガリシア地方の赤ワイン。
赤ワインは、軽めで、やや酸味がある感じ。
■アミューズ①
パプリカとトマトだったかな、やや酸味のあるガスパチョのようなスープ。
■アミューズ②
オリーブといちじくのパン。
■1品目
「紫キャベツとアーリーレッドとイチゴのピンクサラダ」(820円)です。
■ピンクサラダ、アップ
コールスローのようなやや酸味のあるキャベツサラダ。イチゴの風味とクリーミーなドレッシングがいいアクセントになっていて、とても美味しかったです。
■2品目
「エンプティードス盛り合わせ」(1550円)です。
加工肉の盛り合わせのことをスペイン語で「エンプティードス」というそうです。サラミが2種、生ハム1種。
■生ハム、アップ
イベリコペジョータの33ヶ月熟成。いい香り。
■自家製パン
お店自慢の自家製パンだけあって、外はカリッと、中はしっとり、もっちりで、とても美味しかったです。冷めても美味しいパンでした。
■3品目
「甘エビ/海苔と雲丹のクロケッタス」です。
大きめのコロッケが来るかと思っていたら、一口サイズのかわいいコロッケがいっぱい。
■4品目
「焼き立てトロトロ スペインオムレツ」です。
とても上手に出来ていて、味はほぼ卵とじゃがいもで素朴な味ですが、美味しかったです。
■5品目
「ホタテ・エビ・蛸のサルピコン」(1050円)です。
「サルピコン」とは、スペイン料理で魚介類や野菜をドレッシングで和えたマリネのことを言うそうです。
■サルピコン、アップ
マリネと言っても酸味はほとんどなく、やわらかい蛸のソテーという感じ。ソースも合っていて、美味しくできていました。
■6品目
「イベリコ豚ハラミのソルサ」(1350円)です。
「ソルサ」とは、肉をハーブで下味漬けて、それを揚げ焼きしたものだそうです。
■ソルサ、アップ
かなり味が濃いめで、塩がちょっと強いかなという印象。お酒をガンガン飲んでいれば、そんなに気にならないのかもしれないけど。
■デザート
「カスタードとブルーベリーのフィジョア アニスのアイス」(620円)です。
「フィジョア」はクレープのようなデザートだそうです。さすがにスペイン料理は詳しくないので、珍しい料理名や調理法を知れて、勉強になりました。
■中はこんな感じ。
中は、トロトロカスタードです。