イスタンブールへ行く。① ~ケバブでぼったくられた話~
3日間の滞在を終え、カッパドキアからイスタンブールへやってきた。
カッパドキアからイスタンブールへは国内線で約1時間だ。
イスタンブールは、トルコで1、2を争う大都市で、
東ローマ、オスマントルコ時代はコンスタンティノープルとも呼ばれていた。
世界史で習ったなあ、この長い名前・・・。
ちなみに、トルコの首都だと思っている人が多いようだが、
トルコの首都はアンカラなので、首都ではない。
さて、今回はすごい強行スケジュールで、
イスタンブールに入ったのが土曜日だったのだが、
見に行きたかった「グランバザール」というPARCOのセールみたいな市場が、
なんと日曜休みなので、着いた初日に駆け足で行かねばならなかった。
しかも、バッゲージクレームで荷物が全然出てこず、
イスタンブールが、天気悪く、雨が降っており、
本来は、東京と緯度が一緒で、ちょうどいい感じの気温のはずが、
大寒波が来ていて、コート着たくなるほどの寒さだった。
そんな悪条件の中、ホテル着いて、荷物投げ出し、
なんとか地図を見ながらグランバザールまでたどり着き、
一応の目的を果たして、ふー、ちょっと腹空いたから飯でも食うかと、
近くのレストランでケバブを頼んだら、ぼられた。
イスタンブール自体、そもそも物価高いのだが、
英語表記がされていたメニューの欄外に、
ここだけトルコ語のみの注釈が書いており、
どうやら、飲食代、国家公認の消費税に、さらに25%のサービス料を取ると言う。
すざけんなーーーーーーーー!!!!!
英語でかなり文句を言ったが、もうどうすることも出来ず、
私の人生のケバブ価格を軽く更新する、5000円払った。
そんな腹立つ初日に、滞在先のホテルでさらなる腹立つことが起き、
散々なイスタンブール初日だった話は、つづく・・・。
■今日のカメ
■アタテュルク空港
バッゲージクレームで荷物が全然流れてこず、すでに1時間押し。
ここからイスタンブール旧市街まで、約40分だが、渋滞がひどく、1時間くらいかかった。
■旧市街の街並み①
トルコと聞いて、勝手にモロッコっぽい、アラビアンな街並みを想像してましたが、思った以上にヨーロピアンな感じ。
失礼ながら、かなり発展している大都市で、驚きました。
■旧市街の街並み②
町中をトラム(路面電車)が走っているのですが、これが超便利でした。
■旧市街の街並み③
このヨーロッパっぽい街並みの中に、ひょっこりモスクの丸い頭が顔出しているのが、トルコっぽい。
■いざ、グランバザール
グランバザールは、1461年にメフメット2世が王宮横に市場を作ったのが始まりで、現在は、お土産物屋など4400店舗以上が並ぶ大きなショッピングモールです。
■ここが入口
入口はグランバザールの周りにいくつもあり、ここは、No.5とナンバリングされた入口。
■バザールの様子①
アーケード状の作りの細道両側に店がびっしり並んでいて、道は入り組んでいます。人もいっぱい。
■バザールの様子②
建物自体は、かなり古いです。写真撮るには、フォトジェニックですが。
■ランプ屋
トルコランプ「オットマン・ランプ」を売るお店。
ランプ、すごくキレイなんですが、結局、買っても、家の全体の雰囲気と合わないし、断念しました・・・。
■衣装屋
ベリーダンスの衣装を売っているお店。
■陶器屋
陶器はいくつか自分用と、お土産用に購入しました。
■「シャルク・カフヴェスィ」
50年以上続く、バザール内の老舗カフェ。
ここで、ちと休憩。
■店内の様子
信頼を寄せている「aruco」にも載っていたが、おそらく海外のガイドブックでも紹介されているようで、とても混んでいる。店内席数も多いのだが、実質、この量を2名のおじさんスタッフで回していて、すごいな。
■チャイ
トルコのチャイ(紅茶)は、ここに限らず、この量で出てくることからも分かるとおり、渋くて、濃いです。
日本でもヘルシアがちょうどいい濃さの私は、個人的にかなり好みの渋さなんですが、人によっては、きついかも。
■ここでぼられた。
グランバザールNo.5出入口横にある、このケバブ屋で高額料金を払わされました・・・。
まあ、トルコ語で書いてあったと言われればそれまでですが、全体のさらに25%はないし、最初に言ってくれればいいのに。聞いてたら、当然入らなかったけどさ。
■店内の様子
ケバブ屋の目の前に屋根が付いたテラス席があります。
■ケバブ
手前が鶏肉、奥が牛肉。
■ポテトも入れる。
日本のケバブと違い、トルコのケバブは、野菜の他にフライドポテトも挟みます。
■ケバブ、きた。
半分に切ってもらい、取り分け。これが、ぼられたケバブです(苦笑)。
これの1本分と、オレンジジュース×1、水×1、ケバブソースだけで、約5000円。まずくはなく、なかなかの味でしたが、ケバブ5000円はないわー(泣)。
■ソース
ケバブに付けるソース。赤いのはトマトとニンニクのスパイシーソース、白いのはヨーグルトとディル。
トルコでは、やたらトマトとヨーグルトを食べますが、ケバブにこの2つのソースがとても合います。