代官山「リストランテASO」へ行く。
先日の表参道「FRICK (フリック)」に続いて、
ダイナースクラブカード主催の「イタリアンレストランウィーク」で、
代官山の「リストランテASO (リストランテ アソ)」へ。
代官山界隈では、ウェディングでも使われる有名なイタリアンで、
老舗レストラングループ「ひらまつ」の系列店。
味はもちろんのこと、独特で美しい盛り付けが有名で、
ぜひ一度行ってみたいと思っていた。
さて、料理なのだが、確かに丁寧に作られているが、
これと言った特徴のものはなく、正直、また行きたくなる何かがなかった。
期待していた独特の盛り付けも、写真で見たような華やかさはなく、
ダイナースクラブ主催のイベントコースだったからなのかは分からないが、
良くも悪くも、ちょっとひと昔の高級イタリアンという感じだった。
正直、イベント企画のコースでも1万円の、
かなり全体的に値段の高い高級レストランだが、
この値段に対して、この味や内容だと、
競争力のある、もっと良いお店はいっぱいあるなあ、という感じ。
すごく期待しすぎてしまったのかもしれないが、
とはいえ、期待していただけに、とても残念。
■「リストランテASO」
http://www.aso-net.jp/aso/
■今日のカメ
■「リストランテASO」
東急東横線「代官山駅」から徒歩5分ほど。旧山手通り沿いにあります。
■入口
山手通り沿いに面しているところがすぐ入口かと思ったら、そこから奥に入っていった突き当たりのここが入口。
■店内の様子
クラッシックな雰囲気の店内。小さな部屋ごとにいくつかテーブルが置かれていて、全部合わせると、割りと席数はありそうです。
■テーブルセット
テーブルセットはこんな感じ。
エントランスの天井に描かれている青い空の絵が、お皿にも描かれていました。
■自家製パン
パンは6種と、グリッシーニ。こんなにたくさんの種類のパンが一気に出てきたのは初めてかも。
いろんな種類が試せるのは、料理待つ間もちょっと楽しい。
■パンのお供
パンに付けるオリーブオイルと、フワフワのホイップバター。
私が大好きな代々木「トラットリア タンタボッカ」で出してくれるような燻製ホイップバターもありました。バター美味しいー。
■1品目
「フォアグラのカネロニ 黒トリュフソース」です。
■フォアグラ、アップ
美味しくは出来ていましたが、フォアグラも、黒トリュフも、あまり印象に残らず、特徴がない感じでした。
■パンはいっぱい来る。
6種のパン以外にも、さらにパンが来ます。
この手の高級&ポーション小さめレストランだと、パンも小さくて、あまり出さないところが多いですが、ここはパンは結構なボリューム来ます。
■2品目
「モンサンミッシェル産ムール貝と高原キャベツのプッタネスカ風タリオリーニ」です。
プッタネスカとは、「娼婦風」という意味で、海のものや山のものをごちゃまぜにしたパスタ料理のこと。
■タリオリーニ、アップ
私は、ムール貝がちと苦手なので、ホタテに変えてもらいましたが、見た目よりもしっかりと魚介だしがパスタにしみ込んでいて、意外とコクがあり、濃厚。とても美味しいパスタでした。
■3品目
「熟成和牛のカツレツ サフランとパルメザンチーズのリゾットと共に」です。
■和牛カツレツ、アップ
もちろんまずくはないのですが、正直、味はいたって普通。熟成感もあまりなかった。
1万円のコースのメインディッシュがこれなのは、ちょっとガッカリ。
■グラニテ
シャーベット。お口直し。
■小菓子
花瓶に見立てて、小菓子や果物が枝に刺さっています。
一瞬華やかに見えたのですが、刺さっているプラスチックの棒がチープで、刺さっている小菓子もイマイチ。ちょっと残念。
■デザート
モンテビアンコです。
「白い山」の意で、イタリア語のモンブランのこと。
■モンブラン、アップ
ちょっと甘さが強いかな。
■紅茶
ダージリン。普通かな。