青梅「カフェ ニューギニ」へ行く。






人生で、中央線の果ての青梅という町に行くことも、


パプワニューギニアという異国の地に詳しくなることもないと思っていたが、


ある日突然、その2つが同時にやってきた。













これだから、人生は面白くって、やめられない。













めちゃくちゃ晴れていて、気持ちが良かった、とある休日。


ふと遠出がしたくなったので、最寄り駅を走っている中央線で、


行ったところのない駅まで行ってみようと思い立った。


盗んだバイクで走り出す気分で、ちゃんと電車賃払って、電車乗った。













着いたのは、青梅。


中央線で「青梅特快」という単語をよく見るが、


そういえば、一度も来たことがなかった。













すごく静かで、良く言えばノスタルジック、


正直言うと、昭和が残る東京外れの町という感じ。


でも、嫌いじゃない。


私が子供の頃に生まれ育った蒲田も、山こそないが、こんな雰囲気だった。













全く場所が分からないし、駅前に何もないので(笑)、


いい加減お腹も空いてきたので、Google先生に聞いてみる。


すると、近くに「日本で唯一のパプワニューギニア料理店」があると言う。













Jimmy Nelson著「BEFORE THEY PASS AWAY」で見た、


パプワニューギニアの「マッドマン」のお面もあるらしい。


これは、ぜひ見に行きたい!


・・・ということで、行ってきた。














以上が、青梅とパプワニューギニアが一緒にやってきた理由だが、


その凄さは、下記、「今日のカメ」で写真と共にお楽しみいただきたい。













店主のアポさん(日本人)は、鼻にヒクイドリの骨の鼻飾りを刺していた。

f0232060_1234614.jpg




















元々、火吹きの大道芸人をしていて、


その生き様はリリー・フランキーの小説にも描かれていて、


世界一周をしながら、パプワニューギニアの裸族に入り、


以後、毎年1回行われるニューギニア村対抗祭りに、


連続13年間も出場し続けているという。













サラッと笑顔で話してくれるのだが、


凡人にはぶっ飛びすぎていて、訳がわからない(笑)。


電波少年やウルルン滞在記を地でやっているような方だ。













あまりに面白くて、またとても居心地良くて、


お昼食べて1時間くらいで、おいとまさせてもらおうと思ったが、


ついつい3時間以上も長居してしまった。













ちなみに、パプワニューギニア料理は、


物価が高く、あまり外食しない現地では、あくまで家で食べるもので、


都心にあるパプワニューギニア料理店も、オーナーが中華系で、


観光客向けのものが多く、本当の味ではないそうだ。













店主アポさんは、ここにパプワニューギニアの方がいらしても、


現地と同じ味が楽しめるように、日本人の舌に合わせるのではなく、


パプワニューギニアの人に合わせて、味を守り続ける、らしい。













そういう意味で、日本のみならず、世界でもおそらく唯一の、


本物のパプワニューギニア料理が食べれるお店なのだ。













さて、前置きが長くなったが、


魅惑のパプワニューギニアの世界へようこそ。













■「Cafe Niugini カフェ ニューギニ」
https://www.facebook.com/CafeNiugini















■今日のカメ

■境内の中にあります。
f0232060_12141483.jpgJR青梅駅から徒歩15分ほど。

「カフェ ニューギニ」は、成田山清寶院というお寺の境内の中にあります。







■本殿
f0232060_12155619.jpgここが本殿。










■紅葉
f0232060_1219837.jpgお寺のモミジがいい感じで紅葉してました。










■お寺マーケット
f0232060_12162554.jpgこの日は、お寺マーケットの日らしくて、境内でいろんなお店が出店していました。

手作りアクセサリー、石釜ピザ屋、輸入雑貨屋、骨董品屋など。






■本殿の裏へ
f0232060_12182637.jpg裏手に回ると、左手にお寺とすごく違和感のある(笑)、バナナリーフが見えます。









■「カフェニューギニ」
f0232060_12215751.jpgここがお店。庭のバナナの木が目印。










■国旗
f0232060_12223967.jpg窓にはパプワニューギニアの国旗。これも目印。










■店内の様子
f0232060_1224179.jpg木造の日本家屋ですが、中はパプワニューギニアです。

レトロな大きなストーブがあって、とても店内暖かいです。






■精霊の場所
f0232060_12262886.jpg精霊のいる場所だそうです。










■店主アポさんの写真
f0232060_12274886.jpg毎年1回の大きなお祭りには必ず里帰りして(注:店主は日本人です)、こんな格好で、3日間ダンスを踊り続けるそうです。

日本から参加するアポさんは現地では有名人で、ローカルヒーローのようなもの。





■カウンターの様子
f0232060_12293866.jpgテーブルだけでなく、奥に小さなカウンター席もありました。









■祭壇
f0232060_12303047.jpgなんかいろんな世界が混在している、複雑な祭壇w。









■「ニューギニプレート」
f0232060_12314952.jpgパプワニューギニアの料理が1皿で全部楽しめるお得なプレート(1500円)。

現地では非常に贅沢品で、これは1年に1~2回冠婚葬祭で食べれるレベルだそうです。






■プレート料理①
f0232060_1234184.jpg「マギーライス」と言って、パプワニューギニアで唯一の白米の食べ方だそうです。

マギーブイヨンでお馴染みのマギー社が出すインスタントラーメンに、ツナ缶などを加えて煮て、それをご飯にかけています。ブイヨンご飯。まさに、マギー飯です。




■プレート料理②
f0232060_12361243.jpg「ムームー」と呼ばれる家庭料理で、バナナの葉に芋やチキンを入れて、ココナッツミルクで蒸し煮にしたもの。かなりやわらかいです。味はないので、塩を好みで振って食べます。

芋は、京芋で、現地のタロイモと味が似ているそうです。甘くて美味しい。




■プレート料理③
f0232060_1239520.jpg紅葉の季節にかけて、鳥の足「モミジ」もココナッツミルクで蒸し煮に。









■プレート料理④
f0232060_12395995.jpgクッキングバナナを蒸したもの。










■中は、こんな感じ。
f0232060_1240337.jpg甘くなく、ちと酸味のあるバナナという感じ。蒸すと、バナナ独特のニオイが出るので、好き嫌い分かれるかも。

しかし、炭水化物とココナッツミルクがこれだけ多いと、太るだろうなあ。確かに、パプワニューギニアの人で体格良い人多い気がする。




■「サウスパシフィックミールス」
f0232060_12432833.jpgこちらは、「サウスパシフィックミールス」(1500円)。

南インド料理に、パプワニューギニア味、インドネシア味を加えたもの、だそうです。






■ミールス①
f0232060_12454075.jpg左がラッサム、右が豆のサンバル。これを好みで混ぜて、自分でカレーを作ります。

日本のカレーとは全く違いますが、インド風の美味しいカレーでした。






■ミールス②
f0232060_1247131.jpgインドネシア風の厚揚げスウィートチリソース炒めや、キャベツのカレー和えなど。









■ミールス③
f0232060_12482230.jpg焼きバナナと焼きかぼちゃ。甘味があって、バナナは蒸すより、焼いたほうが好き。









■アポさん、化粧中
f0232060_12493015.jpg店主アポさんが、頭羽飾りと、鼻飾りを付け、正装を見せてくださいました。

顔の化粧は、なんとホワイトボードペン。発色が良くて、すごく良いんだそうです。






■店主アポさん
f0232060_12503754.jpgすごく親切で、いろんなことを教えてくださり、とても楽しかったです。ありがとうございました!









■マッドマンに変身!
f0232060_12523033.jpgパプワニューギニアにいる、全身にドロを塗り、奇妙なお面を被った部族「マッドマン」。

そのお面を被らせてもらったのですが、これ土で出来ていて、めちゃくちゃ重く、脳天が割れそうな感じですw。歯は、本物の豚の歯だそうです。





■ニューギニアの貨幣①
f0232060_125528.jpgパプワニューギニアの貨幣、初めて見ました。

コインは日本のものに比べかなり大きく、紙幣はオーストラリアのようにプラスチックで出来ています。






■ニューギニアの貨幣②
f0232060_1256201.jpg単位は、「キナ」です。

豚は大事な財産なので、20キナ紙幣は豚が描かれているんだそうです。







■ニューギニアの貨幣③
f0232060_12575567.jpg50キナは、初代大統領のジョセフ・カブイ。










■部族いっぱい
f0232060_1259675.jpg50キナ紙幣の横には、パプワニューギニアの代表的な民族の顔が描かれています。

50キナで5000円くらい。







■ニューギニアの貨幣④
f0232060_1303877.jpgパプワニューギニアは今バブルだそうで、物価高騰にあわせて、ちょっと前にできた100キナ。

ネタがなかったのか、急に飛行機とか船とか、いろんなものがw。
プロフィール
ゲームプロデューサー
成沢 理恵
「ドラゴンクエスト」や「ファイナルファンタジー」シリーズで知られる㈱スクウェア・エニックスを経て、 現在、ちゅらっぷす株式会社取締役、兼、ゲームプロデューサー。

ヒマさえあれば、国内、海外を食べ歩き、遊び歩く、生粋の遊び人。

その経験は、ゲームづくりにも活かされている、はず……。
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