バリ島へ行く。① ~旅に出ることにしたそもそもの話~










日本の6月の水無月の終わり。


今は梅雨で水がある時期だが、旧暦では梅雨があけて、水が無くなる月を指す。


その頃、私は、まさに乾期で雨降らず、毎日乾いているバリ島にいた。













会社から1週間の休みをもらい、前後の土日合わせて9日間、


私が愛するバリ島の森の中の町「ウブド」というところにいた。













現地での予定は全くなしの一人旅。


こんな変な時期に休みが取れる友達がいなかったのもあるが、


他人のスケジュールや動きに合わせる元気がなかった。













事前に友人や関係者には話はしていたが、


誤解恐れず言うと、かなり疲れていた。












私が現在見ているプロデュースグループという部門には、


ゲームのプロデュースだけでなく、


プロモーション、海外協業、国内協業、法務という、


他では各々独立した部門があるくらいの5つの業務を内包している。


いろんなことができるので、5倍速で経験値が貯まり、


個人的に勉強になってとても良い経験をさせてもらっているのだが、


HPとMPの消費が想定以上に激しい。













足して、使って、また補給して、小まめにメンテナンスはしていたが、


だんだん人と会うのが仕事なのに、人と会いたくなくなってきていたり、


HPとMP消費のバランスがおかしくなり、ひずんできてしまっていた。













こりゃ、一回ちゃんとリセットして、再起動しないとダメだなー。


休暇申請を出すことにし、会社にも関係者の皆さんにも快諾いただき、旅に出た。


出発前日の夜まで会議と打ち合わせでバタバタだったが、心は少し軽かった。













自分のためだけに使った9日間。


気分を落ち着かせるために着ているお気に入りの黒いワンピースも、


左手にしているライオンとおおかみの指輪も全部家に置いて、


スウェットと、Tシャツと、スニーカーで出国。


どんな旅をしていたか、しばらくの間、ちょっとお付き合いいただければありがたい。


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by meshi-quest | 2015-07-09 08:08 | 旅行_海外
プロフィール
ゲームプロデューサー
成沢 理恵
「ドラゴンクエスト」や「ファイナルファンタジー」シリーズで知られる㈱スクウェア・エニックスを経て、 現在、ちゅらっぷす株式会社取締役、兼、ゲームプロデューサー。

ヒマさえあれば、国内、海外を食べ歩き、遊び歩く、生粋の遊び人。

その経験は、ゲームづくりにも活かされている、はず……。
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