気仙沼と陸前高田へ行く。 ~前編~
2012年の3月10日。
東北大震災が起きてから、1年が経とうとしていたちょうど1日前に、
私は、ムームーの森川さんと共に、被災地の気仙沼を訪れた。
その時の衝撃的な様子は、
メシクエ「被災地・気仙沼へ行く。」で全7回に渡り書かせてもらったので、
ぜひその時の状況も併せて、ご覧いただければと思う。
さて、あれから3年が経ち、
久しぶりにまた気仙沼と、その隣の陸前高田に訪れてみようという話があがり、
私もぜひと参加させてもらうことになった。
目覚まし鳴るかヒヤヒヤしながら、
滅多に起きない6時という時間に起床し、朝の東京駅へ向かう。
東京駅は朝っぱらから賑やかで、人で溢れかえっていた。
普通の土曜日なのに、こんなにも旅行者がいるのかと驚かされる。
みんな朝から元気いっぱいだ。
前日、飲み会もあったので、ほとんど寝ておらず、
まずは、新幹線にて、お気に入りの「賛否両論弁当」でHP回復。
爆睡状態で、2時間ちょっと。
岩手県の一ノ関駅に到着。
想像以上に寒く、あからさまに東京の気温と違う。
厚手の上着を持ってきて、良かった。
さて、この日は、気仙沼と陸前高田を回る以外に、
もう1つ、大きな目的があった。
糸井重里さん主宰の「ほぼ日」がやっている気仙沼復興プロジェクトの1つ、
「東北ツリーハウス観光協会」による第5弾目のツリーハウスが完成し、
気仙沼でお披露目会があったのだ。
立派に生い茂った大きな大きな木に、
しっかりとハウスが出来ていて、
大人も子供も上に登れる。
こんな高い木に登ったの、初めてだなー。
空を見上げると、枝がいっぱいで、すごく不思議な気分だ。
気仙沼ツリーハウス第5弾お披露目会の様子と、
糸井さんや森川さんと一緒に撮らせたもらった写真を
なんと「ほぼ日」で掲載いただきました!
ぜひ見てね。
↓↓↓
■「ほぼ日刊イトイ新聞」
http://www.1101.com/pl/2015kesennuma/?dt=20151031123445&ob
■今日のカメ
■新幹線にて
新幹線移動の際には、たいていこの「賛否両論弁当」か、「なすび亭弁当」のどちらかを選びます。
どちらも冷めていても美味しいように計算されて作られてて、おすすめです!
■賛否両論弁当
広尾の和食屋「賛否両論」プロデュースのお弁当。
ご飯が2種に、おかずも野菜、肉、魚とバランス良く入っています。1500円だったかな。美味しいです。
■一ノ関駅に到着
東京から2時間ちょっとで岩手県一ノ関駅に到着。
■一ノ関駅 駅前
雲がどんよりしていて、東京よりもかなり寒かったです。
それなりに駅には乗降者がいたのですが、駅前は閑散としています。ここからレンタカーで気仙沼と陸前高田に向かいます。
■郵便ポスト
駅前のポストの上には、一ノ関市の鳥、おしどりが飾られていました。
■ツリーハウス第5弾に到着
糸井重里さんがプロデュースしている東北ツリーハウス観光協会の第5弾目ツリーハウス。
目の前の大きくて立派な木がツリーハウスになっています。
■ツリーハウスの看板
東北ツリーハウス観光協会の看板。
気仙沼に観光資源を作ろうと始まったプロジェクトだそうです。これからどんどんツリーハウスの数も増やしていくようなので、地元の人だけでなく、観光客も増えてくるといいなあ。
■わりと山奥
一ノ関駅から車で1時間半ほど。周りには少しだけ民家はありますが、わりと山奥です。
ツリーハウスに耐えうるような強い木となると、ちょっと奥まで行かないとないんでしょうね。
■ツリーハウス外観①
ツリーハウスは、1つのところにまとまっているだけではなく、ここはこの1つだけ。
耐えうる木の問題もあり、これまで作られていた4つのツリーハウスも気仙沼の他の場所に点在しているそうです。
■ツリーハウス外観②
第5弾目は、「MERRYメリー」という名前で船の形をしていました。
デザインは、木を見てから、スタッフ全員で決めているそうです。
■ツリーハウス内観①
ツリーハウスは2段になっていて、ここが階段登って一段目。テーブルやイスがあります。
■階段
木の上なので、かなり細くて、狭い階段を登ってあがります。
■ツリーハウス内観②
ここが2段目の最上階。
■下を覗いてみた。
最上階から下を覗いた様子。小さく写っているのが下にいる人。これくらいの高さ。
周りが見渡せて、山とか見えて、見晴らしがいいです。
■ツリーの周りの様子①
ツリーハウスの周りに、小さなテントのようなものもありました。中に入って座ったりできます。
■ツリーの周りの様子②
ツリーハウスの目の前に、ツリーハウスカフェというカフェが出来ていました。木で作られたミニアスレチックのような遊戯場も併設されています。