上海出張へ行く④ ~南翔饅頭店の小籠包~
上海の有名な観光地の1つ、「豫園(ヨエン)」。
明代の庭園で、その周りは一大観光地となっており、人が溢れかえってる。
映画とかで見かけた古き良き中国らしい中国が観光地として見れる場所だ。
中国版の日光江戸村、とでも言えるだろうか。
私が大学生の頃、まだ中国の物価がビックリするくらい安かった時代、
よく中国に遊びに来ていて、その際に「豫園」にも一度来ていたのだが、
今回少し出張の空き時間を利用して、十数年ぶりに再び来てみた。
大学生の時に感じたワクワクは当然なくて、
全体的に物価も高く、雰囲気は当時のままだけど、
なんだかだいぶ変わっちゃった印象。私も、中国も。
さて、今回わざわざタクシー飛ばしてやってきたのは、
単に「豫園」の思い出に浸りたかったわけではなく、
あることを確かめるため、だった。
この「豫園」の中に、上海で有名な小籠包のお店があって、
大学時代にここ「豫園」に来て、初めて食べてえらく感動し、
以来、だいぶメシクエでも色んなお店で小籠包を食べたが、
この「豫園」にある「南翔饅頭店」の味を超えていない。
そして、ついに、やってきてしまった。
メシクエin上海、フィーチャリング「南翔饅頭店」!!
特製肉入り小籠包6個で、約600円。
当時は6個で300円くらいで、物価が上がり、倍近い値段になってしまったが、
それでも、思い出補正とかではなく、ガチで小籠包美味かった。
今まで食べた小籠包の中で、やっぱりここのが一番うまい。
十数年の時を経て、ようやく小籠包クエスト完了。
■今日のカメ
■「南翔饅頭店」
上海の有名な観光地、豫園商場の中にあります。めちゃくちゃ混んでます。
■店内の様子
十数年前に来た時には、確か2階までしかなくて、机の上に食べこぼしがのこっているような場所で、こんなにきれいなテーブルじゃなかったですが、今は3階まであって、比較的きれい。
■テーブルセット
テーブルセットはこんな感じ。十数年前に来た時には、こんな紙のテーブルセットなんてなくて、筒の容器に自由に取る箸が置かれているだけでした。
■小籠包
色んな具の小籠包がありますが、個人的には一番代表的な特製肉入り小籠包が好み。6個で約600円。
■アップ
皮をひと噛みすると、中から美味しい肉汁がジュワーッと出てきます。とにかく、中のあんが美味しい。普通に肉が詰まっているだけのように見えるんだけど、その肉の味が違う。絶品。
■スープ
貝柱と錦糸卵のスープ。かなり薄味。
■お茶
グラスに熱湯と、そのまま茶葉が突っ込まれている中国式のホットティー。口に茶葉がガンガン入るが、気にせず、口から出しながら飲むのが中国式。