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散歩が好きだ。

散歩は字のごとく「歩いて散策すること」であるから、外に踏み出したときに目的を定めない。

散歩人は風の如し。
どこまで行って、いつ帰ってくるか、それも風の吹くまま、気の向くままである。

目的を決めず、行き当たりバッタリで何かを見たり、聞いたり、知ったりすることがもともと好きなので、日本にいても時間があるとふらっと外に出ることが多い。

そこには、行き先も目的も時間制限もない。
私も散歩人、ゆえに風の如し。

今回の旅でも、とてもよく外に散歩に出かけた。
わざとちょっと裏道に入ってみたり、露店でアイスを買ってみたり、近所のスーパーに寄ってみたり、海で釣りをしているおじちゃんと話をしたり。
なんとも優雅な時間の過ごし方だ。気がつくと、2~3時間は経っていたりする。

散歩に出ると色々な発見をする。
「あ、こんなところに店があったのか!」とか「空がすごくキレイだなぁ・・・」とか。

考えたり、思ったりするのは、なにも脳ミソだけの仕事ではない。
散歩に出ることで、普段の生活ではめったにできない「ココロに何かを考えさせる」ということができる。
その分、普段の生活で頑張っている脳ミソには休んでもらうのだ。

散歩好きの話をすると、よく「一人で出かけるのはちょっと苦手・・・だから散歩もあまりしない。」という人にお目にかかる。

数人でぶらぶらするのもいいが、それは散歩ではない。
できるかぎり、一人で散歩をすることをお勧めしたい。

散歩は風の如しなので、数人いるとそれぞれの『風』を身にまとった人が集まることになるので、たがいにぶつかり合い、しまいには、行き先も目的も時間制限も出てきてしまう。
そうなってくると、『風』同士との調整をするために、休みを与えたはずの脳ミソも活動を迫られてしまう。
これでは散歩は満喫できない。

さて、今回の旅で何回も散歩をして、色んなことを得た。

東京では見れない、広くて青い空をいっぱい目に焼き付けたし、美味しい空気もいっぱいいっぱい吸った。
新宿の排気ガスでいっぱいになった私の肺も、これでちっとは浄化されたんじゃないかと思う。

今年は、いつもよりもいっぱい買い物をした。
中でも陶器をたくさん買った。
散歩をしていてたまたま入った雑貨屋のおばちゃんと仲良くなったので、トカゲやカエルをモチーフとした食器を安くしてもらって、大量に購入した。

お土産というものは、日本の観光地でもそうだが、大きくくくった地域内では内容に大差がないことが多い。
質だったりは違いがあれど、バリで言えば籐で作られたバック、かご、ランチョンマット、銀細工、木工細工のお面や動物のオブジェなどは大抵どこの土産物屋でも手に入る。
大型土産物店であればあるほど、一般性を求め、ありがち土産しか置いていない。

ところが、散歩をしながら、個人経営の土産物屋を物色していくと、同じ銀細工でも見たことのない模様の品を置いていたり、陶器でも普通で見かけない色やデザインの品を置いていたりする。
これはラッキーだ。

今回も散歩ラッキーが続き、かれこれ数回バリに来ているが、お目にかかったことのないデザインや色の陶器を見つけた。もちろん買った。

スーツケースに詰まるかしら?とか割れたらどうしようかしら?などは考えない。
すべては買ってから考える。割れないように詰めて、意地でも日本へ持ち帰る、これが正しい答えだ。

散歩ラッキーのおかげで購入した品物が多く、帰りのスーツケースは、分かってはいたが・・・、尋常でない重さになっていた。



振り返ると、遊ぶか、買うか、食うか、寝るかのどれかしかしていなかった気がする10日間だったが、南国の楽園で、この4つの行為を好きなだけできるなんて、なんとも贅沢な休日であった。

デジカメのどの写真を見返しても、私がえらく楽しそうに写っていた。
とりついていた悪霊が取り払われたかのようだ。
自分ながら、なんて正直なヤツ・・・と思う(笑)。

バリはいい。

やっぱりバリはいい。








■今日のバリなカメ。


■ヌサドゥア地区の正面ゲート
f0232060_1514772.jpgホテルが密集するヌサドゥア地区に入る正面ゲート。
この門にはちゃんと宗教的な意味があり、悪霊が通ると両側から門が閉じて、悪霊を押しつぶすらしいです。





■日差し強いです
f0232060_15142984.jpg日中は日差しが強くて、まぶしかったです。正面ゲートの真下で撮影。








■ヌサドゥア地区の様子
f0232060_15145262.jpg渋滞などは一切なく、いたって穏やかな道路です。









■近所のスーパー
f0232060_1518056.jpgバリでは有名なスーパーチェーン「Tragia(トラギア)」。
食品から日用品、衣服、電化製品、土産物など何でも揃います。

これはホテルから一番近いヌサドゥア地区内のトラギアですが、ホテル街の正面ゲートを出て民家の中にも同じトラギアがあり、同じ品物でも数十円~数百円安いです。




■トラギアで何を買うかというと・・・
f0232060_15184887.jpgこれです、バリカップラーメン(笑)。
プールで遊んで、レストランに行くまでもないようなちょっと小腹が空いたときなどに食べてました。

味はまぁ、中の下くらいです。中には、すげーマズイのもありましたが。やっぱりインスタント食品は日本がスゴイと思います。



■トカゲのカップ&ソーサー
f0232060_1516161.jpg今回買った陶器の1つ。
カップの側面にかわいいトカゲが張り付いています。
色も渋くて、クリーミーなグリーンも模様があしらわれています。お気に入り。







■カエルのお猪口
f0232060_15164418.jpgカエルをあしらったお猪口です。
家で日本酒を飲むことなんて、めったにないんですが、使うか使わないかはともかく、気に入って即買いました。
今年の年末のホームパーティーの時にでも出そうと思います。
by meshi-quest | 2003-11-19 15:12 | 旅行_海外
今回の旅では、やたらと日本食を食べる機会が多かった。


バリで日本食と言うと、「福太郎」というチェーン店の名前が必ずあがる。
一度でもバリに行かれた方は、空港やら街中やらで「福太郎」のデカイ看板を見かけたことがあると思う。
バリ政府から食に関する賞を受賞している、とにかくバリでは有名な日本食チェーン店だ。

私がいつも泊まっているシェラトンラグーナ・ヌサドゥアホテルの近くにも「福太郎」がある。
もう数回バリには行っているが、実はまだ一度も行ったことがなかった。

ある夜、遠出をして帰ってきて、これから街に飯食いに行くのも面倒だなぁ・・・と思っていた日があって、初めて、「福太郎」に行ってみた。

ウェイター、ウェイトレス、板前さん、すべて現地の人だったが、すごく流暢な日本語と挨拶をしてきた。
日本食のレストランなのだから、当然なのかもしれないが、難しい日本語を、かつ客相手に丁寧に話さねばならないので、ここで働いている人たちはさぞかし日本語と日本の勉強をしているのだと思う。感心。

メニューには、寿司をはじめ、タイのお造り、カツ丼、豚のしょうが焼き、焼肉、そば、うどん、鉄板焼き、おしんこ、味噌汁などありとあらゆる日本食が網羅されていた。
メニューは、丁寧に写真付きなのだが、写真を見た感じ、日本で食べる日本食となんら変わりはなかった。

当初は、「福太郎」メニューのウリになっていた【焼肉食べ放題バイキング】というのにチャレンジしてみる予定だった。
「おいおい、バリまで来て焼肉食べ放題バイキングかよ!」という滑稽さを味わってみたかったのだ(笑)。

たまたまいた日本人従業員さんに相談してみると、「現地の肉を使っているので、バイキングとは言えど、お口に合うかどうか・・・」と正直かつ心細い回答を得たので、客としては素直にバイキングはあきらめ、単品で頼むことにした。

注文したのは、寿司にぎり、おしんこ、カニのお味噌汁、日本茶(ホット)。
日本茶はサービスではなく、意外に高かった。

さて、早速来たのだが、見た目は全く普通の寿司と変わりないのだが、まず、シャリ違う。
日本の寿司飯のように、サラッとしておらず、水気が強く粘着質であった。
ネタはまぐろ、白身魚、えび、たまごなど、日本でもお馴染みのネタであり、味はまぁまぁという感じ。

全体として、食べれんほどまずいというわけではないのだが、「違う」という印象はすごく受けた。
「寿司」ではなく、「バリ寿司」なんだろうなぁ、正確には。似て非なるもの。
周りに大の寿司好きで通っている小娘としては、やはり日本の寿司の方が断然好きだ。

おしんこはちょっと塩気が強すぎで、味噌汁は、カニの香りはするものの、ダシが十分に出ていない印象を受けた。

やはり技術を同じにしても、使う素材や水など、1つ1つが異なっているため、見た目が同じでも味が違う。

これが、海外版日本食の限界なのだろうか・・・。
「食」は奥深い。

私たちの中で海外版日本食の限界を悟り始めていた頃、たまたまガイドブックで「祭り」という日本食屋を見つけた。
チェーン店ではなく、個人でやっている店らしいのだが、写真で載っていた大きなのれんの店構えが妙に気になって行ってみることにした。
場所は、クタ・レギャンというバリの繁華街から北に進んだスミニャックという地域にある。

決して大きな店ではないが、天井が高く、壁に日本の帯などをインテリアとして飾っていたりして、良い雰囲気の店であった。
メニューはさほど多くはなく、英語表記のみだったが、寿司、そば、おにぎり、肉じゃがなど家庭料理を揃えていた。
私は懲りずに鉄火丼と味噌汁にチャレンジしてみた。

今日の味噌汁という日替わり味噌汁で、今日はさやえんどうの味噌汁だった。
さやえんどうという非常に日本の家庭っぽい感じが気に入った。

で、実際、食してみる。
これが、「あ、味噌汁うめー」と普通に思ってしまうほど、美味かった。
日本のそこら辺の定食屋で出す味噌汁よりも美味かったかもしれん。
ダシもとれているし(たぶん、カニでダシを取っている)、非常に優しくて懐かしい味がした。

次に、鉄火丼がやってきた。
この鉄火丼も、すごく美味かった。ビックリした。
マグロもちゃんとしていたし、何よりシャリがちゃんとしていた。
味や水分量など、日本の寿司飯に忠実に作られていた。

完食。
まだまだ海外版日本食も捨てたもんじゃないなぁ・・・・、そう思わせてくれたこの日本食レストランに感謝する。

日本食を外から見つめなおしてみるのは面白い。
いつも当たり前のように食べている日本食であるが、日本食を作るに必要な素材、水などが揃っているからこそ、あのいつもの味になっているのだ。

今回、バリで日本食を食べてみて、米の味や味噌汁の味が気になった。
そう考えると、いかに日本食を構成するにあたって米や水が大事で、いかにそれに恵まれている環境に住んでいるかが分かる。

さらに、日本には、日本食以外にも中華やイタリアン、フレンチや東南アジア料理など、海外に行かずして色々なものが食べれて、しかも、それなりに何でも美味い。
もちろん、現地の本場料理には勝てないものも多いが、各国の料理が『普通』に美味いと感じられるなんて、恵まれている国だと思う。

と、まぁ、こんなウンチクたれるのにたまには海外版日本食を食べてみるのもイイもんだ。







■今日のバリなカメ。


◆寿司にぎり(福太郎チェーンにて)
f0232060_15111730.jpg 寿司飯の味がもうちょっときいていて、シャリの水っぽさがなければ良かったんだけどなぁ。。。

でも、日本語にも対応しているし、日本食も数多く揃えているので、日本食が恋しくなった人には良いかもしれません。しかも、ホテルへの送迎アリ。




◆鉄火丼とさやえんどうの味噌汁
f0232060_15113918.jpgこれは、ホント美味かったです。
特に味噌汁をここまで忠実に再現できていたのはすばらしい。







◆バリ風豆腐の肉詰め揚げ
f0232060_15115885.jpgエステを受けにスパに行った時に、併設されていたカフェで食べた料理。
『タフゴレン』というらしい。

バリにも豆腐というものが存在するらしく、豆腐の中にバリ風の調味をしたひき肉とキャベツを炒めたものを詰め、揚げたもので、非常に美味しかった。

厳密には日本食ではないのですが、味は非常にしょうゆと合う日本食でした。
by meshi-quest | 2003-11-18 15:09 | 旅行_海外
前コラムで朝食と昼食について触れた。

昼間はのんびりして、夕方くらいから行動するという生活を送っていたので、必然的に朝食と昼食はホテル内もしくはホテル近辺で食べていた。

夕食に関しては、町に買い物に行くついでに町の食堂で食べたり、日本から持っていったガイドブックでレストランを見つけて食べに行ったりしていた。

去年までの夕食は、現地で友達になったカリアニがいるレストランに通っていたのだが、悲しいことに、テロの影響による不景気の波をまともに受けてしまい、彼女の働いていたレストランがつぶれてしまった。

彼女の店は見た目は普通のレストランだったが、バリで回ったどこの店よりも絶品のナシゴレンを出していた。ホテルのナシゴレンよりも美味しかった。
ナシゴレンだけでなく、「サテ」と呼ばれるインドネシア風焼き鳥や「チャプチャイ」と呼ばれるインドネシア風野菜炒めなど家庭的な料理を数多く揃えていて、どれも美味しかった。

彼女と会えなくなってしまったこと、あの絶品のナシゴレンが食べれなくなってしまったことは非常に残念でならない。

今回の旅では、彼女のレストランに行けなくなってしまったことで、毎度夕食をどこで食べるか考えねばならなかった。





とある夜、何を食べようかとガイドブックを見ていたところ、インドネシア宮廷料理を食べさせてくれるレストランを見つけた。

ガイドブックによるとどうやら外国人に超人気らしく、インドネシア宮廷料理の味を忠実に再現しており、地元の人からも美味しいと評判とのこと。
予約が必要で、特に中庭でバリダンスが行われている20:00~21:00は非常に混むらしい。

思えば、もう数回バリに来ているが、いつもお気に入りのナシゴレンやシーフードばかり食べていて、こういった伝統文化っぽいちゃんとした食事をしたことがなかった。

というわけで早速ホテルから電話をかけ、予約を取った。
もうこの日の席は空いておらず、食事は明日となった。

そして、ディナー当日。
ホテルに来ていた送迎車に乗って、ホテルのあるヌサドゥアから、そのレストランがあるブノアまで約10分。
ブノアはキレイなビーチとマリンスポーツで有名な地域だ。

ついたレストランは見た目は普通のバリ風レストランだったが、ひとたび門をくぐると、中央の中庭でガムラン演奏者が生演奏をしており、それを取り囲むようにオープンエアの客席があり、非常に開放的な空間であった。
料理の鉄人のクッキングスタジアムみたいにオープンキッチンで客の目の前で数名のシェフが料理を作っており、それを見ながら食事ができるようになっていた。

とても贅沢な造りになっており、バリという南国リゾートの雰囲気と、広い土地があるからこそ実現できるレストランであった。
バリのレストランは、こういう開放的で贅沢な空間をとっているレストランが多い。

同じ日本の大手ガイドブックのコメントを見てきたのだろうか、異様に日本人のカップルが多かった。同様にオージーガイドブックでも紹介されているのか、オーストラリア系外国人も多かった。

メニューは、基本的に宮廷料理のコース。
肉中心のコース、シーフード中心のコース、ベジタリアン向けの野菜中心のコース、この3種。

英語で色々説明がされているのだが、基本的にどれも「indonesian」(インドネシアの)、「traditional」(伝統的な)、「spicy」(スパイスのきいた)のこの3つの英単語ばかり出てくるので、実際の味は食ってみないことにはよう分からない。

インドネシアに来ているのだから当然「indonesian」だし、宮廷料理を食いにきているのだから当然「traditional」、もっと言ってしまえば、この国で「spicy」じゃないものなんてない(苦笑)。
もっと具体的な情報が欲しかったのだが・・・仕方ないので、とりあえずオマカセで肉中心のコースを頼んだ。

しばらくすると、まず前菜である野菜のピクルス(酢漬け)と、炭焼き台の上に乗ったサテ(焼き鳥)がやってきた。
普通のレストランで食べるサテは普通に肉が串刺しになっているのだが、このサテはどちらかというと日本で言う「つくね」に近かった。
よく日本のちょっとオシャレ風創作料理居酒屋でありがちの「手ごね風つくね串 一本250円」みたいなちょっと太めのつくね串を想像していただければ、ほぼあっている。

味は、まぁ美味いんだが、このつくねの中に私の苦手な香草がたんまり入っていたので、個人的には普通のサテのほうが好きだ。

サテを食べているあたりで、中庭でガムランの音が大きくなり、バリダンスが始まった。

バリダンスの横で、とある日本人の子供が、ダンサーのお姉ちゃんの腰振りをマネして、くねくねして、観客の注目を浴びていた。
クレヨンしんちゃんを想像してもらいたい。
親御さんが何度が出て行っては連れ戻すのだが、よほどステージに立ちたいのか、また舞い戻ってくる。
親御さんにとっては、「うちのバカ息子がすみません・・」くらい気が気でなかっただろうが、私はバリダンスよりバカダンスの方を楽しんで観ていた(笑)。

そうこうしているうちに宮廷料理メインディッシュの登場。
大きなプレートに数種のおかずが乗ったセットと3色のご飯が運ばれてきた。
プレートには、香草の牛肉煮込み、ピクルス、カレー、バナナの葉で蒸した鶏肉などが小鉢に入っていた。

ご飯は、インドネシアで縁起がイイ色なのか、黄色、赤、白の3色米が取り分けられた。
味はせず、このご飯に先ほどのおかずを取って、食べるというものだ。

おかずに強烈な香草の味がついていて、しかもどれも同じ香草を使っているっぽいため、味に変化がない。

個人的には、いつものナシゴレンの方が好きだ。
周りを見ると、みんなすごく美味しそうに食べている。
私だけか・・・・?どうやら和の国の江戸の端から来た庶民には、インドネシア王宮のことは理解できなかったらしい。

最後に銀のプレートに色々な果物と日本で言う甘い大福のようなお菓子が盛られたデザートが来て、宮廷料理は終了した。

このコースで1人約3500円。バリの通常価格帯からすれば、超高級だ。





総括として、強烈な香草が私の舌に合わなかったのが最大の敗因なのだが、「へぇ、バリの王宮って、こんなの食べてたんだー」という知識料に3500円を払ったと思えば、良い経験になった。

ちょっと京都の会席料理みたいなものを期待してたんだけどなぁ。見た目にも「おお!」という高級感と色々な種類の食事。
結局、香草がつらくてかなり残しちゃったこともあり、ホテルに帰っておなかがすき、お菓子を食べ始める始末(苦笑)。

でも、超スパイシー好きな方にはお勧めします。
実際、うちのテーブル以外の客はみんな目をキラキラさせながら、美味そうに食べてたんで。

え?そのレストランの名前??

そうなんですよ、それなんですけど・・・ここまで書いといてなんなんですが、美味いという感覚が自分の脳ミソに残らなかったために忘れちゃったんですよね、レストランの名前(笑)。

大手バリガイドブックのヌサドゥア・ブノア地区の紹介に絶対載っていると思いますので、あとはよろしく・・・ということで(苦笑)。すんません。








■今日のバリなカメ。


◆メインディッシュ
f0232060_1581442.jpg見るからに「香草入ってますっ!」という感じのおかずたち。
ちなみに手前のばかでかい赤唐辛子は飾り物です。最初は、これも食うのか???と思いましたが・・・・。





◆三色米
f0232060_1583232.jpgこの3色は日本で言う赤飯みたいなもんなんでしょうかねぇ・・・?
味は特になく、ちょっと固めのご飯でした。見た目には可愛らしい感じでした。






◆バリダンス
f0232060_1585330.jpgせっかくのバリダンスだったんですが、クレヨンしんちゃんによるくねくねダンスに目を取られてしまいました。
by meshi-quest | 2003-11-17 15:07 | 旅行_海外
バリへ行く前の日、仕事がたまっていたので、かなり遅くまで仕事をしてから、家に帰った。
当然、荷造りする暇もなかったので、家に帰ってからやるつもりだった。

今は、午前3時。
明日は朝8時には家を出なけばならないことを考えると、このまま眠らずに起きていたほうが良い。

・・・・・と、そんなことを考えながら、6時までは意識があった。
が、うかつにも「ちょっとだけ・・・」と自分に自分で言い訳をしながら、寝てしまった。

次に目が覚めたときには、7時50分。
奇跡的に目が覚めてくれただけでもラッキーだった。
手も足も使い、すごく強引にトランクを閉め、ここから数分の間の私の神風のような身支度っぷりは、私のつたない筆では伝えることができない。
相当ミラクルだった。

簡単に言うと、寝坊してしまったのだ。
なんとしても8時半に東京駅に着き、成田エクスプレスに乗らねばならない。
般若のような形相で階段という階段を肺胞が続く限りダッシュした。

東京駅に着いたのが8時26分。
JRのホームから成田エクスプレスが出ているホームまではかなり離れていて、軽く5分以上かかる。
かなり「終わった・・・」感が強かったのだが、それでも人を掻き分け、走るだけ走った。
階段は当然2段飛ばし、エスカレーターも走っておりる。

そうしてホームに着いたのが8時29分。
ちょうど目の前に成田エクスプレスが到着するところだった。

何とか間に合った・・・・。
起きたてのほとんど働いていない脳みそにムチ打ったことと、普段走らないのにいきなり足の筋肉を使ったことで、とてつもない疲労が襲ってきた。
いつも暇で仕方がない成田までの道のりだが、完全に意識を失い、あっと言う間に空港だった。

機内でもほとんど寝てしまった。
今回は直行便だったので、6時間ちょっとでバリに到着した。



機内で寝ていたせいか、少しカラダが楽になった。
前回コラムでお伝えしたように空港内に金額交渉タクシーがいなくなってしまったので、正規料金でホテルへ向かった。

「タクシー?安いよ!」という片言日本語はバリ空港名物でもあったので、個人的にはちょっと寂しくもあるが、何も知らない日本人(特に新婚旅行風のカップルや女の子同士ツアーリスト)が被害を受けてしまうケースが多いので、きちんとしていることは良いことなのかもしれない。

タクシーに乗っている間、窓から町並みを見ながら「あぁ、やっと来たんだなぁ・・・」としみじみ。
夕暮れの田園風景や石造りの寺院など、どこかホッとさせる南国の風景が広がっている。
やっぱり、バリはイイ国だ。

いつものシェラトンラグーナ・ヌサドゥアホテルに到着。
踊り子さんによるバロンダンスのお出迎えと、ガムランの楽器の音がロビーに響く。

そして、いつものラグーンアクセスの部屋へ。
うかれモードのイキオイで、そのままベランダからラグーンプールに飛び込んでやろうかくらいの気分ではあったが、ちょっと寒かったので、また明日。
ちょっとは私も大人になったなぁ・・と思いつつ、ご飯を食べて、今日はゆっくり疲れをとる。

翌朝、早速恒例の朝食バイキングに繰り出す。
ゲンキンなもので、普段の生活では全く朝は起きれず、仮に起きたとしても朝食を食べるほどの元気な胃は存在していないのだが、旅先では人が変わったように、朝からアタマも胃もフル回転になる。

この朝の私のフル回転っぷりは、バリ限定のものではなく、日本の温泉旅行に行っても、「旅」というイベントごとがあれば発揮される。
温泉宿の朝食など、朝からご飯2杯くらいは軽くモリモリ食べる。

私だけでなく、「旅先だと朝ご飯食べれるのよねぇ・・・」という人は結構多いのではないかと思う。
旅に出ることで無意識のうちに胃にかせられていた「ストレス」というタガがはずされるからだろう。

こうして考えると、人間のカラダはよくできていて、アタマも、目も、耳も、胃も全部別機能でありながら、互いに密に関係しあっているのだ。
旅に来ているという意識、目で見る南国の風景、耳で聞く波の音、これによって、胃も自由に思う存分活動を始める。
素晴らしい。



この調子で普段生活に戻っても、ちゃんと早く起きて、ちゃんと朝食べて・・・と、いつも思うのだが、そうは世の中うまくいかず、毎朝2個も目覚ましをかけているのに起きれず、朝ご飯を食べていないので、朝にどっさり仕事が来ると体力が尽きてしまうという残念な今日の私がいるのである(苦笑)。

今日のカメで私がバリ初日の朝に食べた朝食を素直に申告するが、「朝から食べすぎじゃねーの?」などと言ったつっこみはせず、「朝からフル回転で元気いっぱいなのね。うふ。」というあたたかーい気持ちで見守っていただければ幸いである。








■今日のバリなカメ。

◆朝食
f0232060_1554384.jpgシェラトンの朝はバイキングです。
朝10時まで食事が可能ですが、だいたい毎朝9時頃にレストランに行っていました。

メニューは、肉料理、卵料理などのメインディッシュ、ナシゴレン(インドネシア風チャーハン)やミーゴレン(インドネシア風チャーハン)などのインドネシア料理、パン、デザート、ジュースなどなどたくさんあります。
肉料理などのメイン料理は、毎日変わります。

中でも私が必ず食べるのが、注文してから焼いてくれるホットケーキ。
とろけるバターとメイプルシロップがすごく美味しいんです。

ちなみに、この日の朝食は、ホットケーキ、スクランブルドエッグ、サラダ、ナシゴレンとミーゴレン、カリカリベーコン、ミニビーフハンバーグ、マッシュルーム炒め、メロン、オレンジジュースでした。


◆昼食 その(1)
f0232060_156389.jpg朝食を食べた後は、ほとんど動けないので(「そりゃ、そうだろ」・・という声が聞こえた)、外のコテージでお昼寝をしたり、ラグーンプールにプカプカ浮いたりしながら、過ごします。

朝食をたんまり食べても、食べる時間帯が早いので、だいたい2時くらいにはおなかが減り、コテージに昼食を運んでもらったりします。

今回、よく食べていたのはビーフハンバーグとトマトのハンバーガー。
ボリューム満点で美味い


◆昼食 その(2)
f0232060_1562736.jpgラグーンに取り寄せではなく、ちゃんとレストランに食べに行ったときのメニュー。
チキンの香草焼きとナシゴレンです。

シェラトン内のレストランなので、ちょっと高めで、チキンが約2000円、ナシゴレンが1200円くらいです。
ちなみに町でナシゴレンを食べた場合は、300~400円くらいだったりします。
by meshi-quest | 2003-11-16 15:04 | 旅行_海外
今年も早いもんで、あと1ヵ月半。
早い。本当に早い。



今年・・・・。

コラムにも書いたように去年の年末に1ヶ月入院してしまい、明けて今年に入り、仕事復帰してからも非常にバタバタしていた。
バタバタの中、入院の原因となった肝臓もあまり調子がよくなかったが、それよりも何よりも実は持病の爆弾を抱えている腎臓の方が調子悪くなっていた。

昔患った腎臓病のせいで、それ以後、ストレスと疲れがたまると左腰に激痛が走る。
今年はとにかくこいつに悩まされた。
自分の机に戻れず、トイレでうずくまっていることもしばしばあった。
鎮痛剤を飲んでも効かない、ただただ痛みと冷や汗だけが続く。
もう嫌だった。

肉体的にも、精神的にもいっぱいになっていたので、早々と休みたかったのだが、実際は、バリどころか夏休みもなさそうだった。
半ばあきらめかけていたのだが、様々な人のご理解、ご協力、助けをいただいて、お休みをさせてもらった。
それが、今年9月中旬のことだった。

体の調子が悪いと思考もまともに働かないらしい。
色々なことが頭の中をグルグルしていて、混乱していたので、一旦リセットしないと使い物にならん状態になっていた。

あの国へ行くしかない・・・。

本来であれば取れないであろう出発ギリギリの航空券を、何とか旅行会社の友達に頼んで取ってもらった。
アタマとカラダを休めて、すべてを一旦リセットするのだ。
こうして、バリ行きが決まった。

今から年末までの間、こうしてバリの思い出に浸かりながらコラムの原稿を書き、今年の大変だったことは一切忘れて、楽しい記憶の中だけで生活をし、そっと新年を迎える・・・そんな魂胆で(笑)、季節外れの今年の夏のバリ日記を書かせていただく。



毎年毎年バリに行くのは非常に楽しくて仕方がないのだが、今年のバリ行きは、いつもとはちょっと違う気持ちがあった。

あの残虐なテロ事件から、ちょうど1年にあたるのである。
去年のバリはテロ事件前だったので、今回が私にとってテロ後初めてのバリだ。

クタ(テロ事件があった繁華街)はどうなったんだろう・・・、友達はいつものように元気にレストランで働いているだろうか・・・、色々な心配が頭をよぎる。
何度も行って、友達もできて、すごく好きな国だからこそ、あのテロ事件は異国事とは思えない。

どうか、「いつもと同じ」であって欲しい。
楽しみ半分、心配半分、そんな気持ちだった。



1年ぶりに降り立ったデンパサール空港は、テロ事件の影響を受けてか、非常に警備が厳重になっていた。
初めてバリに来たとき、入国審査のおじさんがかなり親しげに話しかけてきて、入国とは何の関係もない世間話をしたりしていたが、今回はそんな世間話をするような隙を与えないくらい入国審査担当者も厳重かつ事務的になっていた。

テロの影響なのか、単に1年間のうちにバリが変わっただけなのかは分からないないが、空港だけでなく、色々な点で去年とだいぶ違う印象を受けた。

一番ショックだったのは、友達が行方知れずになってしまったこと。
前回バリに行ったときにコラムでも写真を載せた友達のカリアニが働いているレストランが、テロの影響で観光客が減ってしまったため、つぶれてしまった。
このレストランは、私がいつも泊まっているホテルの近くにあって、いつも利用していたのだが、1年ぶりに行ってみたら、跡形もなくなっていた。

レストラン跡地近くの人に聞いてみたところ、彼女はレストランの倒産により、ちょっと遠い場所にある別のレストランで働いているとのことで、今回の旅では会うことができなかった。
日本からいつもお土産を持っていっていて、今回も和物柄のポーチをお土産に持ってきたのだが、結局渡すことができなかった。



下記、今回の旅で私が違う印象を受けた内容をざっと箇条書きにしてみた。

◆空港の警備が厳重になった。
以前は、入国審査でも世間話をしたり、空港内にインチキポーター(ひとの荷物を頼んでもないのに勝手に出口まで運び、その後、荷運び料としてチップをせがむ荷運び人)がウロウロしていたりと、いい意味でも悪い意味でもいいかげんなムードが満載だったのだが、そういったことがなくなった。

◆空港内に白タクがいなくなった。
空港出口で荷物を持って立っていると必ずホテルの場所を聞いてきて、値段交渉をするタクシー運転手がいっぱいいたが、空港内に限っては一切いなくなった。
個人的には、交渉によってかなり安くできていたので、ありがたかったのだが・・。

◆道路で3ケツ、4ケツのバイクがいなくなった。そして、みんなヘルメット着用を守るようになった。
これは良いことなのだが、交通規制も厳しくなったのか、以前よく見かけた「無理やり家族全員が1台のバイクで移動」(お母さんが運転をし、前に子供1人、後ろに2人、計4人の4ケツ乗り)とかがいなくなった。

◆レストラン、お土産屋が少なくなっていた。
私のいつも泊まっている「シェラトンラグーナ・ヌサドゥアホテル」から歩いて3分くらいのところに、「ギャラリア・ヌサドゥア」という大型ショッピングモールがある。
ホント大きくて、すごい数の飲食店、土産物屋が集まっており、昼夜とてもにぎやかだったのだが、今回行ってみたら、1/3くらいの店が閉店をしていた。
お気に入りの雑貨店も、よく通っていたスパもなくなってしまった。

バリの収入源の多くは観光に頼っているので、町にあった小規模店の多くがつぶれてしまったようだ。
そういう小規模店の方が、安くて、かわいくて、珍しいものをいっぱい置いていたので、残念でならない。

◆観光客が少なかった。
町にもホテルにも非常に観光客が少なかった。
9月という時期の問題もあったのかもしれないが、ホテルのプールやレストランもちらほら人がいる程度だった。
バリ観光客の多くはオーストラリア人と日本人なのだが、そのどちらも例年より少なかった印象を受けた。
特に日本人の女の子2人組の旅、去年まではよく見かけた光景だったが、それもあまりいなかった。

◆露天商が少なくなった。
観光客減少の影響を受けてか、道でファストフード系の食べ物やアクセサリー、雑貨などを売る露天商が少なくなった。
また、バリの町を歩いていると決まって「オネサン、ミチュワミは~?(金を取って三つ編をしてくれる)」とか「ツメ、キレイねー(金を取って、マニキュアをしてくれる)」というお声がかかり、断っても断っても来るのですごく大変・・・というのが通例なのだが、そんな勧誘もあまりなかった。

◆店がまけなくなった。
バリで土産物屋に入ると必ずと言っていいほど、「ディスコンするよー」と言われる。
つまり、ディスカウント、値引きをしてくれるのだが、その値引も尋常じゃないほど下がる。
買うどうか迷うそぶりをして、違う店に行こうとすると、元値の1/2、1/3と、面白いようにどんどん下がってくる。
この買い物における駆け引きもバリの楽しみの1つだったのだが、テロの影響かどうかは分からないが、小型自営店が減ったこともあり、価格をまけない店が増えてきた。

日本人オーナー経営店など、同じ日本人として値ごろ感やこっちの手のうちを知っている店が増えており、店内にしっかりと「Fixed Price」なる壁紙を貼っている店が増えた。

個人的に、「まける」「まけてもらう」という行為は、恥ずかしいことでも、ちゃっかり行為でも何でもなく、商売人と客の正しいあり方だと思う。
日本ではほとんど見られないが、本来はそういうやりとりのコミュニケーションも買い物の楽しみの1つだと思っている。

ハッキリ言ってしまうと、現地価格で半分以下にまけさせたとしても、日本円になおすと数十円~数百円の単位であり、「まけさせる」という行為によって、お金がどうこうということは全くないのだ。
「やりとりが楽しい」ということに尽きる。

客は店主に「まけさせた」という快感と自分の希望価格で購入できた満足感があり、店主も「もう、そこまで言うなら仕方がねぇや!もってけどろぼう!」的な開放感があったりする。

これができなくなってきたのは、ちと寂しい気がする。

◆いつもより元気がなかった。
「誰が」ということはないのだが、全体的に元気、活気がない気がした。
元々、バリの人たちはすごく人懐っこくて、ノリの良い人たちで、観光客と触れ合うのを仕事抜きにとても楽しんでいるので、観光客が少なくなってしまったことで、みんな元気がなくなっていたように見えた。テロによってバリにネガティブなイメージがついてしまったことを非常に気にしている感じであった。



以上が、ざっと久しぶりにバリに行って感じたことである。

結論から言うと、バリは「変わっていた」。

よくドラマでありがちな数年ぶりに同窓会であった初恋の人との再会・・・・じゃないけど(笑)、変わらないで欲しいと思っても、すべて時の流れと共に変わっていくのだろう。

確かに変わってはいたのだが・・・、なんというか、バリの持つ温かさ、おおらかさみたいなコアにある部分は、一昨年も、去年も、今年も変わってはいなかった。

そして、来年も、この先もきっと変わらないのだろう。
バリを愛するいち日本人として、それだけは変わらないと信じている。








■今日のバリなカメ。

◆人、少なく・・・。
f0232060_1524515.jpgお馴染み「シェラトンラグーナ・ヌサドゥアホテル」のラグーンプール。
ホテルをとりまくようにラグーンが川のように張り巡らされております。

別に人がいないときを狙って撮ったわけではなく、普通にこんな感じで、ラグーンが貸切状態になることもしばしば。個人的には、ラグーン独り占めだったので、気兼ねなくのんびりできてよかったです。


◆プライベートビーチにも人少なく・・・。
f0232060_153935.jpgビーチの様子。
これまた、とある普通の午後の昼下がりに撮影した写真です。
ホント、人少なかった。




◆9月は雨季。
f0232060_1533466.jpgバリは9月から雨季に入ります。
なので、今回の旅でもしばしばふられたり、天気が悪かったりしました。
時には、南国だというのにプールに入るのを悩むくらい寒いこともありました。

旅の中で、唯一、丸一日雨に降られてしまった日の様子。
仕方ないので、部屋の中で、ゲームボーイやってました(笑)。
by meshi-quest | 2003-11-15 15:01 | 旅行_海外
先日、話をしていたときに、友達が私にこう言った。
「松竹梅と各種取り揃えてるけど、どれがいい?」



上記の「取り揃えている・・・」という内容は大したことではないので、この際どうでもいいのだが、今日の問題は実は「松竹梅」にある。

「松竹梅」とは別に日本酒の名前ではなく、言わずとしれた物事の等級を示す言葉である。

ところが、このとき私はとっさに、この「松竹梅」のうちでどれが一番でどれが三番目かが分からなかったのだ。

竹が真ん中であることはなんとなく分かる。3つのうちの真ん中に挟まっているし。
が、松と梅がどっちが格上なのかが本気で分からなかった。
どっちが上なのだろう・・・・・。

松竹梅を日常でよく見かけるのは、たぶん、和食の食事処ではないかと思う。
例えば、鰻屋さん。
鰻の大きさ、質などで、メニューの鰻重のところに「松竹梅」とか書いてあって、値段が違っているので、どれが格上か一発で分かる。

でも、どうして、あの時「松竹梅」の判別が付かなかったのだろう・・・。

その答えは、物事の等級を示すために用いているアイテムに問題があると思われる。
つまり、松と竹と梅。この3アイテムだ。

私にとっては、松とも竹とも梅とも、実生活で縁遠いので、どれが高級で格上でというのが、全くもって感覚として分かっていないのだ。
だから、鰻屋さんのように、「値段」という分かりやすいファクターが一緒にセットになっているとすんなり分かることが、「松竹梅」という単語だけ出されると分からないのだ。

実生活感覚に当てはめて考えると、私にとっては、竹の香りは入浴剤とかでも好きだし、「竹」に関しては、結構格上判定になっている。
梅においても、見た目も可愛らしいし、華やかさもあるので、格上判定である。
松に関しては、和風の高級感はあっても、私の実生活に縁遠い植物のため、ちょっと格が下がる。

そんなことも踏まえて総合的に考えると、「松竹梅」の等級制は、「竹梅松」もしくは「梅竹松」になりかねない。
同じ問題を京都で考えていたら結果は違っていたのかもしれない。
ここは東京。とかく松とも竹とも梅とも縁遠いのだ。



こんな「等級」という大事なジャッジをするためのアイテムが分かりにくいのは非常に問題がある。
家に帰って久しぶりに机から国語辞典を取り出し「松竹梅の中でどれが一番か?」を学んだから良いものを、あの私なら、笑顔で「これください」と「梅」と書かれた何かを受け取ってしまいそうだった。
これはまずい。

そもそも、分かりにくいから誤解を生むのだ。
であれば、もっと分かりやすいアイテムに置き換えればいいのだ。

そこで、ちょっと私なりに考えてみた。



◆「トロ・エビ・鉄火巻き」

私の好きな寿司で等級を考えてみた。
もちろん、トロが松、エビが竹、鉄火が梅である。
他にも、「エンガワ・ハマチ・納豆巻き」でもいい。

ただし、問題点として、私個人の好みが非常に満載であるため一般性に欠けていること。
そして、年を取ったときに、「トロは脂っこくてねぇ・・・」とか言いながら「鉄火」が自分にとっての「松」になって逆転している危険性もある。恒久的に使えない。あまりお勧めできない等級制だ。

◆「お茶・紅茶・コーラ」

ドリンクに当てはめて考えてみたが、これも非常に私の好み満載でお勧めが全くできない。
炭酸が一切飲めない私にとっては、コーラは「梅」扱いなのだ。

◆「メロン・イチゴ・バナナ」

私の好きな果物を等級化してみたのだが、これまた自分だけが分かる等級制になってしまった。
本当は洋ナシとさくらんぼとかも大好きなのだが、メジャーな果物でまとめてみた。



・・・うーむ。
こうして考えると、なかなか良い等級ジャッジアイテムは見つからないもんで、結局のところ「松竹梅」を使うしかないようである(苦笑)。



まぁ、こんなことを考えながら、筆を執り、秋の夜長を過ごすのもまた一興である(笑)。







先日、仕事でお世話になっている会社さんからチケットをいただき、初めて総合格闘技「PRIDE」の試合を見に行ってきました。

この日はPRIDEグランプリ2003ということで、場所は東京ドーム。雨にもかかわらず、超満員のお客さんでした。

個人的に格闘技を見るのは大好きで、実はプロレスラーさんともお友達ということもあり、よく男女問わずプロレスの試合とかを見に、後楽園ホールとか行ってました。
あと、最近では、K-1とかの試合をテレビでよく見ています。

PRIDEは初めてだったんですが、とにかくすごいお客さんの数でびっくりしました。
どんな格闘技でも、格闘技はホント楽しいです。
自分がリングに立っているわけでもなんでもないのに、あたかも自分が相手を倒したかのような気がして、スカッとしますね。

ただ、PRIDEは「ちょっと格闘技を知っている人」用という気はしました。
私もあまり詳しいほうではないですが、PRIDEでは打撃と寝技による攻撃を許しているので、立った状態での打撃のときはパンチや蹴りで激しいのですが、寝技になると膠着状態が続いて、リングの上でモゾモゾしているだけに見えてしまうので、分からない人にとっては地味に見えてしまうかも。

プロレスとかは派手な演出やリングの上から跳んだりなどの技があったり、K-1は打撃だけなので一発の強烈パンチによるKOがあったりと、なんだかよく分からないけど圧倒されちゃうというのがあるんですが。

PRIDEファンの方に聞くと、それだけPRIDEはガチンコでやっている試合なので、寝技のときも見えないかもしれないが有利な戦況をとるための攻防があったりと、「そこが楽しいのよ!」とのこと。

私にとっては、格闘技好きなので、非常に楽しかったです。

11/9(日)PRIDEグランプリ2003の情報は、こちらのPRIDEオフィシャルサイトにて。
きっと私の説明聞くより、分かりやすいと思います・・・・。
http://www.so-net.ne.jp/pride/events/pride_gp_2003/index.html

◆PRIDEグランプリ2003
f0232060_1501149.jpgロイヤルリングサイドという席をいただいたので、リングから近かったです。






◆超満員のお客さん
f0232060_1502891.jpg2階の上の方の席までみっちりお客さんが来ていました。






◆派手な演出
f0232060_150472.jpg選手が入場してくるとスモークが出たり、大きなモニターを使った派手な演出がされます。
それを見るだけでも楽しいです。
by meshi-quest | 2003-11-12 14:58
プロフィール
ゲームプロデューサー
成沢 理恵
「ドラゴンクエスト」や「ファイナルファンタジー」シリーズで知られる㈱スクウェア・エニックスを経て、 現在、ちゅらっぷす株式会社取締役、兼、ゲームプロデューサー。

ヒマさえあれば、国内、海外を食べ歩き、遊び歩く、生粋の遊び人。

その経験は、ゲームづくりにも活かされている、はず……。
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