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よく晴れたとある日、お墓参りをしに、埼玉へ行った。

うちからだと電車を乗り継いで、約1時間ちょっとかかる。

お墓の前には一面に緑の稲の田んぼが広がる。

車も、人も少なく、静かにお墓と向き合い、同時に自分と向き合い、そういう時間は大切だなぁ、と思う。


帰りに、ふじみ野に評判のケーキ屋があると聞いて立ち寄った。

駅から徒歩3分くらいのところにある、おしゃれなケーキ屋。

ケーキだけでなく、焼き菓子やパンなども売っていて、店内にはバターの良い香りが広がり、どれも美味しそうだった。

基本は持ち帰り専用だが、テラスにある4席だけ食べることができるとのことで、早速買ったケーキを食べてみた。

甘さ控えめで、スポンジや生クリームの味が良く出来ていて、かなり美味しい。

値段も良心的だし、とても良い。

2点だけ残念なこととして、「家からかなり遠いことと(個人的に)」、「テラスの飲食用の紅茶がかなりまずかった」のが心残り。

「美味しくない」紅茶はあれど、「まずい」紅茶と書くことはあまりないのだが、お湯を飲んでいるようで、香りもなければ、味もなかった。

ケーキと合わない。

まぁ、喫茶はメインでなく、サービスの一環なのだろうけど、こんなにケーキが美味しいのに、ドリンクがこれでは非常に勿体ないので、次行く時までに改善されていることを心から願う。




■パティスリー・ブロンディール
http://www.blondir.com/








■今日のカメ

■田んぼ
f0232060_1775819.jpg見渡す限り田んぼです。のどかです。











■「ブロンディール」外観の様子
f0232060_178438.jpg店内は撮影禁止とのことで、外観だけ。お見せできないのが残念ですが、店内はすごくかわいく、ステキなお店でした。











■ショートケーキ
f0232060_178146.jpgそのケーキ屋さんの良し悪しは「ショートケーキ」で分かると思っています。オーソドックスでありながら、ケーキの基本ですし、スポンジ、生クリーム、果物、ちゃんと良し悪しが出るエッセンスが含まれています。ブロンディールのショートケーキは、どれも良く、かなり美味しかったです。450円くらい。








■レモンレアチーズ
f0232060_1782185.jpgレモンの香りがするレアチーズケーキです。すごく食べやすく、甘さ控えめで、これも美味しかったです。固めのレアチーズです。











■シュークリーム
f0232060_1783076.jpg店内で皮だけ売っていて、注文を受けてから、中のカスタードを入れてくれます。シュークリームというより、焼き菓子やクッキーに近いかも。かなり固めですが、美味しいです。










■問題の紅茶
f0232060_1784139.jpgティーバッグではなく、ちゃんと茶葉で入れてくれているのですが、正直、まずいです。入れ方を失敗したのか、茶葉が少なすぎるのか、そもそも茶葉が良くないのか・・・残念。400円くらい。
by meshi-quest | 2009-08-31 17:07


とある休日。


のんびり散歩をしたい気分だったので、目黒川へ。









都内でありながら、なんだかまるで旅行にでも来た気分になれる。


静かで緑も豊富で、目黒川はホント気持ちがいい。











ちょうどお昼時だったので、お昼は目黒川の近くで。


噂は聞いていて、なかなか行く機会がなかった「青家」へ。











ここは、京都のおばんさい料理を食べさせてくれるお店で、


昼は普通にランチを出してくれるが、夜は会員制で会員以外は入れない。











目黒川から一本裏に入った路地の一軒家。


木のぬくもりがある、懐かしい雰囲気。ちょっと薄暗く、いい感じ。


机の横に団扇が置かれていたのは、この暑い夏になかなか良いサービスだと思った。













さて、食事だが、こちらは普通かな。


雰囲気が気に入ったので、必要以上に期待しすぎてしまったのかもしれないが、


決してまずくはなく、それなりに美味しいのだが、あまり感動はなかった。


コストパフォーマンスを考えると、ちょっと高いかな・・・。










和風のスウィーツもあるので、のんびり食事やカフェを楽しみたい人にはいいかも。













■青家
http://www.aoya-nakameguro.com/index.html















■今日のカメ

■目黒川
f0232060_1751718.jpg静かで本当に落ち着きます。











■目黒川沿いの様子
f0232060_1752919.jpg川に沿って散歩道が続いていて、脇には飲食店や服屋が並んでいます。












■青家
f0232060_1753729.jpg東急東横線中目黒駅から徒歩15分ほど。ちょっと遠いですが、目黒川沿いを歩きながら、散歩がてらに。












■どんつきの一軒家
f0232060_1754544.jpgこの細道を入った奥にあります。













■入口
f0232060_1755322.jpg入口というか、玄関ですね(笑)。本当にお家っぽいです。









■外にはテラス席も
f0232060_176265.jpg玄関横にテラス席もあります。










■店内の様子
f0232060_1761162.jpgちょっと薄暗い古民家です。独特の雰囲気があって、個人的には好きです。1階はカウンター数席とテーブル席数席、2階もあるようです。








■団扇
f0232060_1762073.jpg各テーブルの脇にうちわがあります。この暑い夏、外から歩いてやって来ると、いくら中がクーラー付いていても、しばらくは全然体温下がらないですが、こうやって団扇のサービスがあるのはいいですね。






■前菜
f0232060_1762858.jpg日替わり定食を頼みました。定食に付く前菜です。左から野菜をマヨネーズで和えたもの、きゅうりと鶏肉の梅肉和え、ししとう焼きです。








■ご飯とお味噌汁
f0232060_1763540.jpgご飯は黒米が入っていました。










■鶏肉の香味揚げ ねぎソースがけ
f0232060_1764369.jpg鶏肉は柔らかくて美味しかったですが、若干、衣がしょっぱかったかな。









■隣はキンケロ・シアター
f0232060_1765190.jpg青家の隣は、最近、愛川欽也さんが作った劇場「キンケロ・シアター」です。


ご招待いただき、銀座の日本料理店「小十」へ。












話を伺うに、なんでも、「小十」でこの時期出される天然ウナギが絶品なのだとか。


ウナギも大好きな食べ物の1つなので、超楽しみにして行った。













さて、結論から言うと、とてもとても美味しかった。


美味しすぎて、ちょっとのけぞってしまったほどの料理もあった。











前回「小十」さんへ初めて行った時に、


「あぁ、美味しい・・・」(しみじみ)と思ったが、


今回はさらにそれを上回る美味しさだった。













和食はホント難しいと思うのだが、


心底美味しいと思える料理を出せる「小十」は素晴らしいと思う。


参りました・・・。














■小十
http://www.kojyu.jp/

















■今日のカメ

■部屋の様子
f0232060_1705031.jpg料理の様を見ながら食事できるカウンター数席と、後は個室。これは個室の様子。












■焼酎
f0232060_170594.jpg左が「眞海」と、右が「九兵衛」。かなりしっかりとした、濃いめの焼酎です。












■1品目 お椀
f0232060_171979.jpg和食のコースで1品目から椀物が出るのは非常に珍しいです。大将曰く、蓋を開けて中身を見るドキドキ感を出したくて(笑)・・とのこと。








■1品目の中身
f0232060_1711877.jpg茄子などの茹でた夏野菜の上にウニが乗っていて、周りはとうもろこしの冷たいすり流しです。これ、1品目からのけぞっちゃうくらい美味しかったです。ウニの濃さと、とうもろこしのほのかな甘みが最高。






■2品目 お椀
f0232060_1712686.jpg大将の気まぐれなのか、2品目もお椀シリーズでした(笑)。ミシュラン3ツ星の名店なのに、型にはまったりせず、あちこちに遊び心が入っているところが、「小十」の良いところだと思います。







■2品目の中身
f0232060_1713433.jpgあわびの冷たいすり流しの中にお蕎麦が入っています。上は、蒸しあわび。あわびの良い香りがフワッと口に広がって、なんともぜいたくなお蕎麦です。








■3品目 お椀
f0232060_1714337.jpgまたもお椀です(笑)。3回連続で来るとは思ってませんでした(笑)。









■3品目の中身
f0232060_1715159.jpgえびしんじょうが入った、あたたかい出汁のお椀です。ここで、2回目ののけぞりをしました。エビの甘いこと、甘いこと。そして、やさしいお出汁。絶品。ずっと食べ続けていたいような味。







■4品目 お造り
f0232060_1715943.jpgここでお椀シリーズ終了です。大間のまぐろ、いか、白身です。まぐろの濃厚で美味しいことは言うまでもないですが、いかと白身も塩でいただけるほど、甘みがあって美味しかったです。







■5品目 あゆの姿揚げ
f0232060_172987.jpg生きたあゆをそのまま揚げたお料理。大きなお皿に笹が乗っていて、見た目にもすごく夏らしい感じでした。








■あゆの断末魔が聞こえる・・・
f0232060_172184.jpgすごい顔で、今にも叫びだしそうです(苦笑)。大変申し訳なかったのですが、私はあゆが苦手で、特にあゆの苦味なのですが、少し残させてもらいました。ごめんなさい。







■6品目 瓜と牛肉のしぐれ煮
f0232060_1724225.jpgご飯が食べたくなるような、ちょっと濃いめの味付けで、これも美味しかったです。牛肉がかなり柔らかかったです。








■土鍋ご飯
f0232060_1725262.jpgウナギ登場の前に、ご飯が炊けたということで、見せに来てくれました。キレイに炊けてます。









■ご飯セット
f0232060_173174.jpg先ほどの土鍋ご飯と、香の物、赤だしです。










■7品目 天然ウナギの蒲焼
f0232060_173212.jpg細長いお皿に乗って、ついに登場。今日は、鹿児島で獲れた天然の大ウナギだそうです。すごいいい香りが部屋中に充満しています。これもかなり美味しいです。ご飯、お代わりしちゃいました。







■大阪式の「まむし」焼き
f0232060_1732943.jpg大阪ではウナギのことを「まむし」というそうですが、小十のウナギは、「まむし」焼きに近いそうです。

江戸前の東京式蒲焼は、蒸し焼きなので、箸で切れるほど柔らかいですが、小十の蒲焼は、蒸さないでじっくり長時間火を通して焼くので、外側がカリッと固く、中がふっくらしています。

印象としては、東京式のウナギの蒲焼はうな重とかに向くけど、大阪式のウナギの蒲焼はウナギをおかずに、ご飯を食べる方があっている、そんな感じがしました。



■デザート
f0232060_1733860.jpg奥左から時計回りにスイカとカスタードのデザート、抹茶のミニあんみつ、ココナッツと木いちごのソルベです。一番右の赤いものは、スイカのジュースです。







■煎茶
f0232060_1734612.jpgやっぱり和食にはお茶が合いますね。










■小十のお姉さん
f0232060_1735580.jpg前回も配膳をしてくれた小十のお姉さん。とても接客が上手で、堅苦しくなく、すごく話やすい方で、とても好きです。
by meshi-quest | 2009-08-28 16:59 | 銀座
今もそうだが、とんこつラーメンが大好きだ。

あの濃厚な味と豚臭さがイイ。

大学時代は、原宿の「九州じゃんがら」ラーメンがお気に入りで、週に3回は食べていたときもあった。

とんこつのコラーゲンはお肌ツルツルになると言われているが、どちらかというと、コラーゲンのおかげではなく、単純にとんこつのせいで太ってつややかになっていたのではないかと思う。

今思えば、コレステロールの妖精にでもとりつかれていたのだろう。


さて、用があってあって原宿へ行ったので、ついでに数年ぶりに「九州じゃんがら」へ行った。

昔と違って、店内がすごくキレイになっており、2階はバーのような酒も出すようになっていた。

「ぼんしゃん 味玉入り」と、追加で「きくらげ」を注文。

ワンパターンなので、大学時代からこの変わらずコレを注文している。

ぼんゃんらーめん」という味の濃いとんこつラーメンに、味付け玉子がトッピングされているメニューだ。

早速食べてみるが、「ん?・・・こんなに薄かったっけ?」

想像していたよりも、サッパリしているとんこつに感じられた。


家の近くに、ビックリするほど濃厚なとんこつラーメン屋があって、最初の1口、2口は、劇的にウマいんだが、食べ続けているうちにだんだんと胃がやられ(笑)、食べ途中あたりで撃沈する。

もう何回かトライしているが、完食をしたことがない(笑)。

食べると必ず調子が悪くなるのだが、あの味が忘れられず、また2ヶ月後くらいに魔が差したように行ってしまったりする。

若干、中毒気味。


話を戻して、そんなこんなで、まずいわけではないし、おそらく味が落ちているわけでもないと思うんだが、もっと上をゆく濃厚とんこつを食べているので、単純に私の味覚が変わったんだと思う。




■九州じゃんがら
http://www.kyusyujangara.co.jp/








■今日のカメ

■原宿「九州じゃんがら」2階
f0232060_16584131.jpg1階はせわしないので、いつも2階を利用していました。









■店内の様子
f0232060_16584922.jpg私が通っていた頃は、こんなバーカウンターのようなものはなかったのですが、きれいに改装されていました。昔より、気持ち席数が減った気がする。










■ぼんしゃんらーめん 味玉入り
f0232060_16585991.jpg濃さはともかく、味は昔と変わらず。ねぎ、チャーシュー、きくらげ、味付け玉子が入ってます。ここの味付け玉子は、半熟で美味しいです。









■きくらげトッピング
f0232060_1659927.jpgきくらげ好きなので、追加トッピングです。100円。ここのきくらげは厚みがあって、歯ごたえもあり、美味しいです。
夏と言えば、何でしょうか?

海、プール、山、イベント、花火・・・・それもいいけど、ノンノン、違います。

幽霊画です(笑)。


東京・谷中にある「全生庵」というお寺で、毎年8月1日~31日までの1ヶ月間、この寺が所蔵している貴重な「幽霊画」が一般公開されている。

幽霊画の話に行く前に、まずちょっと歴史の話からしないといけないのだが、「全生庵」は、幕末から明治にかけて活躍した政治家、思想家でもある山岡鉄舟が建立した寺である。

山岡鉄舟は「禅」の達人としても知られており、その禅の弟子の中に、落語家の三遊亭円朝がいる。

話を幽霊画に戻して、この幽霊画は元々は円朝が所蔵していたコレクションなのだが、亡くなられた後、縁あって、遺族の方がこの寺に寄贈したということらしい。

ちなみに、三遊亭円朝も幕末から明治にかけて活躍した落語界の大看板で、幽霊でいえば、「怪談牡丹燈籠」などのお話の原作者でもある。

「なんで幽霊画が全生庵にあるか?」は、ざっくり書くと、こんな感じだ。


さて、今度は、「なんで私が行ったか?」だが、まぁ、ざっくり書くと、「興味深々だったから」だ(笑)。

噂を聞いてからずっと行きたいと思っていたのだが、なかなかチャンスがなく、やっと行けた。

嫌いな方にとっては、なんでわざわざ行くんだ?くらいの感覚かと思うが、西洋幽霊と日本幽霊の違い、西洋死後の世界と日本死後の世界の考え方の違い、日本の幽霊はどんな顔をしているのか、やっぱりいわゆる「お岩さん」のような顔なんだろうか、どんな人たちが見に来ているのだろう、もう考えれば考えるほど、色んな事が浮かんできて、興味が尽きない(笑)。


さてさて、時はちょうどいい感じでお盆シーズン。真夏日。

千代田線「千駄木」駅を降りて、下町を歩いて、徒歩10分。

町には至るところで「円朝まつり」と書かれたのぼりを立てていたが、お盆休みということもあってか、人はまばらだった。


幽霊画の展示はお寺本堂の横の小さな部屋で行われていた。

靴を脱いで、拝観料500円を払う。

部屋に入ると、円山応挙や歌川広重など、有名な日本画家たちの幽霊掛軸が30点ほど、所狭しと並べられていた。

来ている人は少なく、10名くらいだろうか。年配の方よりも、意外に若い人が多かった。

写真撮影禁止なので、伝えづらいのだが、個人的には鰭埼英明という画家の美人幽霊と、名前は忘れてしまったが、子供を抱え、すごい形相でこちらをにらんでいる幽霊画が良かった。

あと、これまた作者を忘れてしまったが、お岩さんのように片目が腫れた女の幽霊の絵も良かった。

幽霊画に「良かった」というのも、なんだか合っているんだが、ないんだか分からんが(笑)、良かった。


感想として、全部それぞれ違う作者が描いているのだが、楽しそうな幽霊は1人もおらず、日本における幽霊は、「現実世界になんらかの未練、恨みつらみを残して出てしまう」という世界観なんだろうなぁ、と思った。

あと、大きく分けて2つの風潮があって、幽霊を美しい女性で描く人と、あからさまに髪や歯が抜け落ちて妖怪っぽく描く人で分かれているように思った。

日本文化に触れつつ、夏らしい、というか、お盆らしい一日を過ごした。




■全生庵
http://www.theway.jp/zen/








■今日のカメ

■円朝まつり
f0232060_16555360.jpg千駄木から谷中にかけて、この「円朝まつり」と書かれたのぼりがいっぱい立っていました。幽霊画一般公開以外にも、落語のイベントなども行われるようです。











■全生庵
f0232060_1656245.jpg千代田線千駄木駅から10分ほど。周りには全生庵以外にも多数のお寺があります。













■幽霊画展
f0232060_16561162.jpg待望の幽霊画展開催中です。














■入口
f0232060_16561934.jpg目の前が本堂で、裏がお墓。そんなに大きくはありません。















■金の観音様
f0232060_16562895.jpg裏のお墓の真ん中に金色の大きな観音様が立っています。













■「café 2Lotus」
f0232060_16563510.jpg幽霊画の途中で寄ったギャラリーを兼ねているカフェ。















■猫がいました
f0232060_16564211.jpg綺麗な毛並みをしたオス猫がいました。













■バナナジュース
f0232060_16565071.jpgバナナを1本丸ごと使いますと書かれていたので、注文。ミルクたっぷりの濃厚バナナジュースを期待していたんですが、ちょっと薄く、あんまり甘くなくて、好みのバナナジュースではありまでした(苦笑)。










■いせ辰
f0232060_16565741.jpg以前、千駄木へ行った時にも立ち寄った和紙や日本工芸の店。












■お土産① ぽち袋
f0232060_165773.jpgお金を入れる小さな袋。絵柄が派手でかわいいので、いっぱい買っちゃいました。











■お土産② ぽちメモ
f0232060_16571512.jpgぽち袋を小さく切ったメモ帳です。小さな折り紙のような感じでかわいいです。








■お土産③ キッチンペーパー
f0232060_16572322.jpg和柄のキッチンペーパー。家で揚げ物を出す時とかに敷いて使っています。
by meshi-quest | 2009-08-25 16:54 | 上野・浅草


このコラムでは9割食べ物ネタが占めているので、


よく人から、「ホントいろんな店に行ってるねー」と言われるが、


実は、この倍、もしかしたら、倍々くらいは行っている。









行ってはいるが、色んな事情で書かない、書けない場合があるのだ。



書かない場合は、こんなとき。






・デジカメを忘れた。



・話が重くて、気軽に写真を撮れる状況ではない。



・あまりに気にって行きすぎている店で、来店回数が多すぎて、

 そのたびに書いても、面白みがない。



・あまりに美味しくて、撮影する前に、食べてしまっていた。

 コレ、割りとある(笑)。



・仕事関係の方とご一緒している。

 このコラムを知っていて、むしろ「載せてよ!」と言ってくださる方もいるので、
 その場合は、許可いただき、載せている時もあり。



・店側の事情で載せられない。

 少人数対応の隠れ家的なお店は、宣伝することで

 一見さんが増えるのを嫌がるので、載せない場合も。







だいたい、こんな感じだ。








自分でもよく食ってるなぁ・・と思うが、


食べることが楽しくて仕方がないので、まぁ、良しとしよう。






いつか何かの役に立つだろう(笑)。








さて、2008年に初訪問をし、以降、何度も予約チャレンジをし続けたが、


予約が取れず、ようやく1年ぶりに「煮込み屋 なりた」へ再訪した。






仕事関係ではあるが、プライベートで私とグルメ同盟を組ませていただいている方が


以前の「なりた」のコラムを読んでくださって、「ぜひ行ってみたい!」とのことで、


毎日のように予約の電話をかけ、予約を取ってくださったのだ。







ちなみに、「なりた」は直近1週間の予約を、


1週間前のその日の夜0:00から電話予約受付をするというスタイルになっていて、


0:00ピッタリに電話をかけると一足遅いのか、話中になっていて、


0:05くらいにやっと掛ったと思うと、すでに予約が埋まってしまったりする、


なんともタイミングの難しい店なのだ。








まぁ、それだけ美味しいし、人気店という証拠なのだろうが(笑)。








久しぶりの「なりた」は、相変わらずボリュームたっぷりで、


相変わらず美味しい料理が出てきた。







本当にいい店なんだが、席数が少なく、人気店がゆえに、


2時間ほどで完全交代させられるので、ゆっくり食事ができないのが、残念。







私たちも、時間内に食べきれず、最後の方はかけ込むように食べ、


急いで店を出て、その後、別のカフェに入って、


そこで食事の感想を語るという、変なスタイルになった(笑)。

















■今日のカメ

■「煮込み屋 なりた」
f0232060_16522821.jpgJR代々木駅から徒歩1分ほどの路地にあります。フランス料理ですが、「煮込み」看板が目印です。









■外観
f0232060_16524844.jpg店内は、カウンター10席くらい、テーブル3席くらい、手前にテラス席が2席で、席数は少ないです。









■店内の様子
f0232060_16525712.jpg料理は完全にシェフ1人、もう1人の方が接客やワインの説明という感じで、2名でやられています。なので、非常に忙しく、最初のオーダーでほとんど料理の注文をしておいたほうがいいです、と言われます。







■テラス席の様子
f0232060_1653755.jpg道路に面したテラス席。前は普通に駐車場とか住宅なので、見える風景はそんなにきれいではありません。












■白ワイン
f0232060_16531760.jpgワインはよく分からないので、お店にお任せ。「なりた」では、1テーブルでワイン1本は飲む、というのがルールになっています。ですが、ワインは1本3600円くらいで提供していて、とても良心的な価格です。










■パン
f0232060_16532652.jpgフランスから冷凍で輸入しているというパン。このパン、焼き立てでも何でもないんですが、なぜか噛むほどに甘みと美味しさが出てきて、「なりた」のパンはうまいです。








■ホタテのサラダ
f0232060_16533335.jpgすごいボリュームに圧倒されますが、これで1200円くらいです。3人で分けましたが、ちょうどいいくらいの量です。サラダと、パイと、下にはパイナップル、ブルーベリーなどのフルーツが入っています。







■ホタテはここに(笑)
f0232060_1653421.jpgホタテのサラダ・・なのですが、ホタテ見当たらず、ここにいました!パイの中にクリームで煮込まれた大きなホタテが入ってます。超うまい。








■エスカルゴ
f0232060_16535276.jpg濃厚で大きめのエスカルゴが6つ。これで、950円くらいです。









■鶏肉のグリル
f0232060_1654023.jpg鶏肉のグリルに、マッシュルームやじゃがいもなどを添えた、これまたすごいボリュームの料理。これで2000円くらい。鶏も柔らかくジューシーで美味しかったですが、付け合わせの野菜もとても美味しかったです。







■鴨のコンフィ
f0232060_1654996.jpgこれは、絶品。柔らかいて、コクのある鴨に、甘くてとろけるマンゴーが挟まっていて、その上に絶妙なブラウンソースがかかっています。上の白いものは、マッシュポテト。これもクリーミーで、ホント美味しいポテトに仕上がってます。これで1800円くらい。





■桃のソルベ
f0232060_16542837.jpgこれも、美味しい。ちょうどいい甘さで、食べる前から桃のいい香りがしています。桃をそのままつぶしているのだと思いますが、よく見ると、ピンクの皮がちゃんとすりこまれています。
ちょっと前のコラムに、このBecauseサイトスタッフ「ちぃ」さんのマヨネーズ写真のモデルをさせてもらったことを書いた。

その写真展が8月に行われ、ご招待いただき、行ってきた。

「ちぃ」さんは、「moments モーメンツ」という写真やイラストの活動グループに参加されていて、そのグループによる写真展だ。


場所は、目黒の閑静な住宅街の中にある「やさしい予感」というギャラリー。

一軒家をそのままギャラリーにしており、すごくゆっくりと写真を見ることができ、静かでイイ場所だった。

会場で、初めて完成品の写真を見させてもらったのだが、すごく独特で、ステキな写真になっていて、とても嬉しかった。

被写体としては、マヨネーズも、私も別々に撮影しているので、これが一緒に合成されたときに、どんな感じになるのか全く分からなかったのだ。

今回は、「光」と「合成」をテーマにしているとのことで、マヨネーズ合成写真以外にも、光の加減や反射が美しい風景写真などが数枚展示されていて、どれも「ちぃ」さんらしいというか、本人の穏やかな人柄が表れるような写真であった。

「ちぃ」さんの面白い部分が合成写真に現れ、穏やかな部分が風景写真に現れている感じだろうか。


さて、この原稿がアップされる頃には、残念ながら、この写真展は終了している。

友人・知人にもマヨネーズ写真の話をしていたので、このコラムでも早めに紹介をして、色々な人に見にきてもらいたかったのだが、いかんせん、ちょっと仕事がバタバタしていたことや、この暑さで合成せずとも、本人がマヨネーズっぽくなっていたので(笑)、遅ればせながら事後報告でお許しいただきたい。


P.S.

「ちぃ」さん、ありがとうございました&お疲れ様でした。

楽しかったです。

機会があれば、またぜひ参加させてください!!




■ギャラリー「やさしい予感」
http://www.yokan.info/index.htm








■今日のカメ

■ギャラリー「やさしい予感」
f0232060_16501921.jpgJR目黒駅から徒歩5分ほど。閑静な住宅街にある一軒家。周りに目立つ建物がないので、駅からの道はちょっと分かりにくいかも・・。中にはちょっとしたカフェもあります。









■「moments」
f0232060_16502820.jpgギャラリー入口に「ちぃ」さんが参加されているグループの看板が出ていました。










■「ちぃ」さんの写真
f0232060_16503642.jpg展示は1階、2階と分かれていて、「ちぃ」さんの展示は2階スペースの一角にありました。









■マヨネーズ写真
f0232060_16504476.jpg原っぱの前にマヨネーズがあって、その中に入っているのが私です。会場では、「moments」の参加者の方々から、「あ、もしかして、マヨネーズの方?」といっぱい声をかけていただき、「はい!そうです、マヨネーズです!」と私が答える、変な自己紹介をしていました(笑)。

メイキングの模様は、コチラで。









■「ちぃ」さんと私
f0232060_16505178.jpg会場で、二人で記念撮影をしました。右が「ちぃ」さん。あと、全然写真と関係ないですが、たまたま2人とも着ていた服が「sunaokuwahara」で(笑)、「あぁ、好きなものが似てるから、気が合うんだなぁ・・」と変に納得してしまいました。
by meshi-quest | 2009-08-24 16:49


前編中編も合わせてどうぞ。








さてさて、早速、カウンターに着席。









私は、偶然、山本さんの隣の席となった。


生実況のアリーナ席で嬉しい反面、写真撮影の件もあり、


なんだか出来の悪い生徒が先生の隣に座らされているような感じでもあった(笑)。











まずは、ビールで静かに乾杯が始まり、その後、山本さんより


「ビールは最初の1杯だけ。味が変わってしまうので、


お寿司が始まったら、お茶のみで、飲めませんので」


という説明がされた。










そして、寿司ネタやすきやばし次郎のことに関して、山本さんの解説が始まる。


ここまでの間、次郎さんをはじめ、


息子さん、お弟子さんたちは一切一言もしゃべらず、黙々と寿司の準備をされていた。











いよいよ、次郎さんのタイミングでお寿司がスタート。


内容は、お品書きで決まっている、下記のお寿司。


かれい

しんいか(すみいか)

しまあじ

あかみ

ちゅうとろ

おおとろ

しんこ

むしあわび

あじ

くるまえび

とりがい

かつお

しゃこ

いわし

うに

こばしら

いくら

あなご

かんぴょう

おぼろ

たまご


以上、21貫。


内容は、季節や仕入れによって変わるらしい。










山本さん曰く、次郎さんはコンチェルトの「指揮者」であり、


お品書きの「かれい」~「むしあわび」までが第一楽章で古典的なお寿司、


「あじ」~「いわし」までが第二楽章で季節のお寿司を入れた盛り上がりがあって、


「うに」~「たまご」までが第三楽章でフィナーレになる、そうだ。











素人には難しいことは分からないが、コンチェルトのように、


このお寿司の順番にもちゃんと意味があり、


一番美味しく食べてもらえる流れになっている、とのこと。













以下、個人的な感想をいくつか。




■美味しかったもの


すごく美味しかったのは、「しんいか」「しまあじ」「あじ」「いわし」「うに」。


特に、「あじ」と「いわし」は、


今まで食べたその味とは全く違い、驚くほど美味しかった。











味もさることながら、撮影が禁止されていたのでお見せできずに残念だが、


あじといわしのそれはそれは綺麗なこと、綺麗なこと・・。


お寿司に「綺麗」という表現もおかしいのだが、


あじは薄いピンクのグラデーションがかかっていて、


なんだか宝石を見ているようだった。













■海苔のこと


印象に残っていることとして、海苔が、実に美味しかった。







風味が非常に良くて、口に入れる前からフワッといい香りがする。


今まで食べた海苔の中で一番美味しいかもしれない。


「かんぴょう」とか「おぼろ」とかは普段あまり食べないのだが、


海苔が美味しくて、珍しくペロッと食べてしまった。











山本さん曰く、次郎さんのところの海苔は、


築地の丸山商店というお店の海苔を使っていて、


毎朝1枚1枚丁寧にお店で焼いているので、香りと味が違う、とのこと。













■寿司飯のこと



一口目食べた時に、「・・・酸っぱい」と思った。









山本さんも解説で話していたが、この酸っぱさがだんだん感じなくなり、


この酸っぱさがネタを引きたて、美味しくなってくるとのこと。









確かに、最初の「しんいか」では正直すごくこの寿司飯が酸っぱく感じられ、


途中、「おおとろ」「あじ」あたりでは酸っぱさが全く感じられなかったが、


最後の方でまた酸っぱさが蘇り(苦笑)、これは個人的な味覚の問題で、


やっぱり私にはちょっと酸っぱいかな、という結論。











ご飯自体は、つややかで、固さもちょうどよく、とても美味しかった。


息子さん曰く、他の寿司屋さんは「いいネタ」を使うことが


美味しい寿司と勘違いしているが、実は一番大事なのは「寿司飯」で、


うちではこの寿司飯に合う魚を仕入れ、


この寿司飯に合うように加工と調理をしている、とのこと。











寿司飯は適温35度くらいに保てるよう、握る間は冷房を切っている、とのこと。


どおりで、食べている間、店内がちょっと暑かった気がした(笑)。










■寿司の温度のこと


次郎さんのお寿司には、温度がある。


寿司に温度があることを感じたのは、初めてだった。









そのお魚に合わせて、少し温かい魚と、すごく冷たい魚と。


食べるとちゃんと感じる、温度の違い。


ちゃんとそれぞれの違いや味に合わせて冷蔵や保存管理がされているそうだ。












■個人的に驚いた「いくら」


私は「いくら」が食べれないのだが、初めて生のいくらを美味しいと思った。


いくらをちゃんと食べたのは、何十年ぶりだろう・・・。







息子さん曰く、いくらは本来こういう味なのだが、


生臭くなるのはきちんと洗ったり、加工したりに手を抜いているからであって、


手間をかけてちゃんと加工すれば、この味になる、とのこと。












■あまり美味しくなかったもの



個人的に、「おおとろ」「かつお」「しゃこ」「あなご」はイマイチだった。





「おおとろ」は私の大好物なので、好き過ぎて、


食べる前に期待をしすぎてしまったのかもしれない。


決してまずくはなく、とても美味しいのだが、感激がなかった。











「かつお」はかなり山本さんが押していて、


「かつお好きは、この香りを家まで持って帰りたいくらいでしょう!」


と絶賛されていたが、藁でいぶした燻製の香りが強く、


スモークソーセージを食べている感じで、


もう少し燻製の香りが少なくても良いような気がした。











「しゃこ」は元々あまり好きではないのだが、


やっぱり最高級を食べても、ダメだった。










山本さん曰く、「このかつおの香りを消すには、このしゃこしかなく、


この順番(かつお⇒しゃこ)にはちゃんと意味があるんです!」とのことだったが、


今度は口の中に「しゃこ」が残り続け(苦笑)、


これだったら「かつお」が残っていてくれた方が良かった・・・と思った。











「あなご」は、「あなご」自体は柔らかくてとても美味しいのだが、


タレが少々甘かったのが残念。個人的には、このあなごを塩で食べたい感じだった。












こんな感じだろうか。











きちんと時間通りに、いつものペースで黙々と寿司を握り終え、


一言もしゃべらず、次郎さんは静かに後片付けをして、


静かにカウンターの中から末席へ移った。










あぁ、この方は本当に「職人さん」なんだな、と思った。


次郎さんが下がってからは、息子さんや山本さんが、


「すきやばし次郎」を絶賛するミシュラン三ツ星のジョエル・ロブションさんの話や、


ミシュラン審査員が次郎に来た時の話などを披露されていた。













最後の総評として。


ツアーに参加する前にネットでも「すきやばし次郎」の評価を見たのだが、


世界で評される名店でありながら評価が軒並み低かった。











今回行ってみて思ったのは、


このお店は「食事というより、寿司を学ぶ勉強」であり、


気軽に楽しく食事を・・・と思っていくと、酒は飲めなかったり、


空調は切れていたり、談笑がしづらかったり、と思惑がはずれる。












すごいところは本当にすごいし、個人的に良い勉強になったと思っていて、


ツアーに参加させていただいたことを感謝しているが、


しょっちゅう行きたいか?と聞かれると、また1年後2年後で良いかな、と思う。












あと、寿司の実況&解説というものを非常に楽しみにしてきたのだが、


山本さん自身が、おそらく次郎さんの寿司に相当陶酔していて、


その心で話をされているので、すでにフラットな視点ではなかったのが、


少々気になった。













また、こういうツアーに参加する人たちに向けて・・なのかもしれないが、


三ツ星シェフだったり、有名人の話だったり、


「すごいでしょ?」という話が多かった。













ただ、さすがにプロの料理評論家として、


研究や勉強をされているのだと思われるので、


寿司が出る合間にたまに繰り出される寿司秘話のようなものは、


「なるほど!」と思うものも多く、勉強になった。













最後に、今回解説中、みんなと一緒に山本さんも食事をされていたのだが、


みんなが軍艦を食べている時に、山本さん自身はカウンターに一言声をかけ、


「自分はいらないので」と言って食べなかった。


そして、カウンターから軍艦の代わりに、巻物を追加でもらっていた。












食さない理由は何であれ、その軍艦について解説をし、


今日はそれが実況・解説というお仕事なので、


いくらお得意様で勝手知っていたとしても、


この場は、みんなに合わせて、同じ土俵で実況、解説をしてほしかった。
















■今日のカメ

■箸置き
f0232060_164894.jpg箸置きとおしながきです。握りが始まる前の乾杯の時に撮影したので、許可が下りてます。









■お品書
f0232060_16481814.jpgお品書きの左隅に丁寧に1つ1つ直筆のサインを入れてくださいました。












■あかみ
f0232060_16482763.jpg山本さんから「1カットだけ」と許可が下りた「あかみ」。撮影するネタも、「じゃあ、あかみね」と決められてしまっていました。








■おおとろ
f0232060_16483464.jpgところが、あかみ撮影直後、次郎さんから「赤身は撮影してもあんまり綺麗じゃないだろう。とろがいいんじゃないかい?」とフォローが入り、急遽、「おおとろ」も撮影可能に。







■次郎さん
f0232060_16484363.jpg御年86歳の小野次郎さん。

今回のツアーは午前の部と午後の部の2回あったそうなのですが、すべてご自身が握られていたそうです。ギネスにも最高齢のミシュランシェフとして認定されたそうです。

最後お店を出る際に握手をしていただいたのですが、86歳とは思えない、とてもやわらかくて綺麗な手をされていました。

40歳過ぎた頃から、年取って現役をやっていくのに、手が汚いとお客様に失礼になるという理由で、外出される時には、どんなに暑くても手袋をされているそうです。





■お土産
f0232060_1648519.jpgツアー参加者全員に、山本益博さんが次郎さんの寿司について書かれた「至福のすし」という本がプレゼントされました。











■サイン入り
f0232060_1649146.jpg1ページ目に次郎さんと息子さんの直筆のサインが入っておりました。
by meshi-quest | 2009-08-13 16:47 | 銀座


さて、ツアー当日。











銀座にある「すきやばし次郎」本店の前で、12:45時間厳守で待ち合わせ。


ミシュラン三ツ星獲得店でもあり、


寿司好きなら一度は耳にする名店「すきやばし次郎」は、


古いビルの地下の一角にある小さなお店で、


勝手に想像していたゴージャスな感じと違っていて、驚いた。











店の入り口では、クラブ・コンシェルジュのスタッフと思われる


黒いスーツの男性が二名出迎えをしてくれ、


店内に入ると、「すきやばし次郎」の店主小野次郎さんをはじめ、


解説者の山本益博さん、ツアーに申し込んだお客さん達が座っており、


どうやら、私が一番遅い到着のようだった。













ツアー参加者は、全部で10名。


次郎さんのお店のカウンターが全11席なので、


山本さんを入れて、11名を最大参加者としているらしい。








参加者10名のうち、7名が男性、私入れて3名が女性。


男性は、30代くらいの青年実業家風の人から


40代50代くらいの社長さんっぽい人まで、


スーツを着ている人もいれば、普段着で着ている人もいた。


女性は、青年実業家さんの彼女さんと、どなたかのお母さんと、私。


もちろん、全員知らない人なので、お互い特に会話もない。












定刻の13時前にクラブ・コンシェルジュスタッフから簡単な説明があり、


その後すぐに解説者の山本さんにバトンタッチ。


以後の会の進行や仕切りは、すべて山本さんが行っていた。











さて、こんなチャンスは滅多にないし、次郎さんのお寿司を舌だけでなく、


映像にも残そうと、気合いを入れて前日にデジカメの充電をしてきた。











すでに撮る気満々であったが、一応、


現場の仕切りをしている山本さんにも一言いっておこうと、


「自分のお寿司を撮影しても良いですか?」と聞くと、


一言、「ダメ」。続けて「撮影禁止です」との話が。









理由としては、寿司の味に集中してほしいということと、


みんなが撮影してしまうと握るテンポも悪くなり場が収拾付かなくなるから、らしい。


ふと、他の参加者を見ると、私と山本さんの会話を聞いて、


自分のカメラをゴソゴソとバッグに戻している。







どうやら、粘って交渉をしようという人はいないようだ。








確かに分からん話ではないのだが(苦笑)、


さすがにいつまでも味を記憶できるほどのプロの舌は持ち合わせてないし、


写真撮るのを楽しみにしてきたので、山本さんに食い下がって、再度交渉。










かなり渋々ではあったが、「1カットだけ」という約束で、


山本さんから撮影が許可された。


それを聞いて、静かにカメラを取りに戻る参加者たち。


特に、喜びの会話も無し。












その後も、山本さんからは「フランスの三ツ星シェフの○○さんが来た時には、


こうやって皿を手に取り、目に焼き付けていたんだよ」とか、


「○○さんが来た時には舌で覚えて・・・」と、


写真撮影の件を遠まわしに怒られていた私(苦笑)。












うーん、気持ちと意図は分かりますが、


プロじゃないんで、それはもう勘弁してくださいよ・・・・。


まぁ、いいんだけどさ(苦笑)。










前編後編も合わせてどうぞ。















■今日のカメ

■「すきやばし次郎」
f0232060_16464597.jpg東京メトロ銀座線からビル直結ですぐ。数寄屋橋交差点の近くにあります。









■外観
f0232060_16465571.jpgビルの地下の一角にある、小さな店内です。

お店の中は、「掃除は徹底的に行う」という次郎さんの方針で、毎朝、大掃除並みに、すべての掃除をされるようです。本当にゴミ1つ、ほこり1つなく、綺麗で清潔なお店でした。カウンター全11席、テーブル席が3席くらい。
by meshi-quest | 2009-08-13 16:45 | 銀座


事の発端は、一冊のカタログだった。









「Club Concierge (クラブ・コンシェルジュ)」


カード会社が、ある一定の会員向けに送っているサービスカタログだ。


前書を読むと、「「ニッポンの贅と美」をテーマに、


選ばれた方々に人生を愉しむためのコンシェルジュ・サービスをご提供する」とある。












つまりは、そういうことらしい。


残念ながら、もちろん、私は選ばれていない(笑)。


こんなスペシャル本を私が頂戴している訳もなく(笑)、


「ご興味があれば、面白いカタログがありますよ」と、お持ちの方にいただいたのだ。











内容は、とても興味深く、一流料亭やホテルの宿泊から、


某有名落語家の落語を目の前で会食しながら堪能できるサービス、


某有名画家が自分だけのために絵を描いてくれるサービス、


京都舟遊び、舞妓遊び、元外交官に英語を教えてもらえるサービス、


ルーブル美術館を貸し切るサービス、


専用ジャンボジェットを飛ばすサービスなどなど、


そうそうたる内容になっている。











いま、日本で何が一流とされていて、何が高級で、それはいくらするもので・・・、


まるでクイズ番組の資料を見ているようだった。










正直、庶民には理解に苦しむようなサービスもあったが(笑)、


まぁ、お金と時間があれば、それも1つの人生を愉しむ何かになるのかもしれない。


とにかく、読んでいるだけでも、超楽しいカタログだった。













さて、その数々の贅沢の中に、1つ気になるものがあった。


料理解説者の実況・解説で食べる寿司ツアー。










実況されながら、寿司を食す。


なんというエンターテイメントだろう・・・。











数週間後、ご厚意で招待いただき、そのツアーに参加することになった。















■今日のカメ

■「Club Concierge (クラブ・コンシェルジュ)」

f0232060_16454362.jpg300ページ強の分厚いカタログです。

とにかく内容が豊富で、衣食住あらゆる方面の贅と美が網羅されています。読んでいるだけでも、超楽しめるカタログでした。
by meshi-quest | 2009-08-12 16:45 | 銀座
プロフィール
ゲームプロデューサー
成沢 理恵
「ドラゴンクエスト」や「ファイナルファンタジー」シリーズで知られる㈱スクウェア・エニックスを経て、 現在、ちゅらっぷす株式会社取締役、兼、ゲームプロデューサー。

ヒマさえあれば、国内、海外を食べ歩き、遊び歩く、生粋の遊び人。

その経験は、ゲームづくりにも活かされている、はず……。
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