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さて、バリ話の続きを。

夏休みをいただいて、バリに行ったのだが、疲労困憊で1日目は死んだように寝ていた。

眠り姫が1日だけなら良かったのだが、到着して明けて次の日も毒林檎を食べたかのごとく、爆睡。
王子様が来て私の眠りを覚ましてくれるわけもなく、三度の食事には絶妙な腹時計によって起きあがったが、うかつにも丸2日を眠りに費やしてしまった。

でも、幸せだ。
時間を無駄に使うことほど、贅沢なモノはない。

時計も外して金庫に入れてしまったので、時間を気にすることもなく、テレビを付けることもなく、目覚ましの音もなく、携帯の音を聞くこともなく・・・、ただただ目や耳や腹や皮膚などの感覚で時間を感じ、行動を決める。

お腹が空けば食べるし、歩きたければ散歩する。
暑ければ水に浸かり、空を見上げ、雲の流れをたどる。

あぁ、幸せだ。


私の泊まっているホテルは、バリ島のヌサ・ドゥア地区というリゾートホテル街にあるシェラトン・ラグーナというホテルである。毎回ここを利用している。

ここの最大のウリは、ラグーンと呼ばれるホテル中を張り巡っている川のようなプールだ。
ラグーンに沿って、1階に位置している部屋はラグーンアクセスと呼ばれる部屋になっていて、部屋のベランダからラグーンに直接ドボンできる楽しげな仕組みになっている。
ここにいつも泊まる。

さらに、シェラトンラグーナホテルは宿泊客に対するサービスが行き届いている。
ホテルスタッフの接待も非常に良く、安心が出来る。
かれこれもう数回宿泊しているので、1年ぶりであってもスタッフがちゃんとカオを覚えていてくれたりするのが、また嬉しい。
24時間いつでもミルクティーの注文サービスがあって(無料)、夜中にベランダで星を見ながら飲むミルクティーが最高に美味い。

あとは、なんと言っても静かなのがイイ。

お盆とかは多少にぎやかになるが、それでもしっとりとした客層が多いので、落ち着ける。
それに、かなり贅沢に敷地を構えているので、客1人に与えられている敷地面積が圧倒的に広く、ストレスが少ない。
8月中旬の混んでいる時期に行ったにも関わらず、プールとかビーチとかちゃんと空きがあって、優雅にくつろげるようになっている。これもシェラトン側で宿泊客の絶対数管理をちゃんとしているからだろうか。

シェラトンは、ラグーナのお隣にもう1つシェラトン・ヌサインダというホテルがあるのだが、ここは日本人家族連れが多くて、どうも落ち着けぬ。

ラグーナはお薦めのホテルの1つだ。
アマンリゾート(各地に点在する超・超高級ホテル。宿泊料の桁が違う。)など金を払えばもっと上があるのだろうが、ラグーナは、まぁこの贅沢でこの値段なら・・と思えるクラスのホテルではある。

ラグーナを誉めるのはこの辺にして、とにかく私が爆睡すべき環境が揃っていたことをお伝えしたかった。

ひたすら食っちゃ寝生活。
以下、私の生活スケジュール。

朝だいたい8時50分に起床。
慌てて、9時までの朝食バイキングに間に合うように髪もボサボサのまま移動。
朝っぱらから、ナシゴレン、ホットケーキ、サラダ、肉、デザートてんこ盛りでたらふく食べる。

だいたい食べている間に目が覚めてくる。
咀嚼(そしゃく)は脳を活性化するらしい。
が、朝食終了後、一気に睡魔がやってくる。
やはり、本能には勝てないらしい。

10時半頃部屋に戻り、クーラーのきいた部屋で食後のお昼寝。極楽タイムスタート。
ひと眠りするとだいたい12時過ぎていて、そこから外に移動し(12時くらいからルームクリーンが入るため、半強制移動)、木陰でまたお昼寝。

ラグーン沿いに屋根が付いた小コテージのような場所があって、宿泊が自由に利用できる。
ただし、問題は「全員分ない」こと。

そこで、争奪戦が始まる。
勝利の証は、コテージにタオルを置くこと。
これが、「そこは既にキープされています」という印となる。

朝、8時50分に起床・・・と書いたが、実はコテージ争奪戦のため、交代制で早朝6時30分に起き、タオルを置くという行為を友達と行っていた。
タオル担当日は、いつも「起きれるのか?」という軽い自問自答と重い責任感を感じていた。
地道な努力のお陰で、滞在中、ずっとコテージを押さえることができ、優雅な屋外ライフを送ることができた。

午後の生活はラグーンで泳いだり、海見に行ったり、買い物しに行ったり、スパに行ってエステしたり。
たいてい朝の食べ過ぎによって、昼は食えず。夜8時くらいになってから、近くのショッピングモールのレストランで友達が働いているので、安いことをいいことにそこでまたガツガツ食う。

その繰り返しでした。

そりゃ、白いはずだ。
いくらバリの日差しが強くて、多少なりとも外にいたとしても、圧倒的に日照可能時間内における、室内もしくは木陰で寝ている時間が多いのだから。



帰ってきてから、みんなに言われた。
「どこ行ってたの」
「何してたの?」

答えは、コレです。
バリ行って、寝てたんです。
だから、白いんです。




●お知らせ

PCゲームマガジン『ログイン10月号』の「20世紀ゲーム少年」というコーナーで、Macintoshゲームの原稿を書きました。ぜひ見てくださいね。



■バリなカメ。

●部屋からの眺め

水色の部分がラグーンのプールです。
部屋の前からのドボンはキモチイイもんです。

●シェラトンの朝 ~朝食バイキングの様子~

ナシゴレンやら、できたてのワッフルやらホットケーキやら、デザートやら、肉やらポテトやら盛りだくさんのバイキングです。

●成沢の朝食

メニューは、ナシゴレン、サラダ、ポテト、ホットケーキ、スクランブルエッグ、肉、フレッシュオレンジジュース、デザート、紅茶・・・こんなに朝から食ってました(苦笑)。

今まで朝食を食べる習慣がなかったんですが、美味いのでかなり食べてました。
おかげで快眠・快調・快便の三拍子(笑)。

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# by meshi-quest | 2002-07-16 18:03 | 旅行_海外
夏休みをもらって、バリに飛んだ。


このところ非常にバタバタが続いて、忙しかった。
カラ回りしている気がした。
まるでハムスターのようだ。車輪をひたすら、カラカラと回す。

「忙しい」という字は、心を亡くすと書く。
よくいったモノだ。
「無くす」のではなく、「亡くす」のだ。

「忙しい」を理由に1つのモノだけに集中し、その分、色々なモノを捨てたりしていた。
どうやら、自分が思うほど、そんなに器用な人間ではなかったらしい。

その捨てた中には、ココロだけでなく、自分のカラダも入っていて、持病が出始めた。このままでは逆に周りに迷惑がかかってしまう。

そんな8月中旬の夏真っ盛り、まだ落ち着いていた4月頃に予約を入れたバリの日程が近づいてきた。

バタバタは私もゲームスタッフも皆同じなのだが、スタッフの皆様にわがままを聞いてもらい、バリに行かせていただいた。

実は、直前までキャンセルを覚悟していた。
どうしてもある提案を社内でしなければならず、仮にそれが通らなかったのなら、行かぬ、とココロに決めていた。
幸いにして、渡航日前日に提案が通り、バリ行きが実現した。

スタッフの皆様、強運の神様、異常なスピードで文書案を考え続けた私の脳とひたすら作成を続けた私の指、万物様々なモノに感謝する。


ここまでバタバタ続きの旅行は初めてだった。当日まで何の用意もしてなかった。というか、できなかったので、荷物は友達にテキトーに詰めておいてもらった(笑)。
いつもは寝心地が悪く、絶対寝られないエコノミー席でも爆睡することができた。

こんな旅もたまにはイイ。


バリには何度も行っているので、勝手が分かっているから安心だ。今回は初の成田からバリへの直行便となったので(いつもはインドネシア・ジャカルタ経由で9時間くらいかかってる)、6時間ちょっとで着けた。

泊まるホテルも、バリ島のヌサドゥア地区にある、いつも泊まっているお馴染みシェラトン・ラグーナホテルのラグーンアクセスという部屋を取っておいたので、これまた勝手承知。
シェラトンには現地の友達もいるし、近くのレストランにもマブダチがいる。

とにかく、最低限パスポートと多少のお金と、それを持った本人さえ飛行機に乗れば、問題ない、安心のシステム。カラダとココロのリハビリーにはもってこいだ。


バリに到着した時には、すでに夜の11時。
予想外に涼しかったのが、救われた。

飛行機では爆睡してしまっていたので、ほとんど機内食を食わず、ハラペコのままホテルに突入。

シェラトンは、ホテルの客が到着すると、お出迎えにドラを叩いて歓迎してくれるのだが、ドラも鳴らず。歓迎の踊りを踊るお姉ちゃんもおらず。こっちとしても、ドラも姉ちゃんもどうでもいいので、早くメシ食わせろという感じ。場所も分かっているので、勝手に行っちゃうぞ!という感じ。

部屋に入って、すぐに靴を脱ぎ、うざったい時計を外し、服からも時間からも解放された完璧な状態で、ルームサービスを頼む。

もちろん、メニューはナシゴレン(インドネシア風チャーハン)。
すごいイキオイでメシを食い、すごいイキオイで寝た。
これぞ、日本神風のごとし。

こうして、バリ1日目が過ぎた。




■今日のカメ。

●ナシゴレン(その1)

旅行中、各地各場所でナシゴレンばっか食ってました。なので、今後色々な場所のナシゴレンを載せる予定なので、「その1」。

ちなみにシェラトンのナシゴレンは香草が効いていて、香草キライの私としては、いまいち。

●K嬢

同行者のマイ・ラブリー・フレンドK嬢。メシ食って、ゴキゲン。ちなみに食っているのは、ナシゴレンにほぼ必ず付いてくる、えびせん。

●同じく飯食ってゴキゲン

私も飯食ったら、急にゴキゲン。

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# by meshi-quest | 2002-07-15 18:01 | 旅行_海外
実は、結構ラーメン好きである。


ラーメン通というのはおこがましいのでやめておくが、よく雑誌のラーメン特集とかで掲載されているラーメン店は割と把握できている。

この仕事をやっていると、時間が超不規則になり、深夜にメシを食うこともしばしば。そんなとき、ラーメン屋は強い見方になる。

深夜によく車を飛ばして、環七や環八(注:道路です。)、山手通りや第一京浜などのラーメン屋を荒らし回ったものだ。


ラーメンはイイ。
ラーメンは「どんぶり」という空間を使った総合芸術であると言っても過言ではない。

同じ「ラーメン」なのに、こうも違うかというくらい、スープ、麺、トッピング、どんぶり・・・各々のラーメン店にこだわりと個性と歴史があり、まさに『食べてオイシイ、見てタノシイ』である。

何ラーメンが好きか?
色々と意見が分かれるところではあるが、基本的に私はトンコツ好きである。

そもそも、最初に私のラーメン魂に点火したのが、トンコツラーメンであった。

元々はそんなにラーメンを食べる方でなかった私が、大学時代に九州からやってきた友達に紹介されて行った、『じゃんがららーめん』。

彼女は九州で生まれ、九州で育ち、東京の醤油ラーメンは食えん!という九州っ子。
そんな彼女が「美味しいラーメン屋がある。」と連れていってくれたのが、『じゃんがららーめん』(原宿店)であった。

それまでトンコツ独特の臭みが苦手で避けてきたトンコツであったが、勧められるがまま「ぼんしゃんらーめん」というその店の中でも格別に濃いドロドロスープのトンコツラーメンを食べた。

「おお!コレは!!!!」
まるで漫画「美味しんぼ」のような派手なリアクションでラーメンに開眼した私は、その日を境に、週3のハイペースで原宿に通う日々が続いた。

ハッキリ言って、クサイ。
トンコツ独特の風味がプンプンし、スープもどんぶりがヌルヌルするほどドロドロである。
でも、ウマイ。それが気にならないほど、美味かった。

ホント当時は、狂ったように通っていたなぁ(苦笑)。規定量以上のコラーゲンを摂取していたような気がする。

そんなこんなでラーメン好きがスタートし、ラーメン雑誌を買いあさったり、食べ歩きに行った。
大学時代は、学校までの道のりで、吉祥寺、荻窪、新宿、渋谷、原宿・・・と言ったラーメン群生地帯を通過してたので、ラーメンゲットには困らなかった。
今は今で、深夜帰宅でラーメン屋にお世話になることも多く、車を飛ばして夜中に食べに行ったりしていて、私のラーメン街道はしばらく続きそうである。



さて、最近私が気に入ってよく出没しているラーメン店をいくつかご紹介しようと思う。
ただ、ラーメンは非常に好みの個人差が激しいので、あくまでも成沢のお気に入りということでご理解いただきたい。

近くにお住まいの方、近くに行かれたときには、ぜひお試しあれ。ウマイっす。



■千石自慢らーめん

場所:JR巣鴨駅(巣鴨駅を背に左手方向に進み、徒歩5分。)

ラーメンの種類:醤油とんこつ

トッピング:チャーシュー、角煮、もやし、ネギ、メンマ、味玉子など

コメント:今のところ、成沢の一押しです。かなりの頻度通ってます(深夜)。家からちょっと遠いので車で行きます。食べたくて仕方がないときには、高速道路を使うこともしばしば(苦笑)。
薄すぎず、濃すぎず、すごく絶妙なラインをキープしている美味しいラーメンで、何杯でもイケます。かなり遅くまでやってますが、日曜はお休み。(「今日のカメ」参照)



■巣鴨らーめん

場所:JR巣鴨駅(巣鴨駅を背に右手方向に進み、徒歩5分。黄色い看板。)

ラーメンの種類:醤油とんこつ

トッピング:チャーシュー、もやし、ネギ、メンマ、味玉子など

コメント:次のお薦めも、実は巣鴨駅。おじいちゃん・おばあちゃんの原宿と呼ばれる巣鴨に、美味しいラーメン屋が2件、左手に千石、右手に巣鴨です。
人の良さそうなオジサン(マスター)とアシスタントさんで作ってます。背脂がたっぷり浮いていて、スープは千石よりもちょっと濃厚。半熟の味玉子がグッド。
ランダムで、たまにマスターの指がどんぶりに浸かっていることが(爆笑)。それも一興、隠し味。ちなみに、成沢は過去1回経験。



■まこと家

場所:第一京浜沿い、品川から蒲田方面に進む、左手の黄色い看板。

ラーメンの種類:醤油とんこつ

トッピング:チャーシュー、ネギ、メンマ、ノリ、茎ワカメ、味玉子など

コメント:家から比較的近いので、よく行きます。太麺で、濃いめスープのヌメヌメ系ですが、美味しいです。体育会系のお兄さん達が出迎えてくれます。トッピングの茎ワカメがお薦め。トンコツとよく合います。厚切りのチャーシューも食べ応えアリ。深夜でも結構混んでいるので、第一京浜を走っていれば、すぐ見つかると思います。



ビールでも飲んだ後に、ちょっと一杯。いかがですか?



■今日のカメ。

○千石自慢らーめんです。

結構、深夜も混んでいるんですが、ラーメンは客の回転率が早いので、そんなに待たされることはありません。

○お品書き

お薦めは、「骨太らーめん」。トッピングの全部入りみたいなもんです。

○コレが、骨太ラーメンです。

もうこれ以上は、「食べてみてください」としか言いようがありません(笑)。

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# by meshi-quest | 2002-06-09 17:59
私の人生の中に、「疲れをドリンク剤で緩和させる」という習慣が今までなかった。

では、どうやって緩和させていたかというと、「寝る」というアナログな方法を採っていた。
それしかないと思っていた。

ここ最近色々とバタバタしており、乳酸が体内に充満、疲労は沸点を超えており、年のせいか、寝ても翌朝の疲れがとれていない日々が続いた。腰が痛い。

そこで、5月にひいた風邪の時に覚えたドリンク剤という手段を採ってみることにした。

思えば、昨今のコンビニは非常に便利になり、どこのコンビニでもドリンク剤の王様「ユンケル」をはじめとする栄養ドリンク剤なるものが自由に買えるヨノナカになっている。

コンビニ利用率はかなり高い方なのに、なぜ今まで気が付かなかったんだろう、このケミカルドリンクたちに・・・。

そんなこんなで、安上がりのブロイラーのごとく、1回300円ちょっと払って、薬漬けの今日この頃。
ちなみに、本日は「リポビタンローヤル」(タウリン1500mg)を主力とする、すでに3本が体内に投入されている。

ユンケルはまだ飲めない。
お子様なので、あの辛さが苦手なのだ。

さて、実際のところ、このケミカルたちが効いているのか効いていないのかは、よく分からない。
が、『効いている気がする』。

実はコレが大事であって、仕事の資料を家に持ち帰っても結局やらないくせに、「一応、持って帰った」という超曖昧な「安心感」によって支えられているのと同じように、ケミカルドリンクを飲んだという行為が私の体内で何らかの化学反応は起こしてくれていると思われる。

現に、飲んだ後、ちょっとやる気が戻る。
そのやる気で数時間持たせ、切れかかった頃にもう1本。
すると、またやる気がちょっと戻る。ブルブル。
簡易電気ショックみたいなもんだろうか。

CMで有名なあのお言葉、「ファイトぉ!一発!!タウリン1000mg配合・・・・」のタウリン量を気にする時が来るなんて思ってもみなかった。

少しでもタウリンが多いドリンクに目がいく今日この頃。
ケミカルドリンクにやけに詳しくなってきた。

最近は通常のドリンクも「ポカリスエット」をよく飲むようになってきた。
「Mg」「Ca」「Na」とか、そんなローマ字成分の含有量が気になる。
きっと私のカラダのどこかでポカリから吸収した栄養分たちが頑張ってくれていることだろう。

私と一度でも食事をしたことがある方はご存じだと思うが、私は食事前に必ず数十粒の薬を飲んでいる。

厳密に言うと、薬というよりはサプリメントに近いのだが、食前白5粒、薄緑5粒、黄色8粒、そして食後に茶色8粒飲んでいる様は、初めて見る人を驚かしている思う。

代謝が悪くて、水分や不要物がカラダからなかなか出ていかない体質。
夏でも汗をほとんどかかず、涼しい顔をしていることが多かった。

汗かきの人にとっては「羨ましい」になるのかもしれないが、とんでもない。
水分が体内にこもるので、妙にだるいし、むくみはヒドイしで、良いことなかった。

それを改善するための薬であって、具体的には代謝をあげてくれる作用がある。
おかげで、ご飯を食べて汗が出たりするようになったし、トイレの回数も常人並みになってきたと思われる。

今じゃ、友達は皆そんな私の様子に慣れっこで、逆に「食前にいつもの飲まなくていいの?」と気にしてくれる。

が、さすがに昨今の私は、そんな友達をも驚かすほど、粒は飲むし、ケミカルドリンクは飲むし、見た目的に「薬漬け」の印象が色濃いかもしれん。

とりあえず、「今のところまだ大丈夫っす。」とだけ言っておこう。


お仕事でお疲れの皆様。
私と一緒に、300円で、ちょっと曖昧な「安心感」を買ってみませんか?

・・とは、言ったものの、でも一番良いのは、やっぱりケミカルに頼らず、美味しいモノを食べて、ゆっくりお風呂につかり、どっぷり眠ることだと思われる。

アナログ手段が、実は最強だったりするのだ。

そんな、タウリンあいのうた。
そんな独り言。




今日のキャロットなカメ。

手軽で、カワイイ観葉植物のご紹介です。

お料理でニンジンを使ったとき、ヘタの部分を切った後、捨てずにそのまま水の入ったコップに入れ、日の当たるところでしばらく育ててみましょう。

すると、数日後、鮮やかなオレンジの土台から、キレイな黄緑色のカワイイ葉が出てきます。

見た目にもグッド!
おすすめです。
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# by meshi-quest | 2002-06-04 17:58
今まで生きていて、結構色んな人に会ってきたが、「ナルサワ」という名の人に未だかつて会ったことがない。

田中さんや佐藤さんや鈴木さんには、それぞれ日本における有名な名前としてのご苦労や悲しみもあるのだろうが、クラスに同じ名前の人がいるという経験をしてみたかった。

先生が「おい!ナルサワ!」と呼んで、2人が「はい?」と答える。

すると、先生が「おーおー、すまんな。髪の長い方のナルサワだ。」「このクラスにはナルサワというヤツが2人もいて、やっかいだなぁ。ガハハハハ。」・・・みたいな(笑)。

ナルサワという名前自体は、別に漢字的にも、音の響き的にもそんなに珍しくないが、意外とセケンに「ナルサワ」さんはいないようだ。

戸籍上では正式に「成澤」という難しい「沢」の字を使う。
父方が長野県の小諸という土地の出身で、この付近には「ナルサワ」さんがモリモリいるらしい。
長野県に「ナルサワ」一族でもいたのだろうか・・。


前回コラム本栖湖釣り道中の続き・・・、実は私は珍しい光景に出くわした。

「ナルサワ」村である。
本栖湖に向かう途中、ナルサワという名の村があったのだ。

正式には、鳴沢村。
しかしながら、道路標識やお店の看板などひらがなやカタカナ、ローマ字の看板はすべて「ナルサワ」となっている。
本栖湖までの数キロの間、不思議な光景が広がった。

「道の駅なるさわ」
「信州ほうとうの店 なるさわ」
「なるさわ小学校」
すべて、私のことだ。
いや、違う・・・。

こんなにも何を見ても「ナルサワ」と書かれていると、非常にハズカシイ感に襲われ、頬が赤らんでしまう。マジで照れる。

私(ナルサワ)が行かなくて、誰が行く?
もう行くっきゃない!

森川さんに途中下車をお願いし、「道の駅なるさわ」に行った。

素晴らしい!
何を見ても、「ナルサワ」だ。
ナルサワ・フィーバーなのだ。

道の駅では山菜を中心とした野菜がいっぱい売られていた。
さすが、道の駅なるさわ。

レジのおじちゃんに、「あの~、私、同性なんですけど、何か特典ありますか?」と聞こうと思ったが、やめた。
むしろ、「釣りはイラねぇぜ。なんと言ってもナルサワだからな!ガハハハ。」くらいの懐の大きさは示しておかないとならねぇ。同じナルサワとして。

結局、何も買わず、ナルサワ村を堪能するに終わった。

今までこんな光景に出くわしたことがなかったので、「ハズカシさ」小さじ3杯、「うれしさ」大さじ5杯くらいの割合で楽しませていただいた。


ヨノナカ、何が起こるか分からん。
いつか、何かの間違いでもし「ナルサワ県」とかができることがあったら、ぜひそこにも足をのばしてみようと思う。

それが同じナルサワとしての最低限の礼儀だ。



■オコトワリ

今回コラムにて、変な宗教のごとく繰り返し「ナルサワ」という単語がでてきており、もう既に洗脳気味の方。重症です。早めに病院へ行かれることをお薦めします。



■今日のカメ

○「道の駅なるさわ」と成沢
絵図ら的にオイシイ写真(笑)。
ちょっと見にくいが、後ろにはくっきりと富士山が見えていた。
超ゴージャス。花札にしたら、きっと最強。

○「なるさわ」物産館
すんません・・・しつこいっすね(笑)。
あまりのうれしさにこんなモノまで撮ってしまいました。

○もしかして、密漁???
・・・だ、そうです(苦笑)。
金を払わないと、密漁者なんですね。
ま、本栖湖では1匹も取れなかったんだし、まいっか。

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# by meshi-quest | 2002-06-02 17:57 | 旅行_国内
先日、森川幸人画伯と釣りに行ってきました。
(糸井重里さんがご自身HP「ほぼ日」にて、森川さんを「森川画伯」と呼ばれていたので、私もマネしてみました。)


森川さんは、伝説のテレビ番組「ウゴウゴルーガ」(CX)のCG(コンピュータグラフィック)制作や、家庭用ゲーム初の本格的AI(人工知能)搭載育成シュミレーションゲームPS「がんばれ森川君2号」、アクションゲームとして名高いPS「ジャンピングフラッシュ」など多方面でご活躍の偉いお方です。

私の前コラム「バブーをよろしく。」でご紹介したPS「アストロノーカ」というゲームの生みの親でもあります。

最近、不思議な遺伝子の物語『テロメアの帽子』(新紀元社)という絵本を出版されました。
私も早速読ませていただいたのですが、読み終わった後、何とも言えない不思議な空気に包まれる本で、その「不思議さ」はどこから来るのか確かめるために何度も読み返してしまいました。

「絵本」と言っても、子供だましの絵本とは違います。
不思議がいっぱいの大人の絵本です。
最近「不思議な」気分になったことがないなぁ・・・というあなた、ぜひお読みください。

詳しい内容はこちらです。
■「ほぼ日」にて、本のご紹介
http://1101.com/morikawa/index.html


さてさて、そんな森川さんとラブラブデート(笑)。
森川さんは釣りがご趣味で、成沢は今回が釣り初体験です。

「釣りとは・・・竿とエサ??」
成沢はこんな程度のレベル。

場所は富士山のお膝元、富士五湖の1つ「本栖湖」。
森川さん曰く、難易度は高いけど、キレイな場所とのこと。
目指すは、ブラックバス。

実は、こっち方面に行くのは今回が初めてで、とっても楽しみ。
本栖湖までは東京から高速を使って、車で2時間弱。
森川さんの愛車で連れて行ってもらったのですが、途中、晴天にくっきり見えた大きな富士山をバックに、オウム真理教で一躍有名になった「上九一色村」や自殺の名所「富士の青木ヶ原樹海」などを「世界の車窓から」さながらのアングルで観光しつつ、湖へゴーゴー!

本栖湖、到着。
思ったより人がいなく、静かに釣りに没頭できそうな感じ。
水も濁ってなく、キレイでした。

森川さんは、「釣り」を「男女関係」に例えて説明してくれました。
「捕まえたいとギラギラしていると、それが女の子(サカナ)にも伝わってしまい、なかなか捕まらない」、と(笑)。
そして、「本栖湖は、場所で例えると「青山」か「表参道」でナンパだ」、と(笑)。

私、ナンパ初めてなのに、いきなり青山っすか???
相当カッコ良くて、相当ナイストークができて、相当金持ってて、相当心広くないとダメじゃないっすか?

はなっから、不安がよぎった。
田舎から上京したてで、「東京って広いなぁ・・」なんて思っているようなレベルの私なんかで、果たして青山のお高いお姉ちゃんがナンパできるのだろうか・・・。

釣りの指導を受け、森川さんからプロ用の軽い釣り竿を借りて、早速チャレンジ。
釣りには準備が結構かかりそうというイメージがあったのだが、思ったより、道具少なく、釣りってすぐできるんだなぁ・・と感心。

山の天気は変わりやすい。
糸を垂らして、数分後、強風と強雨に見舞われた。
それでも、青山姉ちゃんゲットのため、文字通り雨ニモマケズ、風ニモマケズ、男らしく糸を垂らし続けた。

が、さすがに寒さには勝てず、途中断念。
初戦、青山姉ちゃんの夢は破れた。

温かい飲み物を飲んで、気を取り直し、今度は森川さん曰く「ソープ」へ(爆笑)。
河口湖のことである。

確かに、釣りのためにお金を払う場所があって、湖に行ってみると、素人目にもウジャウジャ女の子(サカナ)がいるのが分かる。

選び放題である。
スレンダーな子、ちょっとぽっちゃり系、色の違うモノ・・・なんでもござれ。

男として、あからさまなソープ(河口湖のメイン釣り場)は避け、ちょっと裏手の若干難易度の高そうなソープへ行った。
クドイようだが、私と森川さんの名誉のために言っておく。
行ったのは、河口湖である。
間違いない。

日没までのラスト2時間に命を懸け、女の子ゲットのため、糸を垂らす。
水温、色、気分など様々な要素が絡み合い、サカナが何に反応するか分からないらしいので、私は赤いミミズ(超リアルなゴム製の偽物)、森川さんは青いミミズを従えて戦場へ向かった。

軍配は、青。
というよりも、単に森川さんがうまかったんだろうと思う。
見よう見まねで同じようにやっているつもりでも、たぶん私はギラギラしていて(笑)、女の子に逃げられてしまった。
いや、見向きもされてなかったんだろう(笑)。

初めて見たブラックバスは大きかった。
森川さんは「これでも小さい方だよ。」とおっしゃってましたが、私にとってはとても大きく見えました。

帰りに信州名物「ほうとう」を食べて、身もココロもホットになって帰ってきました。


いつか、青山お姉ちゃん(サカナ)も一声でゲットできるくらいのステキな男(釣り人)になれるように、頑張ります。
また連れていってくださいね、森川さん。



最後に、私が行った先は青山でもソープでもなく、湖なのだ。
あしからず。




■今日のカメ

○赤ミミズ
ホンモノっぽい質感がタマラナイ。

○森川さんと私
本栖湖ナンパ(釣り)記念に。

○釣り人森川さん
ちょっとあたりが暗くなり、湖が幻想的な雰囲気を帯びたときに、真剣に釣りをする森川さんを撮った1枚。
空気も美味しかったし、のんびりできた一日でした。

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# by meshi-quest | 2002-05-29 17:55 | 旅行_国内
『あなたが今までに「この人には勝てない」と思った女性って誰ですか?』


先日、こんな質問を受けた。
それに対し、私は、こう答えた。

『いません、ただ1人を除いては。』


今まで、女性の中での勝ち負けというものを意識したことはあまりない。

こう書くと、たいそう偉そうに聞こえてしまうかもしれないが、いっぱいの中の「ナンバーワン」ではなく「オンリーワン」でいたいと常に思っている。
だから、比較論的な勝ち負けの意識があまり働かないのである。

しかし、冒頭の質問を受けて、厳密には勝ち負けという意識ではなく、何というか・・・、「超えられないなぁ」というスペシャルなカテゴリーに属する女性がいることを思った。


私が勝てないと思う、その「ただ1人」とは、私の母のことだ。

母子家庭だった私にとって、母は母であると同時に父でもあり、時には友達でもあった。
そして、何より尊敬できる素晴らしい女性であった。

仕事もバリバリこなし、大きなバイクにまたがって風のように颯爽と会社へ向かうその後ろ姿を見送るのが、好きだった。
子供ながらにカッコイイなぁと思っていた。

よく会社にも連れて行ってもらった。
男も女も関係なく、仕事の司令を下す母を見ていて、スゴイなぁと思っていた。

そんな時いつも、誰に自慢するでもないが、心密かに「この人が私のママなんだぞ。」と得意げになっていた自分がいた。

母は、料理をしたら野菜に飾り包丁をほどこせる程の腕前だったし、裁縫も若い頃に趣味で裁縫学校に通っていたらしく、着物の生地で日本人形を作ってしまうような人だった。
売り物のような母の作品が今でも家にいっぱいある。その他、枕カバーや洋服も型紙から自分で作って、完成させてしまうような人だった。

私も小さい頃から料理を教えてもらい、そこそこ裁縫もできるが、さすがにニンジンに飾り包丁を入れて梅の花とかは作れないし、日本人形も作れない。型紙だって、市販のモノを買ってきて作るしかない。

母は、茶道の看板も持っていて、華道の経験もある。
ボーリングのスコアも私より上だし、スキーの腕前も上級者だった。
頭の回転も速く、いつも毅然としていた。

中高6年間、ずっと昼はお弁当だったが、母は一日たりともそのお弁当を欠かせることはなかった。そして、前日と同じおかずが入ることも一度もなかった。

私が学校やら、会社やら、病気やらで悩んでいても、いつも解決する術を与え、安心感を与え続けてくれた。

母が家で悲しい顔をしたところをほとんど見たことはなかった。
つらいこと、悲しいこと、色々あったはずだが、決してそんな素振りはせず、時には自分を犠牲にしても娘にすべてを与え続けてくれていた。


私にとって、完璧でカッコイイ最高の母であった。
素朴に、「完璧」とはこういう人に使うのだろうと思う。

そんな母を目の前に見ながら生きてきて、多くのことを学んだ。
完璧な母を目の前に、その子供が嫉妬・嫌悪・窮屈・・そして、グレる・・なんて、そんなシナリオもあったかもしれないが、私はその完全さがとても心地良く、「超えられないモノ」=「決して崩れない安心感」として、温かいその恩恵を素直に受けていた。

たった1つでいいから・・・
絶対に崩れないモノ、変わらないモノ、安心できるモノがあることが私には心地良かった。

時間をかけて、経験値を貯めて、レベルさえあがれば倒せるようなラスボスは、私にとってのラスボスではない。
やっぱりスゴイものなのだ、ラスボスは。
追いつけないし、追い越せないし、最強のレベルと最強の武器を持ってしても、たぶん何かダメ。
心のどこかで、追いつけないであろうことを楽しんでいた気もする。



そんな最愛にして最強の母は、もうこの世にはいない。


冒頭の質問を受けて、何だか妙に母のことが書きたくなり、書かせていただいた。




■今日のカメ。

うちに観葉植物がいっぱい生い茂っていて、家が半ジャングル状態になっていることを以前のコラムで紹介させていただいた。

その成沢家ジャングルの50%を構成しているのは、「幸福の木」という観葉植物である。
常緑樹でキレイな緑色の大きい葉が特長なのだが、最近、数ある幸福の木鉢植えのうちの1つが真っ白い花を咲かせた。

幸福の木に花が咲くのを見るのは、幸福の木がうちに来て15年以上経つが、これで3回目だ。
15年で3回として、5年に1回。
オリンピックよりも率が悪い。

最初に花が咲いたとき、驚いて花屋に駆け込んだのだが、花屋曰く、非常に非常に珍しいことらしい。
去年も一昨年も咲かなかったが、今年になって咲いた。

超ラッキーだ。
今年はイイことがありそうな気がする。

●緑の葉の中に白いつぼみ
最初に白くふっくらしたモノが現れて、そこから1週間後くらいの写真。

●ちょっと大きくなりました。
さらに上記から1週間後。カリフラワーみたいなつぼみがいっぱい付きます。

●花が咲きました。
さらにさらに、1週間後の写真。
幸福の木の花はやたら蜜を落とします。なので、葉がベトベト。しかも、花はカワイイのに、ちょっとクサイのが玉に瑕。

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# by meshi-quest | 2002-05-15 17:53
GW中にひいた風邪がやっとおさまり、固形物を食べ始めて、やっと社会的な生活に戻ろうとしています。

やっぱ日本人はご飯です。
100%オレンジジュースだけで数日過ごさねばならぬような昆虫みたいな生活はいけません。断じて。


最近、色々な人に映画の話を持ちかけています。
映画を見るのは好きなのですが、映画をよく知らない。なので、色んなジャンルの、色々な方々に意見を聞いて、勉強させてもらっています。

つい最近地元に「TSUTAYA」ができたんで、助かってます。
祝・進出記念でTSUTAYAに一言。
店舗毎に会員カードが違うのは面倒なので、やめてください。
以上。


ところで、皆さんの心の1本って何ですか?
誰かに、「アナタの心に一番残っている映画は?」と質問されて、即答できますか?

私の非常につたない映画歴史ではありますが、今まで観た中で良かったのは『ショーシャンクの空に」でした。

とある作家さんに、「この映画は絶対見ておくべき。」と言われて、観たのがきっかけです。ですから、この映画に出会ったのは社会人になってからです。

映画に限らずそうかもしれませんが、「第一印象」って大事だと思います。

社会で働いて、ある程度モノゴトが分かるようになって・・・とある夜に心穏やかにショーシャンクをじっくり観たのですが、大げさに言うのならば、そのシチュエーションで初めて観れたことに感謝しています。

すごい急いでいたり、眠かったり、そんなときに観ていたらまた考え方も違っていたかもしれません。

せっかく良い映画なのだから、自分もそれをちゃんと理解し、自分なりの感想が持てるほどに、自分にOSとメモリを十分積んでいる状態で観たいものです。
見始めてハング・・そして再起動なんて、イヤですからね(笑)。

こんな話を先日ゲーム作家さん達と話をしていたら、とてもうらやましがられました。
「良い映画をまだまだこれからいっぱい見る機会が残されているってのは、いいなぁ。」と。

私にしてみれば、単なる「お恥ずかしながら映画知識不足」に思っていましたが、確かに見方を変えれば、「これから無限に作品と出会えるチャンスがある」ってことなので、これからもモリモリTSUTAYA通いをしていこうと思います。


さてさて、新人フレッシュマンの皆様、お仕事の調子はいかがですか?
5月になって少しは落ち着いた頃でしょうか?

フレッシュマンも映画と一緒。
大変だろうし、知らないこともいっぱいあって、日々ハズカシ&トマドイの嵐かもしれませんが、角度変えれば、これから見るモノすべてが『新鮮』ってことです。

『新鮮』はイイことです。
最初の新鮮さは、最初じゃないと味わえないですからね。

そんなことを考えつつ、来年フレッシュマンになるべく頑張っている電車の中のリクルーターをほほえましく見送っている今日この頃。




今日のカメ。

先日、ゲーム雑誌のファミ通さんとゲーム制作会社スマイルビットさんとの草野球試合を観に行ってきました。

なんと場所はIN東京ドーム!
しかも、日曜日の夕方。ゴールデンタイムですわ。
生まれてはじめて、マウンドってヤツを間近に見ました。感激。

■広いドーム

やっぱ広いですね、東京ドームは。

■バッターボックスから見るマウンド

だだ広いと眺めもいいですな。

■成沢の初マウンド

試合に出たわけではありません。
ちょっと記念撮影がしたかっただけ。
とてもじゃないけど、野球やるような格好じゃないし(笑)。


ショーシャンクとフレッシュマン_f0232060_1753776.jpg


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# by meshi-quest | 2002-05-10 17:10
ここ数日、昼は暖かいのに、夜はめちゃくちゃ寒いという日が続きましたが、皆様いかがお過ごしでしたでしょうか?

久しぶりに本格的な風邪をひいてしまいました。

ある晩のこと、すごく寒い日があって、ブルブルぶるぶる・・・生まれたての小鳥のような日がありました。押入から冬の布団を出してきても温まらず、暖房を付けるかどうか迷ったのですが、「4月の終わりなのに暖房なんてなぁ・・」という気持ちがあって、結局付けず。
間違いなくあの日にウイルスは体内に進入したと思われます。

まず喉が破壊され、オカマのような声になり、元々、扁桃腺が弱いので一気に高熱が出ました。39.5だったかな、体温計で計ったら。

次に狙われたのが、胃。
これが今回の最大のネックで、ここ2日間くらい固形物を食べておりません。
『食べられない』
『エネルギーが出ない』
『いつまでたっても熱が下がらない』
『食べられない』・・・という、魔の循環が始まっております。

ご飯とか見ると気持ち悪くなるので、オレンジジュースとかで栄養を補給する昆虫のような生活を送っていました。
普段は病気中でもご飯を食べれる方だったので、今回はかなりヤバいですね。

自分のバロメーターとして、『スシ』と『お茶』というのがあります。
大好物のスシを見ても食欲が出ない場合、重症。
さらに、お茶も飲めないようだと、かなりアウチ。

今回、どちらもダメで、スシも食べたいと思わなければ、お茶の香りにも酔ってしまう始末。
超アウチです(苦笑)。

あと、頭痛もキツいですね。
頭の痛さと熱によって、何が何だか分からない。
頭の回転もいつになく悪い。
あ、でも、別の意味で頭は回ってますが。視界の両端がグラグラ回っています。

それと、鼻。
これが冒されているので、嗅覚と味覚がない。

そんな今日この頃です。
市販薬の一番強いヤツを服用しているので、徐々に回復に向かっているとは思いますが、ありえない睡魔にも見舞われています。

特に、カコナールドリンク。
コレの効き目がスゴイ。

葛根湯が主成分らしいのですが、飲むと一気に覚醒。スペシャルハイテンション。
でも、効き目が切れる「飲んでから3~4時間後」に、かなりグッタリ。
カラダがダラ~ッとし始め、やがて撃沈。
撃沈ムードが高まってきたら、すかさず自分を呼び起こすかのように、もう1本ドリンキング。
そして、また覚醒。

そんな繰り返しだったので、かなり体力を奪われていたようで、体重も1.5キロ減っていました。
そりゃ、そうだよなぁ・・・まともに食ってないし、薬漬けだし。

というか、「大人しく病院行って、寝てればいいじゃん」って話も一方であるんですが(笑)、悲しいかな遊び人の血が騒ぐ。
じっとしてられないんですよね。GWも近いし。悲しい性。


この原稿がアップされる頃には、快気祝い中でモリモリ飯を食っているか、病院強制収容中かの2つに1つ。

前者であることを祈りつつ、皆様もゴールデンウィークを存分に満喫されていることを期待します。




今日のカメ。

■髪を赤くしました。

4月某日。
髪を赤くしました。
でも、あっと言う間に色が落ちちゃって、今はもう茶。

■Love Psychedelico

4月某日。
大好きなラブサイケデリコのライブを見に行ってきました。
渋谷AXEにて。ステキング!

■10年モノの冷蔵庫との別離

4月某日。
別離は突然やってきました。

家に帰ってきたら、息1つしてない彼。
おそるおそる扉を開けてみると、なま暖かい空気と、冷蔵されなかった食物の異臭。

あまりの突然さに、ひと蹴りかまして寝てみたんですが(現実逃避)、朝起きても同じ状態だったので、中身を整理し、新しいのを買うことにしました(コレが現実)。

さようなら、そしてありがとう。

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# by meshi-quest | 2002-05-01 17:00
遠い遠い宇宙のかなた。西銀河アンドレイエフ星という惑星で、宇宙で栽培される宇宙野菜をこよなく好む『バブー』という生き物が発見されました。

バブーは、宇宙の中でも農業の盛んな惑星に生息し、宇宙農家の野菜を食べたりはしますが、人には害を決して及ぼさない、人なつっこくて、憎めないカワイイ生き物です。

そんなバブーに魅せられた宇宙生物学者テンカフン・フォン・ジジプリアーニ博士は、バブー研究の第一人者として、日夜研究に意欲を燃やしております。




さて、コレは何かと申しますと・・・・ちょっと宣伝も兼ねて、お仕事の話を。

バブーは元々、エニックスで出させていただいていたプレイステーション用ゲームソフト「アストロノーカ」に出てくる人気キャラクターでしたが、現在、テレビ朝日毎週土曜日16:55~17:25『ワガまんまキッチン』(アニメのみ再放送日曜日6:58~6:59)のマスコットキャラクターとして、テレビに出させていただいております。

お知らせが遅くなりましたが、そんなお仕事をしてます。
バブーのマネージャーみたなもんです(笑)。


『ワガまんまキッチン』では、毎回野菜を取り入れた料理の紹介をし、楽しく簡単で美味しいレシピが満載です。
「カフェめし」ぽくて、オシャレで本当に美味しいです。

番組で腕を振るっている長坂シェフは、代官山や恵比寿などにお店を持つ有名シェフ。その他、筋肉番付や数々のCMで有名な照英さん、美人アナウンサーの野村さんが出演されています。

バブーは料理のレシピを紹介したり、出演者の皆さんとお話ししたりしています。

番組の中で、バブーのアニメ『バブーファクトリー』も放映しています。
バブーの魅力満載ですので、ぜひ見てください!!面白いですよ。

今年は色々とバブーが大活躍する年(予定)ですので、街で見かけたらかわいがってやってください。

■バブーに関して

○「バブーをもっと知りたい!」
http://www.muumuu.com/games/astro/babu.htm
制作会社のムームーさんのHPです。

○「バブーのゲームについて知りたい!」
http://www.enix.co.jp/game/astro/
自分が宇宙農家となって、バブーの食い逃げを防ぎながら(笑)、種の品種改良などを繰り返しつつ、宇宙に語り継がれる伝説野菜「アストロキング」を育て、宇宙一の農家になるゲームです。

○「バブーの携帯サイトがあるの?!」
http://www.enix.co.jp/game/lineup-keitai/baboo.html
エニックスでバブー携帯サイトがあります。こちらもよろしくです。

○「バブーのグッズが欲しい!」
http://www.7dream.com/find/b0c0/041/default.asp
セブンイレブンさんのサイトにて好評発売中です。

○「ワガまんまキッチンについてもっと知りたい!」
http://www.tv-asahi.co.jp/wagamanma/
テレビ朝日さんのHPです。

今後ともどうぞよろしくお願いします。




さてさて、この前、第一次新卒面接を終えました。
第一次面接は、私たちの現場のプロデューサーが面接を取り仕切ります。

現場の人間に、将来仲間となる人たちを自分たちで判断するような機会を与えてくれているのは、エニックスらしいというか(笑)、良いことだなぁと思います。
普通の会社じゃありえないですね、人事でも、偉くもないような私たちに面接を任せるなんて(笑)。

ま、でも、あくまでも一次面接であって、その後は課長クラスの者が、さらに次では役員面接が待ってるんですが。

今回、面接していて思ったのは、皆さん元気がないこと。
緊張しているせいもあるかもしれないけど、私の方が年取ってるはずなのに、超元気(笑)。

新卒の皆さんの最大の武器は「元気」なんですから、多少間違っても、答えられないことがあっても、「元気」でカバー。それが一番です。

こんなことがありました。

とある面接で、緊張のせいか、最後までうまくしゃべれない子がいました。
そのまま、面接は終了してしまったのですが、退席の直前に、「すんません!うまくしゃべれませんでしたっ。自分の発想力のなさを痛感しました!また来ますっ。」と。

で、私は思ったんです。
この子の次に期待してみようって。

で、周りの面接官にそれを言ってみたら、みんなもそう思ったらしくて、一次を通過させました。
ほとんどしゃべれなかったけど。

私たちが見たいのは、「その人の人柄」です。
前の日にいかにステキな文章を考えて、覚えてきたかではありません(笑)。

例えば、ある作家さんに仕事を依頼したくて行ってみたら、他の会社さんも頼みに来てたとします。
で、その時に報奨金とか条件とかが全く同じだった場合、その作家さんがどちらと仕事するかは「その人」にかかっているわけです。

もしかしたら、人柄によって、他よりも条件が悪いのに仕事をしてくれるかもしれません。

最後は「自分」。
自分の心意気です。


ですので、皆さん、頑張って自分自身を磨きましょ。


・・・なんか、強引な締め方をしてしまった(笑)。
ま、いいか。




■今日のバブーなカメ。

この子がバブーです。
こっちにもバブー。
あっちにもバブー。

バブーをよろしく。_f0232060_16593093.jpg


バブーをよろしく。_f0232060_16593598.jpg


バブーをよろしく。_f0232060_16593990.jpg

# by meshi-quest | 2002-04-30 16:58
プロフィール
ゲームプロデューサー
成沢 理恵
「ドラゴンクエスト」や「ファイナルファンタジー」シリーズで知られる㈱スクウェア・エニックスを経て、 現在、ちゅらっぷす株式会社取締役、兼、ゲームプロデューサー。

ヒマさえあれば、国内、海外を食べ歩き、遊び歩く、生粋の遊び人。

その経験は、ゲームづくりにも活かされている、はず……。
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