前回コラムでご紹介した母校の集中治療室・・・ではなく、キリ大の話の続きを。


ICUは、東京都三鷹市の森の中にある。ウソではない。本当に森の中にあるのだ。元ゴルフ場で、敷地の半分は「野川公園」として東京都に寄付をした・・・と在学中に聞いた。

仮に半分寄付していたとしても、敷地はすごく広い。鬱蒼とした広い広い敷地の中に、校舎、図書館、学食はもちろんのこと、その他にも国際基督教大学付属高校、教会、考古学博物館、茶室、竹林、数面のテニスコート、広いグラウンド、教授達の家、3つの男子寮と4つの女子寮などなど盛りだくさんであった。

授業帰りに、今起きてきたかのような寮生とすれ違うこともしょっちゅう。どこかの外人の先生のお子様だろうか、小さな金髪の子供が敷地を掛けっている姿もしばしば。学業施設と居住空間が同居している学校だった。

余談だが、この付属高校からエスカレートで大学に入った生徒を、ICU生は「ハイ上がり」と呼ぶ。「ハイスクールから上がってきた」からである。

こんな「ICU用語」がいっぱいある。ICUには「一般教養学部」しかなく、その先が枝毛のように教育学科、言語学科、社会科学学科などと分かれているのだが、教育学科は通称「エデュケ」、言語学科は通称「ランゲ」と呼ぶ。それぞれ、教育の「Education」、言語の「Lauguage」からきている。

「どこ?(どこの学科?)」と聞かれて、「教育学科です。」と答えてしまうと、フレマン(1年生の意の「Fresh man」)かICU初心者と思われる。そこは堂々と「エデュケ」と答えるのが通である。

他にも、4年生を「シニア」と呼ぶのだが、居心地良すぎて自主的な意向による留年生が多いICUでは、5年生、6年生はざらであり、4年生「シニア」からもじって、5年生を「ゴニヤ」、6年生を「ムリヤ」とか言っていた。

「週刊SPA!」では、「何もかもがアメリカです」と書かれていたが、確かに要所要所にアメリカンな感じはあるかもしれぬ。在学中はほとんど気にしてなかったが。

ちなみに在学中に2回、野タヌキを見た。マジ話である。1回目は茶室の裏で、2回目は高校の前であった。猫ではない。カオも、しっぽも、マジでタヌキである。そんな学校だった。


「週刊SPA!」の方はバスで行かれたらしいが、通学生の多くは中央線「武蔵境」の駅前自転車置き場にマイ・チャリを置いて、通学している。私もそうだった。バスはなかなか来ない上に、時間も金もかかる。自転車だと猛ダッシュで10分くらいだ。

ICUで生きていくために不可欠なものを「英語」以外にもう1つと言われたら、やっぱこの「自転車」だろう。自転車の存在は大きい。広い敷地を旅するには自転車が必要不可欠である。

ICUへ行ったことがある方はご存じかもしれないが、正門をくぐって、本校舎に着くまで歩いてゆうに15分はある。正門から遠くに見える教会までまっすぐに延びている直線道路は、俗に「滑走路」と呼ばれているほどである。事実、本当に滑走ができてしまうほど距離がある。

SPA!を読むと、「『国際基督教大学行き』のバスに乗り遅れて、『狛江営業所行き』の富士重工前で降りた」と書かれている。きっとスゴイ距離を歩かれたことと思う(笑)。

解説すると、ICUの正門を前にして左に富士重工がある。広い敷地同士のご近所さんである。キリ大行きのバスはちょっと本数が少ない。特に、朝と夕の通学ラッシュ時以外の普通の時間帯は、1時間に数本である。

キリ大行きバスに運良く乗れると、正門を入って滑走路の約半分までバスが乗り入れてくれる特典がある。しかし、運悪く乗り遅れると、この狛江行きというバスに乗って、お隣さんの富士重工前で降りて、滑走路を「滑走」ではなく徒歩で延々歩くこととなる。

ICUでは、そう言った意味では遅刻のあきらめがつきやすい。滑走路を目の前にして、どうがんばってダッシュしても間に合うわけがない。息が続かない。そんなマラソンできる肺もない。なので、自転車がなければ、ココロ穏やかに滑走路を優雅に歩き、遅刻を認めるしかないのである。

体育の授業があるときも非常に自転車の存在は大きい。本校舎から体育館までこれまた歩いて10分弱くらいある。2時間目と3時間目の短い休み時間で、「移動」および「衣装替え」もしなければならないのだから、体育がある日は自転車に乗らないと間に合わない。

終了のチャイムとともに校舎横の自転車置き場にダッシュし、自転車に乗り換えて体育館まで行き、そこで自転車を乗り捨てて、ダッシュで更衣室に入り、衣装替えをして、先生のいる部屋「ゴール」を目指す。まさに、トライアスロンである。


さて、もう1つ、土地的なICUの特徴として、「バカ山」の存在があげられる。ICUを語る上で、「バカ山」なくしては語れない。それほど、学生と近い存在の場所であった。

では、「バカ山」とは何か?

本校舎の目の前は一面に広がる芝生で、そこに2つの山がある。「山」と言っても、山ではなく、実際は「丘」程度のものである。

校舎を正面にして左手を「バカ山」、右手を「アホ山」と呼び、学生たちが芝生に寝ころんで本を読んだり、勉強したり、友達と話をしたり、お弁当を食べたり、それがICUのいつもの風景である。思えば、ちょっとアメリカンかもしれない。

名の由来は、「その山付近で学生がバカのようにダラダラしている様」から取ったと在学中に誰かから聞いたが、真偽のほどは定かではない。

が、「バカ山」という名がピッタリなほどみんなそこでダラダラしている。

芝生には、直に座ったり、寝ころんだりする。森の中にあるだけあって、芝の手入れは丹念にされており、寝心地が良い。そんな大学なので、構内でヒールにミニスカートにシャネルのような「お姉さま」風女子はほとんどお目にかからない。基本はみんなバカ山で寝れるように、ジーンズ。セーターとかに芝が付いても、気にしない。そんな感じであった。

私は、基本的にアホ山よりバカ山の方によくいた。別に理由はなかったのだが、今思うと、気が付いたらバカ山だった気がする。

近所でもバカ山の存在は有名で、近くのドミノピザに注文するときも「ICUのバカ山に・・」で通用する。何度か友達と注文をして、芝生でゴロゴロして、ピザ食いながら、宿題をやっていた。

バカ山の思い出として、バカ山でクラスみんなで集まって飲み会をやったこと。夕方スタートで、近所の酒屋やコンビニから酒と食料を調達してきて、ギター弾いている人がいたり、芝生の上で宴会。気が付いたら、全然違うクラスの校内に住んでいる寮生もまじって、大人数で宴会。

夜が更けて、さすが森だけあって、上は満天の星空。若干寒さを感じ、気が付けば終電がない時間で、寮生に頼んで毛布を持ってきてもらい、芝生の上で数人で寝た。

そんなこともあったなぁ・・・。思えば、あれが我が人生初めての「野宿」であった。さすがに、親には「芝生の上で野宿です」とは言えないので、「友達の家に」とは言ったが。



こんな大学時代でございました。

つづく。




今日のネバネバメロンなカメ。

●もらっちゃった!

成沢家にメロンがやってまいりました。北海道のお土産です。えへ。

●メロンと私

記念撮影です。はしゃぎすぎ。人生の大事なことは写真を撮るか、メモるかしないといけません。なんせ、思ひ出ですからね。

●ネバー

納豆はお好きですか?納豆食べてますか?

納豆が好きな一家だったので、よく食卓に出てきました。クサイのに愛されるなんて、コイツとくさやくらいなもんですね。良質たんぱく質ですので、健康にもお肌にもいいですよ。

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# by meshi-quest | 2001-09-18 18:37
10/17号「週刊SPA!」にて、我が母校が紹介されていた。
「学食巡礼」という企画ページだ。
既にSPA!をご覧になった方は、ぜひ合わせて読んでいただきたい。


以前から「週刊SPA!」を愛読をさせていただいており、この企画ページを見るたびに、いつうちの大学が紹介されるのかと、今や遅しと待っていた。

ついに、その時が来た。
「第43回 国際基督教大学の巻」・・・43回目にして、やっとその順番が回ってきたのである。


懐かしい。
思えば、卒業してからほとんど行っていない。
ページにあった懐かしい学食の写真を見ていたら、行きたくなった。近々、時間を見つけて遊びに行こうと思う。


通称「ICU」。
正式名称は「国際基督教大学」という。
「アイ・シー・ユー」とは、「International (国際) Cristian(キリスト教)University(大学)」の頭文字である。ICU付近のご近所さん達は、「ICU」より「キリ大」と呼ぶ傾向が強い。

悲しいことだが、「ICU」と言えば、「国際基督教大学」より「集中治療室」の名の方が有名だ。
ちょっと大きめの病院に行けば、館内案内の看板に「ICU」と書いてある。

が、そこではない。
出身校を「ICU」と答えて、「ああ、あそこね!」と分かってくれる人は少なく、どちらかと言うと知らない人の方が多いのではないかと思うほどのマイナーな大学だ。

英語教育に非常に力を入れている。
これは、他大学に負けず、自信をもって言える。1学年1000人足らずで、少人数制の徹底した言語教育を行っている大学だ。

ICUでは英語が不可欠・・・というか、マジで生きていけない(笑)。
学期毎に配られる取得学科の一覧表も英語で書かれているし、外人の教授や学生がやたら多いし、日本の歴史の学科とかも担当教授が外人であれば英語で学ぶことになる。卒業の条件にも、「卒業までに、英語で実施される課目を必須9単位以上」がある。

入学してから1年、2年は英語の授業ばかりだった。専門科目の授業は、2年の後半くらいからやっと取れる感じで、まずは授業を受ける前段階の英語の徹底したお勉強。

促成栽培気分であった。促成栽培に向いている植物と、向かない植物があると言うのに・・。

今思えば、よく気が狂わなかったな、私。
人生の中で一番必死で勉強してた気がする、受験の時よりも。

純正ジャパニーズの私とっては、過酷な日々であった。
高校時代、多少なりとも英語に自信があってICUに入学したが、入学直後にスゴイ世界を思い知らされた。「自信」なんてもんは粉々に崩れ、一から修行のし直しである。上には上がいるもんだ。

ちなみに、1年時の英語の授業は、入学直後の英語の試験によって、セクション「A」から、たしか「Z」まで、1年生全員を20人弱のクラスに分け、そのクラス単位で「読む」「書く」「聞く」「話す」を徹底的に学ぶシステムになっている。

で、あるので、常に先生とアリーナ席で授業が受けられる状態になっている。普通の大学のように「後ろの席ならバレない」、なーんてことは絶対なく、どの席に座ろうが丸見えである。

ラクガキもできない。宿題忘れや居眠りは非常に目立ち、しようものなら英語で怒られ、英語で自己弁明するオチになる。遅刻もしにくい。・・とは言え、してたが。

セクション「A」から「Z」というクラスは、さらに大きく3つに分かれており、英語の授業内容が異なっていた。
「A」からアルファベットの真ん中くらいまでのクラスは、フルで英語の授業があり、真ん中から「U」くらいまでは一部の英語の授業が免除、「Y」とかを含むクラスは英語を大幅カットで逆に日本語授業を取らされる形になっている。

分かりやすく言うと、「A」からのクラスは、「純ジャパニーズ組」で「もっと英語を勉強しましょう」クラス、次のクラスは、英語力が割とある「中堅」クラス、最後のクラスは、「ほぼ外人並み」でどちらかというと「日本語をやりましょう」クラス。

当然、私は「英語がんばりましょう」組であった。
一番最初のクラス分けテストなんて、あまりの分からなさ加減に、テスト中に薄ら笑いさえ出てしまうほどであった。クラス分け以前で、入れてもらえず、入学取り消しになるのではないかとマジで悩むほど分からないテストだった。

まぁ、そんなこんなで英語の修行が始まり、「日本が一番」なんて言って海外に行ったことのなかった私は一大決意をして、この1年時にオーストラリア短期留学をした。

帰ってきたら、すっかり海外好きになってしまい、フラッと海外逃亡をしてしまうような今の自分がこの時に形成された。

う~ん、懐かしい。
懐かしさに浸らせていただくために、もうちょっとひっぱらしていただきます。この続きは次号で。




●昨日ノ夜ノ夢

プロレスラーがファッションショーをしているという奇妙なシチュエーション。
観客の1人として、最前列の席に自分は座っていた。
赤と黒の覆面の人が優勝していたような気がする。


あとは忘れてしまった、起きた瞬間に。



●今日のカメ

海外旅行好きを記念して(?)、色々な国へ行って買ってきたお土産(自分用)をご紹介。

○エロ箸置き(1)

これは中国・上海に行ったときに見つけた一品。腰の「くびれ」部分に箸を置くのだと思われます。ステキング。中国4千年の歴史を感じます。

○エロ箸置き(2)

別バージョン。こんなポーズ違いが全6種類あって(笑)、立派な箱に入って売られておりました。こんな奇特な商品は迷わず買いましょう。というわけで、確か日本円で360円(6つで)くらい。

○皇帝服

「エンペラー」っぽいでしょ。なぜ買ってしまったのかは、謎。結構、暖かい。
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# by meshi-quest | 2001-09-17 18:35
いきなりお仕事のお話から始めますが、今、大きなプロジェクト1本と異色PS2ゲーム1本の制作を行っております。
詳しいことはまだ発表できないのですが、公表できるタイミングになりましたら、また随時コラムにてご報告をさせていただきます。

成沢自身バタバタしてしまっているために、ご関係者の方々には最近めっきり連絡を取る余裕がなくて、ご心配をおかけしていますが、頑張っておりますので、ヤマが超えたら遊んでやってください。

友達というのはありがたいものでして、こんな音信不通の小娘に対しても、このコラムの文章から察して心配の電話をくれたり、本当に嬉しいことです。

ミキちゃん、いつもありがとう。
きっと、当の本人はこのコラムを読んで、自分が名指しになっていることに驚いているかもしれませんが(笑)、たまにはこうやって公でお礼を言うのもいいものです。



9月某末日。
ついにウクレレを買いました。ウクレレデビューです。
ポンポロンロン・・・ゆる~い音の雰囲気がイイ感じです。
いつか皆さんの前で。

10月某日。
朝、出勤途中のバスの中で、幼稚園の運動会を見ました。
親子で参加のパン食い競争をやっておりまして、私も懐かしい感にひたらせてもらいました。

自分の幼稚園のことなどほとんど覚えていませんが、なぜか運動会のパン食い競争は覚えております。
確かうちの父親が出場して、2位と圧倒的な差を付けダントツの1位で優勝し、なんであんなに早くアンパンに食いつけるのか、子供ながらに不思議に思ったものでした。

その時父が1位でもらった「1位バッチ」を体操着に付けてもらって、大喜びだったのを覚えています。
口をすべらして(爆笑)、「パパ、大好き」とか「大きくなったらパパのお嫁さんになってあげる」とか将来に関わるような重大な発言をした記憶さえ蘇ってきました。

ま、昔のことです。
父親にとってはきっとこの頃が一番娘がカワイイ頃だったんでしょうね、きっと。
素直だし、文句言わないし。

そんな微笑ましいパン食い競争を後にし、ちょっと先の公園では何かの撮影をしてました。
セーラー服を着た女の子が滑り台に乗っていて、その周りに5名ほどの男性スタッフ陣とカメラマン。

最初はバスの窓からなので、なんかのファッション雑誌の撮影かと思いましたが、よく見ると女の子のスカートが思いっきりめくれているのを目撃。

・・・・。
そうか、そういうことか。なんだかなぁ。
まぁ、娘の人生は色々だし。
その日は、何とも言えない微妙な気分で出社致しました。

10月某日。
休日出勤。夕方、バスに乗って会社へ。
渋谷発の行きのバスが割と混んでいて、私の座っていた後部座席までびっしり人が埋まっていました。

会社に着く頃、ふと周りを見渡してみると、疲れているのかたまたま全員熟睡状態。
中には体勢が崩れ、「昏睡か?」と思うほどの若者まで。

ふと、映画「バトルロワイヤル」の1シーンを思い出してしまいました。
「これって、毒ガス?」
一人起きている自分が妙な気分になりつつ、バスを後にしました。

10月某日。
とある新聞を読んでいたら、気になる記事が。
「ゴールデンタイムにやっている時代劇番組の存在意義を問う」というもので、放送局番組担当者がインタビューに答えているものであった。

確かにゴールデンタイムにやっている割には時代劇番組の視聴率は割に合わず、かといって、ご年輩の視聴者層を考えると、ゴールデンタイムに置くしかなく・・・困っているという話であった。

私に問いてもらえれば、「断然、時代劇番組は放送すべき」である。
おばあちゃんっ子で、子供の頃から時代劇番組を見て育った私にとって、黄門様や暴れん坊将軍がいなくなってしまうのは非常にせつないのである。

出るぞ、出るぞと分かっていても、印籠は見たいし、お銀の入浴シーンも欠くことの出来ない老舗のエンターテイメントである。

最近、ドラマがつまらなくなったという声をよく耳にする。
毎週ほとんどのドラマを欠かさず見ていたドラマオタクのとある友達も、最近見ているドラマを聞いてみると1、2本と数が少ない。

今こそ、時代劇である。

長屋に呉服問屋が並ぶ町並み、御駕籠や飛脚、浪人に悪代官・・・すごい世界観で巻起こる、人間ドラマ、時代的エンターテイメント。
個人的に、俳優の石坂コージさん扮するニュー黄門様と若返った格さん、すけさんにはどうも愛着が沸きがたいが、なんとか時代劇ファンを裏切らずに「時代劇番組」には頑張っていただきたいものである。

10月某日。
大好きな「ドラえもん」を鑑賞。
自然と涙が出てくるほど、この世界観に癒される。
と、同時に「こんなに病んでたんだ・・・あたし」ということにも気が付かされる。



こんな感じで日々が過ぎていっています。

「最近、どう?」と聞くと、「特に何も・・・。つまらないよ。」と応える人がいますが、毎日「何もない」わけがないんです。
私だって、毎日「つまる」ことばかりではありませんが、無関心が一番ダメです。
何でもイイから、「何かある」ように自分をし向けてください。
毎日1つ「何かある」生活。
「何か」に対して、意見があって、思いがあって、感想が述べられる生活。

ほら、そうやって考えると、ちょっとだけ毎日が楽しくなりそうでしょ?




●今日のカメ

●鯉と小娘

大漁です。ピッチピチです。

●鯉の正体

さて、この鯉の正体は、バリ島で見つけた木製の置物です。
非常に良くできていて、カラダがいくつかの木のパートに分かれていて、それをつなぎ合わせてあるので、横に揺すってみると、魚類らしいしなやかな腰振りの動きが再現できます。日本円で約500円也。

鯉は現在我が家のオーディオの上に乗っています。
鯉とオーディオ。特にオチはありません。

ちなみにこのオーディオ、去年の弊社エニックスの年末恒例忘年会のビンゴ大会であたった商品。入社して、去年初めてビンゴしました。5等か6等だったかな?

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# by meshi-quest | 2001-08-15 18:33
胃腸が弱い。

すぐにお腹を壊す。

思えば、子供の時からずっとそうだった。
食い合わせが悪くてお腹を壊したり、夜窓を開けて寝ていてお腹をひやしてしまったり、「腹痛」は日常茶飯事であった。

そんなときにはいつも黒い小粒のレスキュー隊「正露丸」に助けてもらっていた。
レスキュー隊でも解決できないことは、真っ赤な特攻隊「赤玉」によって腹痛鎮圧をしていた。

過去数回、レスキュー隊と特攻隊を出動させても鎮圧できない腹痛の乱があったが、その時にはさすがに無駄な抵抗はやめ、おとなしく降伏し、病院に行った。

最近では、だいぶ我が胃腸も大人になり、昔ほど腹痛の頻度は減ったが、逆に一度腹痛が来るとその1回の打撃がかなり大きくなっている。

病気とは上手く付き合っていかなければいけない。

腹痛を通常の人よりも多く経験しているせいか、腹痛が来る余波を事前にキャッチし、今回の腹痛のレベルを察知できる気象予報士のようなスキルと、腹痛(初期)から腹痛(最盛期)になる前に、その腹痛発動の時間をある程度遅らせるスキルが体内に身に付いた。

特にこの「腹痛発動延期スキル」は、「どうしてもこの打ち合わせを全うしなければならない・・・しかし、こんな時によりによって腹痛が!!!」のような状況下において非常にお役立ちである。
コラムをご覧になっている同じように腹痛でお悩みの方にもぜひ伝授してさしあげたいところなのだが、「下腹のこの辺の筋肉にちょっと力を入れつつ、この辺に意識を集中させる・・」と説明しがたく、いわゆる「俺オンリー必殺技」みたいなもので残念ながら教授も伝授もできないのである。

しかしながら、子供の時とは違って、社会人になってからは「腹痛だから安静に寝ています。」という状況が仕事で作れないときがあり、何とかごまかしごまかし腹痛と付き合っていってるのである。


そんな私にとって、トイレは第2のマイルームである。

たぶん、自分の部屋についで、トータルすると滞在時間が長いのがトイレではないかと思われる。
下手をすると1日の大半をそこで過ごす可能性だってある。
トイレは大事な部屋なのである。

旅でホテルや宿を決めるときにも、トイレのことが気になる。
必ず部屋にトイレ付きのところを選ぶ。狭いはNG。できれば、ユニットバスは避けたい。汚いは論外。

トイレ共同の宿も基本的には避けたい。
トイレはココロ静かに便器に向かい合う場所で、うるさくされたり、急かされたりするのはご免である。

例えば、自分の悩みを相談に行って、個室で真剣に聞いてもらっている最中に、ドアをノックされて「まだ?」なんて言われたら、話したかったことも話せないで退室してしまうでしょ?
それと一緒。たぶん。

さて、以前コラムでうちの部屋をデジカメ写真で紹介させていただいた時に、青空のトイレの写真を掲載した。
気持ちよくトイレライフを楽しめるように、天井一面に青空の壁紙を貼っているのだが、色々な方々から割と反響があって楽しかった。

私のトイレのコンセプトは、「Relax&Natural」である。
できれば鳥のさえずりが聞こえ、森林の良い香りがし、夜は満点の星空が望めるくらいのリラックス空間にしたいくらいだが、そんなことができる身分ではないので、今は3部構成でトイレ改装をしている。

まず、視覚。
観葉植物をいくつか目に付くところに置いている。
棚には、前コラムで紹介したゲゲゲの鬼太郎フィギュアのおもちゃが並んでいる。
床にはマガジンラックを置き、雑誌が置いてあるので長時間いても飽きない。

それと、うちのトイレはたまたま不思議な間取りになっていて、三角形の場所にある。なので、普通の長方形の部屋より三角形のとがった部分で若干広く感じる。

次に、嗅覚。
部屋にアロマポットを置いている。色々芳香を試してみて、やっと今の香りに落ちついた。

そして、聴覚。
とある京都の喫茶店のトイレで、川のせせらぎのような音がCDコンポからずっと流れていて、すごく落ち着いたのをマネして、真剣にトイレにBGMを考えたのだが、「そこまでは・・・」と保守派意見が多かったので、今、再検討中である。



今のトイレは最終形ではないので、今後、まだまだ改装していく予定である。
改装したら、また随時ご紹介をさせていただこうと思う。

そして、最後に、自分の名誉のために書いておくが、こんなにトイレ、トイレと連呼して、別にトイレフェチでも、何かヤバい趣味があるわけでもない。
自然にリラックスと書いているからと言って、森のど真ん中で野外排泄をしたいわけでもない。

ただ、純粋に、ココロ静かにトイレライフを送りたいだけなのだ。
腹痛に悩める者として。

あしからず。



●オコトワリ。

皆様もご存じのように、アメリカで悲しいテロ事件がありました。
ちょうどあの日は夜遅くまでテレビを見ていて、アメリカでの惨劇を中継を通して同時期に見ておりました。現地NYでの惨劇の模様、日本でも情報が錯綜し、深夜テレビ局も混乱し、それを見ている私たちも驚き、とまどい、眠れない夜を過ごしました。

事件から数日経ち、成沢がコラムでこの事件に一切触れていないことに対して、「なぜ?」という声が色々な方々から寄せられましたので、ここにオコトワリを。

まず、決して無関心で触れていないわけではありません。
逆に言いたいこと、話したいこと、意見を聞きたいことがありすぎて、書けないのです。
それに、文章にしたとき、特にこのような事件で、私の伝えたかったことが少しでも違う方向に取られてしまったときのことが非常に恐ろしいです。

それと、タイムラグ。
更新のタイミングやコレを読んでくださった方のタイミングで意味合いも微妙に変わります。
それだけ、この事件を私の中では慎重に捉えております。

ですので、話をするならちゃんと話をし、議論をしたい、そういうつもりでいます。ご理解ください。


●昨日ノ夜ノ夢(キノフノヨノユメ)。

昨日見た夢。

大きな大きな人生ゲームのボードの上に立っていた。
つまり、駒が自分自身であった。
サイコロは誰が振っているのか分からない。
私は、告げられたサイコロの数に合わせて進んだ。

自分視点の夢で、ボードの上は普通の道路を歩いているような感覚だった。ただ違うのは、下にマス目があること。何の目に留まったか、どういう結果になったかは忘れてしまったが、奇妙であった。




●今日のトイレカメ。

トイレの様子です。

●空飛ぶカエル

バリ島で買ってきた木製のカエルです。気持ちよさそうに天井を飛んでいます。

●空落ちるゾウ

これもバリみやげ。ちょっと見にくいですが、ゾウがパラシュートで降りようとしている感じです。

●マガジンラック

というか、コンクリートのブロックです。
近所のホームセンターで1つ80円で売っていたのを買ってきて、マガジンラックとして利用しています。トイレに雑誌があると便利です。
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# by meshi-quest | 2001-08-04 18:18
仕事がら、情報チェックをよくする。
テレビもよく見る。
時間がら、ゴールデンタイムとかではなく割と深夜枠の番組が多い。

先日、家に帰ってテレビをつけたとき、ちょうど「イタリア通」という番組をやっていた。
確か、フジテレビの水曜日夜11時からだったと思う。
俳優の堤真一さん、江守徹さん、女優の小雪さんが出ていて、ちょっとコメディーぽいドラマ仕立てで、イタリア各地とそこの歴史を紹介する旅行情報番組、と私は見受けた。

不勉強で、今回初めて見た番組だったが、すごく興味深く見させてもらった。
元々、「世界の車窓から」を初めとする、その土地紹介モノ番組は大好きなのだが、きちんと土地や歴史の紹介をしつつも、それがクドくなく、理屈っぽくなく、楽しくみれたこの番組は良かった。

今回のドラマの舞台、渡航地は「フィレンツェ」であった。
1ヶ月前、ブラウン管を通して見ているその場所に自分もいて、ジェラードを食いまくっていた。

自分がいた場所をこうやって再びテレビで見ている感覚は、実に不思議だ。

行ったのがつい最近であればあるほど、体にまだその土地のカケラが染みついていて、テレビで見るその映像がそこを触っているようで、何だかくすぐったいような不思議な感覚に包まれる。

そんなこんなで見入ってしまった。
懐かしい。
またいつか行ってみたいと思う。

旅に対する懐かしみもあったが、何よりすごく勉強になった。
と、同時に自分の学の無さも露呈した。

前のコラムにも書いたが、ボッティチェリの「ヴィーナスの誕生」などを有するウィフィッツィ美術館。
この発音しにくい「ウィフィッツィ」とは何ぞ?とは思っていたが、どうやら「オフィス」の意で、フィレンツェを中心に栄えた財閥メディチ家の仕事場だったらしい。

しかも、美術館内に数キロ離れた自分の豪邸までを結ぶ巨大な廊下・・というか、もう道路と言っても良いくらいのモノを町中に作ったとのこと。
そう言えば、川を渡って何か美術館から向こう岸に橋っぽいモノが延びていたような・・。

で、今度は「メディチ」って何ぞよ?ってことで、英語の「Medicine」、つまり「薬」であって、薬剤から始まった名家だったらしい。
確かにメディチにメディスン・・・似てるかも。

極めつけは、ミケランジェロの最高傑作「ダビィデ像」のあるアカデミア美術館。
「ダビィデ像」の目の前の通路の両端に、ミケランジェロ作として数体の彫刻があった。
人の形をしていた。それは覚えている。
が、人の形にキレイに彫り上げられている「ダビィデ像」とは違って、その作品は半分「人」で、半分「大理石」そのままであった。

てっきり、何らかの事情で「未完成」なのだとずっと思っていた。
それより目の前に立つ大きな本物「ダビィデ像」に目を奪われていた。

が、それは、違った。
大間違いであった。

「イタリア通」によると、ミケランジェロは「私は石に埋もれている人間を助けてあげたのです。」と作品を説明したとのこと。

つまり、超「完成品」なのだ。

天才の言うことはスゴイ。
天才のすることは、果てしない。
芸術は奥が深い。
そして、私は思慮が浅かった。


こうして反省点の多かった「イタリア通」鑑賞は終了した。

何か自分の反省ビデオを見せられているかの気分であった。

いいんだ・・・。
こうやって、恥をかきつつ、ヒトは大きく賢くなっていくのです。


もっと、勉強してから行けば良かったなぁ・・・、イタリア。




●昨日ノ夜ノ夢(キノフノヨノユメ)。

私は、よく夢を見る。
が、その夢のほとんどがよく分からないモノばかりで、何でこんな夢を見たのか、ナゾ。
朝起きた瞬間はかなり鮮明に覚えているのに、いつしか忘れてしまう。
なので、自分の記録の1つとして、ちょっと残してみようと思う。


昨日の夢は、学園生活がテーマだった。
自分の中高通っていた女子校の制服を着ていた。白いセーターに、紺のリボンネクタイ、青のチェックのミニスカートに、紺のハイソックスとローファー。

場所は、実在の学校周辺ではなく、どこか閑静な並木道。登校中らしい。途中で、ガラの悪い同じ制服の子にわざとぶつかられる。

それに頭にきて、逆に私が「ちょっとこっち来な。」とどこかにその子を連れていった(苦笑)。

その辺でちょっと記憶飛んで、次のシーンでは下校中。エスカレーターで降りるすれ違いざまに、現在の同級生にあう。つまり、もうOLになってスーツ姿の子と、なぜかこの年で制服を着た私が出会う。確か、顔はバスケ部だったときの同級生だったように思う。

「ヤバイ」と思ったのか、私は見つからないように逃げるが(笑)(バレたらヤバイなら着なきゃいいのに、夢の私。)、「あれ?」っと気が付かれ、ガンガンに追いかけられる。で、そのチェイス劇がしばらく続いて、私が逃げ込んだ先が、華道室。華道の先生と思われる人物(実際は私は知らない人)が座っていて、事情を話してかくまってもらう。

そんな感じだった。
何の脈略もなく、変な夢。

たまには、こうやって他人の夢を覗いてみるのも悪くないでしょ。




今日のイタリアンなカメ。

海外旅行へ行く楽しみの1つ、現地のお土産。
イタリアで買ってきたお土産たちです。

●キリンとゾウの置物

ローマにある「コロッセオ」と同じ石で作られているキリンとゾウ。
すごくカワイイ。他にも、お魚、ハリネズミ、ウサギなどがあって、友達のお土産にしました。

●宇宙人

ワインの国イタリアならではのオシャレなワインオープナー。宇宙人っぽいところが気に入って、買いました。

日本に日本酒がらみのお猪口だとかはすごく小粋でステキなモノがあるように、餅は餅屋で、ワインがらみはそこのお国がよくご存じです。

●miu miuのヒール

コレ、今回自分に買った土産のベストワン。miu miuのヒールです。
えへ。お気に入り。

告白しますが、足が超デカいもんで・・・。
日本ではけるヒールがほとんどなく、基本はメンズのスニーカー。ましてやmiumiuの靴なんてありません。とんでもありません。

が、さすが、イタリア。ありました!私の靴。みんな、足も、体も大きいですからねぇ、イタリアっ子。

で、ちょっと高かったですが、思い切って買っちゃいました。

バカの大足、マヌケの小足・・・
だったら、バカの方がマシかな。
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# by meshi-quest | 2001-08-01 18:17
プロフィール
ゲームプロデューサー
成沢 理恵
「ドラゴンクエスト」や「ファイナルファンタジー」シリーズで知られる㈱スクウェア・エニックスを経て、 現在、ちゅらっぷす株式会社取締役、兼、ゲームプロデューサー。

ヒマさえあれば、国内、海外を食べ歩き、遊び歩く、生粋の遊び人。

その経験は、ゲームづくりにも活かされている、はず……。
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