ドラえもんと私
いきなりの告白ですが、愛しています。ラブリ~。
年末には「大晦日だよ、ドラえもん」、お正月には「お正月だよ、ドラえもん」。
バッチリ見ました。サイコーです。
私はあまり映画見ても、テレビドラマ見ても、泣いたりとかしないヒトなんですが、ドラえもんだけは泣きますね。ボロボロと。感涙です。
ドラえもんはホントよくできていると思います。最高の人間ドラマですね。友情、勇気、愛、悲しみ、別れ、出会い・・・そんなコトバで書いたり、変に見せると冷めてしまうような難しいモノをとても上手に私に見せてくれていると思います。
だから、あまのじゃくな私も素直に泣くんでしょうね。なんかね、ストレートに届いてくるんですよ、内容とかコトバが。普通「けっ、何だよ、勇気って?」な~んて思うことも、「うん、うん、勇気だよなぁ・・・(感涙)」になっている。ドラえもん・マジックです。
「Because美・構図」は商品開発を目的としているサイトだと思いますが、「ドラえもん」はイイですよ、たぶん役に立ちます。あんなに発明アイディア満載なものなんてないですからね。
例えばね、どこでもドア。
こんなの存在しないよ!ってことで
終わっちゃうとそこまでなんですが、
ちょっと視点を変えて、で、私はゲーム関係なんでそんな考え方をすると・・・「ドア開けて、その先に何があるかってワクワクするな。で、しかも開けるごとに違う場所に行くって楽しいな。だったら、ゲームにすると・・・・」こんな発想もなきにしもあらず。
視点を変えてみるって面白いですよ。それぞれの得意分野の視点で、アイディアの宝庫「ドラえもん」を見る。イイ感じ。ステキング。
さて、ここ数年、急激にドラちゃんを街で見かけるようになりました。
某引っ越しセンターのイメージキャラクターとして3Dになったり、雑貨や文具などありとあらゆるものにドラちゃんが。昔は子供のおもちゃがメインだったのに、今や若い子達の「カワイイ~!」に応えるキャラとして、活躍中。私としては、ドラちゃんに会える機会が増えたんで嬉しい限りなんですが、中には「コレは違うだろ・・・。」と思うようなただ水色の物体を載せただけの商品も(苦笑)。・・・それだけは勘弁してください。私が泣きたくなっちゃうから。
ドラえもんはいいなぁ・・。家にもいっぱいドラちゃんがいます。しゃべってはくれないけど、いつもニコニコしながら私を見ていてくれます。あの声で、「がんばんなよ~、りえちゃん。」って言ってくれているような気がします。
私のドラえもん好きは、昔っからです。ずっとずっと前から。
自慢げにバカをさらけ出すようですが、小さい頃、ドラえもんに会いたくて、貯めていたお小遣いを握りしめ、近所の亀屋万年堂に行き、高級どらやき(あずきが北海道産の無農薬)を買い、家の押入に置いておいて、ずっと待っていたこともありました。
それは、結局、ママさんの「ゴキブリが来ちゃうでしょ、やめなさい。」であえなく終了。
3年連続、クリスマスプレゼントの欲しいモノに「ドラえもん」と書き、プレゼンター(両親)を悩ませたこともありました。
収入がない子供にとっての「クリスマスプレゼント」は年に1回のビッグチャンス。ここで間違った選択をしてしまうと、次のチャンスは1年後。そんな一大イベントに「ドラえもん」を要求する。しかも、3年連続。それほど、一緒にいたかった。そして、オトナに頼めば何とかなるんじゃないかと思ってた。
ちょっと、物心ついて、オトナに頼んでもドラえもんは来ないんだなぁということが分かってからは、「第一希望ドラえもん。もしダメなら、~が欲しい。」というちょっと高度な要求に変わっていたが。
時は過ぎ、一応オトナと呼ばれるカテゴリーに入ってしまった今でもず~っと待ってます。
玄関を開けて、その奥でニコニコしながら、
「りえちゃん、おかえり~」って笑っているドラちゃんを。
いいじゃ~ん、好きなんだも~ん(笑)。
今日のカメ。
ドラちゃんとわたし
・・・ドラちゃんとツーショットで超ごきげん。このドラちゃんは、うちの和室、座布団の上に常駐しています。
風呂にもドラちゃん
・・・子供用シャンプーだったんですが、あまりにもかわいくて、中身を入れ替えして使ってます。