鯉泳ぐ青空
5月。山形では色々なイベント満載でした。
こどもの日が近いということもあって、ほとんどの家にゴージャスな鯉のぼりが風に泳いでいました。
東京の一軒家で鯉のぼりなんて見かけると、「金持ち」「お屋敷」というイメージがしますが(私だけかな?)、この辺じゃ鯉のぼりを飾る事なんて、いたって普通、どっちかというと飾らない方がおかしいくらいの比率らしいです。
そう言えば、居間に豪華な兜と五月人形もあったなぁ・・。
親戚の家から車で約30分くらいのところに「あゆ茶屋」という場所に行きました。
結構急流の川のところに鮎を捕るための梁を仕掛けて、捕れた鮎を塩焼きで食べさせてくれるところです。
しばらく川の梁を見ていたけれど、一向に鮎はかからず。でも、近くでは鮎の塩焼きを屋台で売っている。要はこのあたりの観光スポットですね。観光バスもいっぱいあったし。
鮎は見れなかったけど、キレイだったのが鯉のぼり。
川の両岸に大きな綱を張って、川を渡るかのように何十匹も泳ぐ鯉のぼり。圧巻。
後で聞いてみたら、この何十匹もの鯉のぼりは近所のお家からいらなくなった鯉のぼりをいただいて、活用しているとのこと。
珍しいリサイクルの形(笑)。
あともう1つ、サクラ。
寒い山形ではちょうど今が山桜の時期でして、よく晴れた青に、ピンクのコントラスト。
キレイでした。
今回の旅では結構色々と写真を撮ってきました。フィルムカメラとデジタルカメラを併用して。
写真、楽しいです。
子供の表情撮ったり、風景撮ったり、構図を決めてモノを撮ったり。
で、帰ってきてから、ゆっくり見てみる。その時その時で写したいモノ、伝えたかったモノがある自分に気がつきます。
「あぁ、きっとこの花に感動したんだろうな」と思うときは、あとで見てみると、同じ場所を数枚撮っていても、自分で花を大きく撮るような構図をとっていたりします。知らず知らずに。
だから基本的にはどんなに失敗していても、一発撮りをして、そのまま一応残すことにしています。後で見てみると、意外に言いたいことが分かる写真とかもあったりするんです。
ここでは小さく一部しかご紹介できませんが、「今日のカメ。」で見てくださいね。
近くに大きな池があって、本物の鯉も泳いでいました。
鮎はいるわ、鯉はいるわ、鯉のぼりはいるわで、サカナに囲まれたひとときでした。
今日のカメ。
●「あゆ茶屋」の鯉のぼり
・・・町民みんなの鯉のぼりをリサイクルした鯉たちの群。結構大きい川の対岸まであったので、ざっと30匹以上はいたような・・・。
●鮎塩焼き
・・・ここの名物らしいです。みんな買っていました。
●山桜
・・・すごいキレイでした。青空と花のピンクのコントラストがビューティフルだったんですけど、ちょっとこのデジカメだとうまく色が出ない。やっぱ、本物には負けちゃうなぁ。


