「ICU」
10/17号「週刊SPA!」にて、我が母校が紹介されていた。
「学食巡礼」という企画ページだ。
既にSPA!をご覧になった方は、ぜひ合わせて読んでいただきたい。
以前から「週刊SPA!」を愛読をさせていただいており、この企画ページを見るたびに、いつうちの大学が紹介されるのかと、今や遅しと待っていた。
ついに、その時が来た。
「第43回 国際基督教大学の巻」・・・43回目にして、やっとその順番が回ってきたのである。
懐かしい。
思えば、卒業してからほとんど行っていない。
ページにあった懐かしい学食の写真を見ていたら、行きたくなった。近々、時間を見つけて遊びに行こうと思う。
通称「ICU」。
正式名称は「国際基督教大学」という。
「アイ・シー・ユー」とは、「International (国際) Cristian(キリスト教)University(大学)」の頭文字である。ICU付近のご近所さん達は、「ICU」より「キリ大」と呼ぶ傾向が強い。
悲しいことだが、「ICU」と言えば、「国際基督教大学」より「集中治療室」の名の方が有名だ。
ちょっと大きめの病院に行けば、館内案内の看板に「ICU」と書いてある。
が、そこではない。
出身校を「ICU」と答えて、「ああ、あそこね!」と分かってくれる人は少なく、どちらかと言うと知らない人の方が多いのではないかと思うほどのマイナーな大学だ。
英語教育に非常に力を入れている。
これは、他大学に負けず、自信をもって言える。1学年1000人足らずで、少人数制の徹底した言語教育を行っている大学だ。
ICUでは英語が不可欠・・・というか、マジで生きていけない(笑)。
学期毎に配られる取得学科の一覧表も英語で書かれているし、外人の教授や学生がやたら多いし、日本の歴史の学科とかも担当教授が外人であれば英語で学ぶことになる。卒業の条件にも、「卒業までに、英語で実施される課目を必須9単位以上」がある。
入学してから1年、2年は英語の授業ばかりだった。専門科目の授業は、2年の後半くらいからやっと取れる感じで、まずは授業を受ける前段階の英語の徹底したお勉強。
促成栽培気分であった。促成栽培に向いている植物と、向かない植物があると言うのに・・。
今思えば、よく気が狂わなかったな、私。
人生の中で一番必死で勉強してた気がする、受験の時よりも。
純正ジャパニーズの私とっては、過酷な日々であった。
高校時代、多少なりとも英語に自信があってICUに入学したが、入学直後にスゴイ世界を思い知らされた。「自信」なんてもんは粉々に崩れ、一から修行のし直しである。上には上がいるもんだ。
ちなみに、1年時の英語の授業は、入学直後の英語の試験によって、セクション「A」から、たしか「Z」まで、1年生全員を20人弱のクラスに分け、そのクラス単位で「読む」「書く」「聞く」「話す」を徹底的に学ぶシステムになっている。
で、あるので、常に先生とアリーナ席で授業が受けられる状態になっている。普通の大学のように「後ろの席ならバレない」、なーんてことは絶対なく、どの席に座ろうが丸見えである。
ラクガキもできない。宿題忘れや居眠りは非常に目立ち、しようものなら英語で怒られ、英語で自己弁明するオチになる。遅刻もしにくい。・・とは言え、してたが。
セクション「A」から「Z」というクラスは、さらに大きく3つに分かれており、英語の授業内容が異なっていた。
「A」からアルファベットの真ん中くらいまでのクラスは、フルで英語の授業があり、真ん中から「U」くらいまでは一部の英語の授業が免除、「Y」とかを含むクラスは英語を大幅カットで逆に日本語授業を取らされる形になっている。
分かりやすく言うと、「A」からのクラスは、「純ジャパニーズ組」で「もっと英語を勉強しましょう」クラス、次のクラスは、英語力が割とある「中堅」クラス、最後のクラスは、「ほぼ外人並み」でどちらかというと「日本語をやりましょう」クラス。
当然、私は「英語がんばりましょう」組であった。
一番最初のクラス分けテストなんて、あまりの分からなさ加減に、テスト中に薄ら笑いさえ出てしまうほどであった。クラス分け以前で、入れてもらえず、入学取り消しになるのではないかとマジで悩むほど分からないテストだった。
まぁ、そんなこんなで英語の修行が始まり、「日本が一番」なんて言って海外に行ったことのなかった私は一大決意をして、この1年時にオーストラリア短期留学をした。
帰ってきたら、すっかり海外好きになってしまい、フラッと海外逃亡をしてしまうような今の自分がこの時に形成された。
う~ん、懐かしい。
懐かしさに浸らせていただくために、もうちょっとひっぱらしていただきます。この続きは次号で。
●昨日ノ夜ノ夢
プロレスラーがファッションショーをしているという奇妙なシチュエーション。
観客の1人として、最前列の席に自分は座っていた。
赤と黒の覆面の人が優勝していたような気がする。
あとは忘れてしまった、起きた瞬間に。
●今日のカメ
海外旅行好きを記念して(?)、色々な国へ行って買ってきたお土産(自分用)をご紹介。
○エロ箸置き(1)
これは中国・上海に行ったときに見つけた一品。腰の「くびれ」部分に箸を置くのだと思われます。ステキング。中国4千年の歴史を感じます。
○エロ箸置き(2)
別バージョン。こんなポーズ違いが全6種類あって(笑)、立派な箱に入って売られておりました。こんな奇特な商品は迷わず買いましょう。というわけで、確か日本円で360円(6つで)くらい。
○皇帝服
「エンペラー」っぽいでしょ。なぜ買ってしまったのかは、謎。結構、暖かい。


「学食巡礼」という企画ページだ。
既にSPA!をご覧になった方は、ぜひ合わせて読んでいただきたい。
以前から「週刊SPA!」を愛読をさせていただいており、この企画ページを見るたびに、いつうちの大学が紹介されるのかと、今や遅しと待っていた。
ついに、その時が来た。
「第43回 国際基督教大学の巻」・・・43回目にして、やっとその順番が回ってきたのである。
懐かしい。
思えば、卒業してからほとんど行っていない。
ページにあった懐かしい学食の写真を見ていたら、行きたくなった。近々、時間を見つけて遊びに行こうと思う。
通称「ICU」。
正式名称は「国際基督教大学」という。
「アイ・シー・ユー」とは、「International (国際) Cristian(キリスト教)University(大学)」の頭文字である。ICU付近のご近所さん達は、「ICU」より「キリ大」と呼ぶ傾向が強い。
悲しいことだが、「ICU」と言えば、「国際基督教大学」より「集中治療室」の名の方が有名だ。
ちょっと大きめの病院に行けば、館内案内の看板に「ICU」と書いてある。
が、そこではない。
出身校を「ICU」と答えて、「ああ、あそこね!」と分かってくれる人は少なく、どちらかと言うと知らない人の方が多いのではないかと思うほどのマイナーな大学だ。
英語教育に非常に力を入れている。
これは、他大学に負けず、自信をもって言える。1学年1000人足らずで、少人数制の徹底した言語教育を行っている大学だ。
ICUでは英語が不可欠・・・というか、マジで生きていけない(笑)。
学期毎に配られる取得学科の一覧表も英語で書かれているし、外人の教授や学生がやたら多いし、日本の歴史の学科とかも担当教授が外人であれば英語で学ぶことになる。卒業の条件にも、「卒業までに、英語で実施される課目を必須9単位以上」がある。
入学してから1年、2年は英語の授業ばかりだった。専門科目の授業は、2年の後半くらいからやっと取れる感じで、まずは授業を受ける前段階の英語の徹底したお勉強。
促成栽培気分であった。促成栽培に向いている植物と、向かない植物があると言うのに・・。
今思えば、よく気が狂わなかったな、私。
人生の中で一番必死で勉強してた気がする、受験の時よりも。
純正ジャパニーズの私とっては、過酷な日々であった。
高校時代、多少なりとも英語に自信があってICUに入学したが、入学直後にスゴイ世界を思い知らされた。「自信」なんてもんは粉々に崩れ、一から修行のし直しである。上には上がいるもんだ。
ちなみに、1年時の英語の授業は、入学直後の英語の試験によって、セクション「A」から、たしか「Z」まで、1年生全員を20人弱のクラスに分け、そのクラス単位で「読む」「書く」「聞く」「話す」を徹底的に学ぶシステムになっている。
で、あるので、常に先生とアリーナ席で授業が受けられる状態になっている。普通の大学のように「後ろの席ならバレない」、なーんてことは絶対なく、どの席に座ろうが丸見えである。
ラクガキもできない。宿題忘れや居眠りは非常に目立ち、しようものなら英語で怒られ、英語で自己弁明するオチになる。遅刻もしにくい。・・とは言え、してたが。
セクション「A」から「Z」というクラスは、さらに大きく3つに分かれており、英語の授業内容が異なっていた。
「A」からアルファベットの真ん中くらいまでのクラスは、フルで英語の授業があり、真ん中から「U」くらいまでは一部の英語の授業が免除、「Y」とかを含むクラスは英語を大幅カットで逆に日本語授業を取らされる形になっている。
分かりやすく言うと、「A」からのクラスは、「純ジャパニーズ組」で「もっと英語を勉強しましょう」クラス、次のクラスは、英語力が割とある「中堅」クラス、最後のクラスは、「ほぼ外人並み」でどちらかというと「日本語をやりましょう」クラス。
当然、私は「英語がんばりましょう」組であった。
一番最初のクラス分けテストなんて、あまりの分からなさ加減に、テスト中に薄ら笑いさえ出てしまうほどであった。クラス分け以前で、入れてもらえず、入学取り消しになるのではないかとマジで悩むほど分からないテストだった。
まぁ、そんなこんなで英語の修行が始まり、「日本が一番」なんて言って海外に行ったことのなかった私は一大決意をして、この1年時にオーストラリア短期留学をした。
帰ってきたら、すっかり海外好きになってしまい、フラッと海外逃亡をしてしまうような今の自分がこの時に形成された。
う~ん、懐かしい。
懐かしさに浸らせていただくために、もうちょっとひっぱらしていただきます。この続きは次号で。
●昨日ノ夜ノ夢
プロレスラーがファッションショーをしているという奇妙なシチュエーション。
観客の1人として、最前列の席に自分は座っていた。
赤と黒の覆面の人が優勝していたような気がする。
あとは忘れてしまった、起きた瞬間に。
●今日のカメ
海外旅行好きを記念して(?)、色々な国へ行って買ってきたお土産(自分用)をご紹介。
○エロ箸置き(1)
これは中国・上海に行ったときに見つけた一品。腰の「くびれ」部分に箸を置くのだと思われます。ステキング。中国4千年の歴史を感じます。
○エロ箸置き(2)
別バージョン。こんなポーズ違いが全6種類あって(笑)、立派な箱に入って売られておりました。こんな奇特な商品は迷わず買いましょう。というわけで、確か日本円で360円(6つで)くらい。
○皇帝服
「エンペラー」っぽいでしょ。なぜ買ってしまったのかは、謎。結構、暖かい。



by meshi-quest
| 2001-09-17 18:35