冷たい夏と温かい結婚式
このまま涼しくなって秋になり、寒くなって冬になっていくのか・・。
この服好きの私ですら、例年よりもTシャツ買う量が圧倒的に少なかった。
こんなに涼しいと、ココロなしか夏服を買う元気も当社比マイナス30%である。
今年の冷夏は、私の購買欲を直撃という激・小規模な部分から、日本人の経済、生活といったもっと大きな部分までありとあらゆるものに影響を与えている。
まず、「日本の夏」という風情に影響を与えた。
プールではしゃぐ子供、道端で花火をする家族、スイカを美味しそうに食べる様、キャミソール1枚の綺麗なお姉さんが汗をぬぐうしぐさにかいまみるエロス(笑)・・・・そんな数々の日本の夏の情緒がいつになく見られなかった。
いまいちソフトクリーム熱も盛り上がらない。
夏になると大好物のキハチのソフトクリームが「暑さ」という期間限定フレーバーによって、より一段と美味しく感じられるのだが、こう涼しいと私のクリーム熱も元気なし。
夏の風物詩、「花火」も今年はまだ一度もやっていない。
そういや、夏祭り大好きっ子の私が、今年は夏祭りにあんまり行ってない。
海やプールも行ってないのでよく分からないが、時期もの商売をされている方は相当影響を受けたんだろうな、と思う。
野菜の価格も相当高騰している。
先日、スーパーに買い物に行ったときも、レタス1玉で398円と書かれていて、たまげた。
不規則な生活でただでさえ野菜不足なのに、これではさらに野菜不足になってしまう。
「えー」
がっかりしながら、ふとレタスの横を見ると、ダンボールにたくさん積まれた白い顔したひょろっと細長い野菜が私を見ている。
もやしである。20円と書いてあるではないか。
もやしは素晴らしい。
いつだって、どんな時だって庶民派だ。
しばらくは、もやしとともに生きてゆこう。
そんな8月の終わりに会社の先輩の結婚式二次会に出席した。
イイもんだ、新郎新婦というのは。
幸せそうな新郎と嬉しそうな新婦の姿は、いつ見てもステキだ。
みんなを幸せにするパワーがある。
冷たい夏によってクールダウンしてたココロもホッカホカだ。
そして、結婚式を見るたびにいつも思うのだが、「白」という色はホント素晴らしいなと思う。
新鮮で、かわいらしく、それでいて気高くもあり、招待客がどんな衣装で来ようとも、花嫁が身にまとう「白」には勝てないのだ。
今日の花嫁さんも本当にきれいだった。
ちょっと面白かったのが、結婚式の二次会に来ていた台湾の来賓による台湾式「愛のしるし」の実演。
どうやら台湾で結婚式のときに新郎新婦が行うとっておきの儀式らしい。
下記、「愛のしるし」のやり方を書くので、ぜひ結婚式の時にお試しいただきたい。
新郎をまずイスに座らせ、その上に新婦を座らせる。
その次に、新婦の履いていた白いハイヒールを脱がせ、その中にビールを注ぐ。
ちなみにハイヒールにはビールに限らず何を入れても良いらしい。
そして、新郎が来て下さったお客様に感謝の意があり、かつ、新婦を心から愛しているのなら、それを一気飲み。
以上が、台湾式「愛のしるし」の儀式である。
ハイヒールビールを飲むという新郎とビールでぐちょぐちょのハイヒールをまた履かねばならないという軽い負荷が新郎新婦にかかるものの(笑)、イベントとしてはかなり盛り上がって、お客としては楽しかった。
この年になると先輩や友達の結婚式や二次会にお呼ばれされる機会が増え、それぞれの結婚式に個性があり、特徴があり、おまけに色々な人間ドラマが見れて楽しい。
独身貴族の小娘も、先輩方の見て、色々と勉強させていただこうと思う。
大介さん、ちなこさん、いつまでもお幸せに!
■今日のカメ。
◆黒のドレスで小娘出席
黒のノースリーブロングワンピースで出席しました。
髪に付いている白い花の飾りは実はネックレス。こんな使い方をしてみました。
◆台湾式「愛のしるし」
新郎さんが飲んでます、飲んでます!
◆都々さん、ありがとうございました。
結婚式の三次会は、小娘が度々遊びに行かせていただいているマジックバー「うさぎや」さんに新郎新婦と一緒に行きました。
「うさぎや」さんは日本風家屋の落ち着いた雰囲気でゆっくりお酒を飲みながら、本格的なマジックが楽しめるお店です。
この日はたまたま「USO!?ジャパン」に出演された有名マジシャン『都々』さんがマジックを披露して下さいました。しかも、特別にウェディングマジックをしていただきました。
ワイングラスの中にトランプを入れて、そのグラスの口の部分をお客に手でふさがして、新婦に新郎をイメージしたカードを選ばせ、都々さん自身は一切グラスに触れてないのに、グラスの中のカードとかが浮くんです!!!!マジで。
もちろん、そのカードは新婦の選んだ新郎のカードで、全くもってイッツ・マジックです。
すごく楽しくて、良い記念になりました。
「うさぎや」さんに行くたびに、私もマジシャンになりたいと影響されて帰ってくる私。いいなぁ、マジシャン・・・。