「松竹梅」でどれが一番格上か?
「松竹梅と各種取り揃えてるけど、どれがいい?」
上記の「取り揃えている・・・」という内容は大したことではないので、この際どうでもいいのだが、今日の問題は実は「松竹梅」にある。
「松竹梅」とは別に日本酒の名前ではなく、言わずとしれた物事の等級を示す言葉である。
ところが、このとき私はとっさに、この「松竹梅」のうちでどれが一番でどれが三番目かが分からなかったのだ。
竹が真ん中であることはなんとなく分かる。3つのうちの真ん中に挟まっているし。
が、松と梅がどっちが格上なのかが本気で分からなかった。
どっちが上なのだろう・・・・・。
松竹梅を日常でよく見かけるのは、たぶん、和食の食事処ではないかと思う。
例えば、鰻屋さん。
鰻の大きさ、質などで、メニューの鰻重のところに「松竹梅」とか書いてあって、値段が違っているので、どれが格上か一発で分かる。
でも、どうして、あの時「松竹梅」の判別が付かなかったのだろう・・・。
その答えは、物事の等級を示すために用いているアイテムに問題があると思われる。
つまり、松と竹と梅。この3アイテムだ。
私にとっては、松とも竹とも梅とも、実生活で縁遠いので、どれが高級で格上でというのが、全くもって感覚として分かっていないのだ。
だから、鰻屋さんのように、「値段」という分かりやすいファクターが一緒にセットになっているとすんなり分かることが、「松竹梅」という単語だけ出されると分からないのだ。
実生活感覚に当てはめて考えると、私にとっては、竹の香りは入浴剤とかでも好きだし、「竹」に関しては、結構格上判定になっている。
梅においても、見た目も可愛らしいし、華やかさもあるので、格上判定である。
松に関しては、和風の高級感はあっても、私の実生活に縁遠い植物のため、ちょっと格が下がる。
そんなことも踏まえて総合的に考えると、「松竹梅」の等級制は、「竹梅松」もしくは「梅竹松」になりかねない。
同じ問題を京都で考えていたら結果は違っていたのかもしれない。
ここは東京。とかく松とも竹とも梅とも縁遠いのだ。
こんな「等級」という大事なジャッジをするためのアイテムが分かりにくいのは非常に問題がある。
家に帰って久しぶりに机から国語辞典を取り出し「松竹梅の中でどれが一番か?」を学んだから良いものを、あの私なら、笑顔で「これください」と「梅」と書かれた何かを受け取ってしまいそうだった。
これはまずい。
そもそも、分かりにくいから誤解を生むのだ。
であれば、もっと分かりやすいアイテムに置き換えればいいのだ。
そこで、ちょっと私なりに考えてみた。
◆「トロ・エビ・鉄火巻き」
私の好きな寿司で等級を考えてみた。
もちろん、トロが松、エビが竹、鉄火が梅である。
他にも、「エンガワ・ハマチ・納豆巻き」でもいい。
ただし、問題点として、私個人の好みが非常に満載であるため一般性に欠けていること。
そして、年を取ったときに、「トロは脂っこくてねぇ・・・」とか言いながら「鉄火」が自分にとっての「松」になって逆転している危険性もある。恒久的に使えない。あまりお勧めできない等級制だ。
◆「お茶・紅茶・コーラ」
ドリンクに当てはめて考えてみたが、これも非常に私の好み満載でお勧めが全くできない。
炭酸が一切飲めない私にとっては、コーラは「梅」扱いなのだ。
◆「メロン・イチゴ・バナナ」
私の好きな果物を等級化してみたのだが、これまた自分だけが分かる等級制になってしまった。
本当は洋ナシとさくらんぼとかも大好きなのだが、メジャーな果物でまとめてみた。
・・・うーむ。
こうして考えると、なかなか良い等級ジャッジアイテムは見つからないもんで、結局のところ「松竹梅」を使うしかないようである(苦笑)。
まぁ、こんなことを考えながら、筆を執り、秋の夜長を過ごすのもまた一興である(笑)。
先日、仕事でお世話になっている会社さんからチケットをいただき、初めて総合格闘技「PRIDE」の試合を見に行ってきました。
この日はPRIDEグランプリ2003ということで、場所は東京ドーム。雨にもかかわらず、超満員のお客さんでした。
個人的に格闘技を見るのは大好きで、実はプロレスラーさんともお友達ということもあり、よく男女問わずプロレスの試合とかを見に、後楽園ホールとか行ってました。
あと、最近では、K-1とかの試合をテレビでよく見ています。
PRIDEは初めてだったんですが、とにかくすごいお客さんの数でびっくりしました。
どんな格闘技でも、格闘技はホント楽しいです。
自分がリングに立っているわけでもなんでもないのに、あたかも自分が相手を倒したかのような気がして、スカッとしますね。
ただ、PRIDEは「ちょっと格闘技を知っている人」用という気はしました。
私もあまり詳しいほうではないですが、PRIDEでは打撃と寝技による攻撃を許しているので、立った状態での打撃のときはパンチや蹴りで激しいのですが、寝技になると膠着状態が続いて、リングの上でモゾモゾしているだけに見えてしまうので、分からない人にとっては地味に見えてしまうかも。
プロレスとかは派手な演出やリングの上から跳んだりなどの技があったり、K-1は打撃だけなので一発の強烈パンチによるKOがあったりと、なんだかよく分からないけど圧倒されちゃうというのがあるんですが。
PRIDEファンの方に聞くと、それだけPRIDEはガチンコでやっている試合なので、寝技のときも見えないかもしれないが有利な戦況をとるための攻防があったりと、「そこが楽しいのよ!」とのこと。
私にとっては、格闘技好きなので、非常に楽しかったです。
11/9(日)PRIDEグランプリ2003の情報は、こちらのPRIDEオフィシャルサイトにて。
きっと私の説明聞くより、分かりやすいと思います・・・・。
http://www.so-net.ne.jp/pride/events/pride_gp_2003/index.html
◆PRIDEグランプリ2003
ロイヤルリングサイドという席をいただいたので、リングから近かったです。
◆超満員のお客さん
2階の上の方の席までみっちりお客さんが来ていました。
◆派手な演出
選手が入場してくるとスモークが出たり、大きなモニターを使った派手な演出がされます。
それを見るだけでも楽しいです。