夏の風物詩
・スイカ
・宇治抹茶ミルクカキ氷
・金魚すくい(祭りも含む)
の、3つになる。
いくら私の家がクソ暑かろうが、丸井で夏のスパークリングセールが開催されようが、甲子園が始まろうが、とにかくこの3つが揃わないと、私の夏は始まらない。
今年、スイカにはかなり早々と手を出していた。
6月の終わりごろにはすでに美味しくいただいていたと思う。
近所のスーパーがイイ感じに入り口付近に夏のフルーツ特設コーナーを設けており、避けるに避けられず、買い物行くとついつい重いのにスイカを買ってしまったりする。
スイカはイイ。
甘さ&水分どちらも補給できる。配色もイイ。赤と緑の楽しげなクリスマスカラーだ。
果物全般に好きだが、スイカは5本の指に入っている。
宇治抹茶カキ氷は、かなりチャンスを逃していて、なかなかありつけなかったのだが、つい最近、吉祥寺へ行くと9割方立ち寄っている和風茶房で食べた。
イチゴやメロンじゃ、役不足だ。「抹茶ミルク」じゃないと、夏は語れない。
単に私が抹茶&練乳の組み合わせが好きであるという理由も大きいが、イチゴやメロンは割りと秋や冬でも常設しているお店があるので、この時期に登場する抹茶ミルクがいい。
しかも、安くてお手ごろで売っている抹茶ミルクカキ氷では駄目だ。
抹茶が甘すぎ、もしくは抹茶が薄すぎで、氷とマッチしていないことが多い。
抹茶ミルクカキ氷を食すときには、ぜひとも、ちょっと高くとも抹茶に自信を持っているお店で食べていただきたい。
ちなみに、よく店では「宇治抹茶金時」と、抹茶とあんこがセットになっている場合が多い。が、実は氷に乗っているあんこが苦手だ。
なので、私とカキ氷を食べに行くときは、自動的に私のあんこが相手に譲渡されるので、「宇治抹茶W金時」となる。あんこ好きな方には耳寄り情報だ。
さて、最後に金魚すくい。
金魚をすくわないと夏が始まらない。
去年は7月に行われる靖国神社のみたま祭りに行ったので、早々と金魚をすくったのだが、今年は7月の祭りを全部逃してしまった。
8月に入って、うかうかしていると全祭りを逃すような気がしたので、とりあえず、阿佐ヶ谷の七夕祭りという祭りに行ってみた。
初めて行ったのだが、神社や寺があって、露店があるという祭りではなく、阿佐ヶ谷にある超巨大な商店街の各商店が露店を出すアットホームなお祭りだった。
とは言え、阿佐ヶ谷の商店街の長さは半端ないので、かなりの規模の祭りになっており、商店街を動けないくらいの集客があった。
商店街の中では、八百屋さんは焼きとうもろこし、肉屋さんはからあげ、酒屋さんはビールや冷たい飲み物の販売など、それぞれ各自の特色を活かした露店を出していた。
さすがに金魚はないだろうなぁ・・・と思っていたところ、なんと花屋さんが店の中で金魚すくい屋を展開していた。
近いようで遠いのだが、少なくとも店舗内で水こぼしても大丈夫そうだし、あっていると言えばあっているのかもしれない。
見るとここの花屋だけでなく、その先の花屋も、さらに先の店でもやっているので、阿佐ヶ谷商店街では花屋が金魚屋をやるという何か暗黙の了解でもあるようだ。
さて、今年一発目の金魚をすくってみたのだが、大変残念なお知らせとして、惨敗してしまった。
履歴書の特技の欄に「金魚すくい」と書き、さらには金魚すくいのネタでこのコラムにも原稿をアップした女としては、納得のいかない結果だ。
仕方がない。
夏の間に、別の祭りでリベンジでもするか・・・。
こうして、やっと私の夏が幕を開けた。
■今日のカメ
■スイカ

■宇治抹茶金時(練乳&白玉付き)

■阿佐ヶ谷「七夕祭り」

商店街の頭上のモール部分にすだれとか、キャラクターを模した巨大なフィギュアとかが飾られています。それを見て楽しむお祭りなのですね、きっと。
■R2-D2

■Mr.インクレディブル

■花屋で金魚

負け犬覚悟で言い分けさせてもらうと、業務用と違って水槽深いんだもん。次はがんばります・・・。
■酒屋さんの外人ビジネス①

そこまでは普通なのですが、何がすごいって、作っている人が外人で、それだけで、美味そうポイントが1.5倍になってました。
みんなもそう思ったのか、この店には長蛇の列が(笑)
■酒屋さんの外人ビジネス②

ボードにはフランス語で書かれたメニューに日本語のカナがふられており、これだけで、「フランス人が作っている現地のクレープ?!」みたいな妄想が広がってしまい、美味しいポイント2倍(笑)。
食べてみたかったんですが、あまりに人が並んでいて、あきらめました。
素晴らしく上手な商売の仕方だなぁ・・・、感心。
■美味しかったもの

抹茶の香りに適度な甘み。なにげにコレがすごく美味しかったです。