雪の日
自分にとって、何が大切で、何が必要なのかを、ちゃんと理解できるようになってきた。
必要なものだけを探して、必要なものだけを選び取ることができるようになってきた。
必要なものだけしか求めない自分を誇りに思えるようになってきた。
だいぶ、ブレなくなってきた。
若い頃は、それこそ、「無駄」が多かった。
あらゆるコト、あらゆるモノに対して。
何でもかんでも、全部取ろうとしていたから。
「いるか、いらないか」「欲しいか、欲しくないか」を真剣に考えていなかったのだろう。
でも、その「無駄」も「自分にとって必要なもの」を知るために、きっとどれも必要だったので、不要な「無駄」ではなく、必要な「無駄」。
久しぶりにずっと家にいた東京・雪の日。
こんなに長い時間、窓から外を見ていたのは、どれくらいぶりだろう。
外が真っ白で、全部が全部真っ白で、それを見ていたら、その白さに吸い込まれるように、自分の心も白紙にリセットされた。
■今日のカメ
■東京大雪の翌日

見慣れた道も、なんだか知らない場所へ来たみたいでした。
■快晴
