とっても中国っぽい中華料理
劉ちゃんは私の仕事のアシスタントをしてくれている会社の後輩だ。
大学時代ICUにてかなり多くの外国人に接してきたほうだが、こんなに日本語うまくて、日本に馴染んでいる人は初めてだ。
と、いうことを劉ちゃんに言うと、いつもニコニコ笑って嬉しそうに、「ありがとうございます」と言う。かわいい妹だ。
劉ちゃんのおススメで連れて行ってもらったお店は、幡ヶ谷駅から徒歩1分くらいのところにある「餃子辣菜房」(ぎょうざさいらいぼう)というお店。
劉ちゃんの知り合いの若い中国人夫妻がやっているらしく、美味しいと評判とのこと。
確かに、店内は狭かったが、お客さんは満席いっぱいだった。
日本語のメニューがあったが、ここはあえて劉ちゃんにすべてお任せ。中国語でおススメを聞いてもらって、味付けも本場中国っぽくしてくれた。
私も何度か上海に旅行へ行っているが、出てきた料理すべて上海で食べて感動した味に似ている。
高級な味ではないのだが、家庭料理というか、安心する味。
いい意味で油っぽくて、味が濃い。
そうそう。
上海行って「うまい、うまい!」言いながら食べた中華の味はこんな味だったなぁ。
家でも中華をよく作るが、どうもこういう味にならない。日本の中華って感じ。
火力なのか、コツがあるのか、味付けなのか・・。
たらふく食った。
また近いうちに一緒に行きたいけど、残念ながら、妹は今月末に家の事情で中国に帰国してしまう。
とても淋しいけれど、飛行機3時間ちょっとでまた会えるので、笑顔で一旦お別れ。
今度は上海で会いましょう。
■今日のカメ
■ 餃子辣菜房
京王線幡ヶ谷駅から徒歩1分くらいの雑居ビルの地下にあります。
■ 前菜
きゅうりの甘酢漬けとザーサイ。実はどちらも苦手な料理なんですが、ここのお店のはとても美味しくて、中毒のように食べ続けてました。特に何かあるわけではなく、普通のシンプルな前菜なんですが、妙に中毒性があって美味しかった!
■ 水餃子
劉ちゃんおススメの水餃子。上海で食べた、あの水餃子の味がする。皮が厚くてモチモチしていて、肉にしっかり味が付いている。うまい!!
■ 豚足の煮物
すごく軟らかくてコクのある豚足。ただ、私が豚足自体がちょっと苦手みたいで・・・、周りにあった青梗菜をメインに食べてました。豚足苦手な私も食べれたので、好きな人にはきっとたまらない一品。
■ 羊の串焼き
劉ちゃん曰く、中国の西のほうの料理のようです。モンゴルとかそっちに近いほうかな?かなり味が濃くてスパイシーですが、私はかなり好きです、これ。
■ ホウレンソウのにんにく炒め
シンプルな料理なのに、なぜにこんなにうまいんでしょうねー。この濃さ、この油、最高(笑)。
■ エビとセロリとカシューナッツの塩炒め
これも美味しかったです。セロリ食べれないんですが、このセロリは全くあの臭みとクセがなくて、食べれました。
■ 山芋のサンザシがけ
これ、デザートだそうです。長芋をおかずでしか食べたことなかった私にとっては初めての経験でした。長芋の味はそのままで甘いジャムがかかっている感じでしょうか。正直私は苦手でした。
■ 杏仁豆腐
今までかなりいろんなところで杏仁豆腐食べてきましたが、5本の指に入る美味さかも。かなり牛乳の味が濃くて、甘さもあるので、賛否両論分かれると思いますが、私はすごく好きな味でした。
■ 劉ちゃん
3年間、お疲れ様でした!後輩というより友達のような感じで、楽しく仕事をさせてもらいました。ぜひ次は上海で!!