アルマンド・ルセロ師のマジックな夜
私が生まれて初めて目の前でマジックを見たのは、
知り合いの開発会社さんに招待されて行った
赤坂「うさぎや」さんというマジックバーだった。
もうかれこれ6年前くらいになる。
子供のころ、父親がやってみせた手からタバコを出す
100%タネ有りマジックとは違い(笑)、本物のマジシャンによる華麗なるマジック。
すごく感動して、すごく興奮していたのを覚えている。
騙されるのは好きじゃないが、生まれて初めて、
「楽しく騙された」というか、「騙されて嬉しかった」というか。
そんなことがきっかけで、そのマジックバーのオーナーさんと出会い、
以後、私の誕生日会をしてくださったり、
先輩の結婚式の二次会で使わせていただいたり、
ちょくちょくバーへ遊びに行かせていただき、今も懇意にさせてもらっている。
そんな6年くらいのお付き合いになるオーナーさんから
初めてこんなメールをもらった。
「銀座店にアルマンド・ルセロ師がいらっしゃってます。ぜひ観にきて欲しいです。」
オーナーさんとは今まで色々とメールのやり取りをさせてもらっていたが、
店への勧誘というかいわゆる営業メールは過去一度もなくて、
いつもその日にあったこととか、面白かったこととか、雑談とか(笑)。
今回、初めて店に来てほしいというメールをもらった。
そして、オーナーさん自身も凄腕のマジシャンなのだが、
そのオーナーさんが「師」という言葉を付けて、
マジシャンを紹介するのも初めてだった。
ちょうど私の上司がダブル成人式に相当するお誕生日を迎えたので、
上司も誘って、マジックバー「銀座 十二時」へ行った。
銀座店へは初めてだったのだが、
赤坂「うさぎや」で懇意にさせていただいていたマジシャンやスタッフも
結構こちらに移動してきたみたいで、懐かしく、話が弾んだ。
最初に、ジョージさんや喜代野さんのカードを使ったテーブルマジックを見て、
その後、別室のステージにて、他のお客さんと一緒にステージマジックを鑑賞。
ステージでは、紙からスイカが出てきたり、テーブルが宙に浮いたり。
マジックなのか、超能力なのか(笑)、摩訶不思議なことが連発。
お客さんの感嘆と拍手と笑い声が絶えない。
単純に「楽しい」。
私みたいなド素人が言うのもなんだが、相変わらず、質が高く、
いつ見ても、素直に感動できて、楽しめるマジックを見せてくれる。
ここまででも十分すぎるほどマジックを堪能したが、
ここからさらにルセロさんがいらっしゃって、
特別にカードマジックを披露してくださった。
ルセロさんは、ラスベガスをはじめとして
全世界で10年以上もショーをされている方で、
日本でもテレビに出られたりしている有名なマジシャン。
実際にお会いしてお話しさせていただいたルセロさんは、
とても気さくで、朗らかなおじ様という印象。
こちらからの質問にも気軽に答えてくださる方だった。
手がマジシャンの手というか(実際プロのマジシャンだが)、
指が長く、スラッと伸びていて、なんでも出せそうな感じの手をしていた。
いくつかマジックを目の前で披露してくださったが、もうとにかくスゴイの一言。
これ以上、言いようがない。
目と鼻の先の近距離で、大の大人が4人もガン見している状況で、
両面真っ白かったカードが突然トランプに変わったり、
頭の中で想っていたカードが目の前にいきなり現れたり、
もうスゴすぎて、訳が分からなかった。
あれはマジックだったのか、それとも、超能力なのか・・・。
なんとも贅沢で、不思議な時間だった。
大の大人4人の子供のようなリアクションに応えて、
たくさんのマジックを披露してくださったルセロさん、
このルセロさんのマジックを観る機会を作ってくださった
オーナーさんおよびスタッフの皆さんに感謝します。
ありがとうございました!
■マジックバー「十二時」
http://www.12ji.jp/
■今日のカメ
*写真一部にネタばれがあるので、「十二時」に行かれる予定がある方は下記ご覧にならずに行かれたほうがが楽しめると思います。
■店内の様子(バー)

■店内の様子(ステージ)

■ジョージさん

■喜代野さん

■藤本さん

■ルセロさん

■祝・40歳

■シャンパン

■ジョージさんのステージマジック

■机が浮いてたり・・・

■倒れない人

by meshi-quest
| 2008-07-23 11:49
| 銀座