ベトナムへ行く。③ ~7年前と今のホーチミン~
7年前と比べて、随分、変わった。
あくまでも、私の個人的な視点ではあるが、7年前と比べて、変わっていたところと、相変わらずのところは、こんな感じだ。
【変わっていたところ】
・町に、おばあちゃんが昔からやっているような生地屋(アオザイの仕立て屋)や地元の人が食べるような食堂が少なくなり、代わりにオシャレな飲食店・雑貨店、ブランドショップが増えた。
・観光客向けの店舗を除き、町でアオザイを着ている女の子が少なくなった。
・インフレが起きていた。全体に物価が上がっていた。
・人が増えた。そして、せわしくなくなった。
・物乞いをしている子供が増えていた。
・シクロ(自転車タクシー)が少なくなっていた。
・7年前に町であれほど見かけたゴキブリが少なくなっていた(これは単に時期的な問題?)
【相変わらずなところ】
・バイクの量が異常に多い。
・バイクの排気ガスが猛烈にヒドイ(マスクないと町歩けません)。
・食器や雑貨は、やっぱり相変わらずカワイイ。
こんな感じだろうか。
平たく言うと、7年前に比べて、素朴さがなくなり、近代化されてきていた。
発展途上にある国なので、どんどん町が発展し、人も増え、店もできて、これが7年間の順当な進化と成長と言えばそうなのだろうが、いち観光客としては、それが淋しかったり、悲しかったり。勝手な言い分ですが。
さて、話を戻して、せっかく半日ホーチミンに滞在するので、チェックインして、荷物を預け、休む時間が惜しいので、早速、町に出る。
外は猛烈な排気ガス。
前回はこの排気ガスを知らずに行ったため、終始、ハンカチを三角に折り、銀行強盗スタイルで町を歩くはめになったが、今回は7年前の反省を活かして、日本からウィルスまでカットする性能の良いマスクを持参した。
さらに、日焼け対策のために、日傘も持っていった。
で、組み合わせてみたら、自分で言うのもなんだが、銀行強盗以上の珍妙な格好になってしまった(笑)。
・・・まぁ、いい。
喉を痛めて、日に焼けるよりはマシだ。
ちなみに、この後のベトナムの旅も、終始この基本スタイルでずっと過ごしていた。
おかげで、喉の不調もなく、日焼けすることもなく、見た目はさておき、その点においては効果があったと言える。
■今日のカメ
■町の様子

■バイクだらけ①

■バイクだらけ②

■完全防備

ちなみに、私の珍妙さはさておき(笑)、ベトナムには日傘文化がないらしく、傘を指す私を不思議そうに見ている人がとてもいっぱいいました。
現地の人に聞いたところ、「傘は雨の日に差すもの」という認識らしく、バイク移動が多いベトナムでは合羽がメインの雨具で、そもそも傘自体もあまり使わないみたいです。
■ホーチミン人民委員会庁舎(夜景)

■大通り交差点

■ベトナムハウス

■店内の様子

■生春巻き

■揚げ春巻き

■空芯菜のにんにく炒め

■フォー・ガー

■「333」(バーバーバー)ビール
