ベトナムへ行く。⑥ ~ニャチャンという町~
日本ではあまり知られていないが、ベトナムでは現在開発が盛んに行われているリゾート地の1つだ。
ちなみに、今年のミスユニバース2008が行われた場所でもある。
私は、いつだったか、美容院に行った時に世界のリゾート地の特集をやっている雑誌を見て、その時に初めてニャチャンという場所を知った。
雑誌で見たニャチャンは、遠くに島が点在し、真っ白い砂浜が一面に広がる、まさにアジアのリゾートという感じだったが、まだ開発途中ということもあり、リゾート地として商業化されきってない、というか、洗練されていない感じが、良かった。
雑誌を見るまでは、ベトナムにリゾート地があることすら知らなかった。
なんとなく、ベトナムと言うと、市場だったり、メコン川下りだったり、素朴な印象が強くて、バリやタヒチのような「リゾート」というイメージがなかった。
ベトナムの未開のリゾート地。
ぜひいつか行ってみたい、と思った。
実際訪れたニャチャンは、思っていた以上に、未開で、のどかで、リゾート地というより、漁港の町という感じだった。
実際、近くに漁港があり、造船所もあった。
ダナン空港からエヴァソンホテルの出迎えの車に乗って、中心街まで約40分。
ホーチミンと違って、道路は空いていて、海を眺めながら、1つ山を下り、町に出る、そんな感じだった。
山の途中では、果物を売っている行商のおばちゃんがいたり、ススキが生えていたり、日本の風景に似ていた。
町に近くなった頃に、ようやっとリゾート気分を盛り上げてくれるようなヤシの木とかブーゲンビリアの花とかが出始めたが、それまでは、伊豆とか熱海とかに遊びに来たような気分だった。
今回の宿泊先エヴァソン・アナ・マンダラ・ホテル&リゾートは、ニャチャンのメイン通り沿いにあった。
エヴァソンホテルは、全ホテル共通して「自然への回帰」をテーマにしており、部屋、食事、ホテルのアメニティーグッズに至るまで、自然のもので構成されている。
ゲストには、ホテルの中だけですべて完結し、ゆっくりと静かに時間を過ごしてもらえるよう、基本的に、町からかなり離れた場所にホテルがあるため、繁華街に出にくく、そういう意味での「立地」は悪い。
タイのエヴァソン・プーケットに泊まった時も、ゴルフ場のような広い森の中にあり、ホテルの周りには何もなく、繁華街まで車で30分以上かかった。
なので、町中にあるエヴァソンは珍しい。
スタッフにも聞いてみたが、全ホテルの中で、このアナ・マンダラは、唯一町にあるホテルだ、と言っていた。
とはいえ、追々書かせてもらうが、このニャチャン自体が自然への回帰というか、正直、町っぽくないので、まぁ、エヴァソンがここに建てたのも合っている気はする(笑)。
■今日のカメ
■ニャチャンの町

ホテルの周りには、2、3軒、地元のレストランがある程度で、ほとんど何もありません。
■ニャチャンの海

■漁港

■漁船

■シーフードレストラン

■エビの揚げ春巻

■カニ爪のフライ

■カニ、たっぷり。
