「XEX CLUB HOUSE」へ行く。
ご招待をいただき、今年の11月にオープンした「XEX CLUB HOUSE」へ行ってきた。
ここは、このコラムでもたびたびご紹介させていただいているレストランXEXやピッツア・サルバドーレを手掛けるY's tableさんが会員向けにオープンした会員制レストランだ。
なので、私のように会員でない者は本来利用できないのだが、会員が1人でもいれば、予約が可能になる。
お店は1階と地下にダイニング、2階に結婚式用のチャペルと二次会用のカラオケルームで構成されている。
部屋は個室がメインとなっており、今回は地下にある「ドン・ペリニヨン エノテーク」という名前が付けられた部屋へ案内された。
あまりシャンパンに詳しくないため知らなかったのだが、よく耳にする「ドンペリ」は、元々シャンパンを発明したと言われる修道士ドン・ピエール・ペリニヨンからきているらしい。
ドン・ペリニヨン修道院というところが実際に存在し、その地下にある、今もヴィンテージシャンパンを貯蔵している特別な蔵の名前が「エノテーク」というらしく、日本でこの名前を冠にさせていもらっているのはここだけらしい。
真剣に料理に取り組まれているとても良いシェフと、丁寧なサービスをしてくれるスタッフがいて、料理はとても美味しかった。料理の詳細は、下記「今日のカメ」をご覧いただきたい。
反面、防音設備がうまく機能しておらず、個室の隣に併設されているクラブのお姉ちゃんの甲高い声がうるさかったり、お料理に対してカクテルなどお酒類のクオリティーが良くなかったり、いくつか残念な部分もあった。
せっかくの美味しいお料理や雰囲気が台無しになってしまうので、シェフやマネージャーさんにも正直に感想をお伝えしたところ、皆さんも認識しており、真摯に受け止め、今後の課題として改善をめざすとのことだった。
お店って、難しい。
今、なにげなく行っている居心地の良いお店も、きっと色んな課題や問題点を克服し、歴史を経て今があるんだろうな、としみじみ思った。
■XEX CLUB HOUSE
http://www.ystable.co.jp/news/2008/11c.html
■今日のカメ
■XEX CLUB HOUSE
東京・赤坂にオープンしたXEX CLUB HOUSEです。ちなみに、会員になるためには、会員登録費30,000円、月会費7,350円とのこと。
■正面入り口
料亭街の路地にあるので、場所はちょっと分かりにくいところにあります。
■ドン・ペリニヨン エノテーク
ホント詳しくなくて(苦笑)、家帰ってからネットで調べました。勉強になります。
■部屋の様子
ミニキッチンと、そのキッチンの目の前に丸テーブル、壁にはドンペリに関する資料(?)が置かれていました。
■ミニキッチン
まだ設備が整っていないとのことで、今回は使用されませんでした。いずれは目の前でシェフの調理を見ながら食事ができるときが来るかもしれません。
■1品目
カリッと焼いたフォアグラとキャビア、下の白いソースは柚子と西京味噌を合わせたものです。とても美味しい前菜でした。メニューをもらってくるのを忘れたため、私のあいまいな記憶でご勘弁を。
■2品目
大間のまぐろのサラダ仕立て、だったと思います。割と強めの味付けになっています。
■3品目
牛肉の中にチーズが入っていたもの、だったと思います。柿の入ったタルタルソースで食べるのですが、これもとても美味しかったです。
■4品目
白トリュフのスープです。トリュフの良い香りが口いっぱいに広がります。
■5品目
鶏肉だったと思うのですが、名前を聞いた時にはカタカナだったので、何か特別なお肉だったのかもしれません。味も脂もしっかりしている肉と、濃厚な赤ワインソースがとても合っていて、美味しかったです。
■6品目
伊勢海老と、海老味噌を使ったソース、だったと思います。私がちょっと魚介の味噌が苦手なために、私にとってはソースが濃いかな、という感じでした。
■7品目
季節の野菜を酢の物風にした酸味のあるお料理です。
■8品目
鮭児(けいじ)を使ったお料理です。すごく脂があり、濃厚な鮭でしたが、これは、ちょっと塩味が強すぎて、残念でした。シェフにも正直に伝えましたが。
ちなみに、鮭児は北海道・知床~網走付近で11月上旬から中旬にかけて取れる若い鮭のことで、胃袋の下にある幽門垂の数がいくつくらいと条件が決まっており、鮭1万匹に対して1~2匹くらいしかいないそうです。これも、後でネットで勉強(笑)。
■9品目
季節のシャーベット。デザート前の口直しです。
■10品目
これ、何だと思いますか?
実は、トマトジュースです。飲むと、濃厚なトマトの味がします。「トマトは赤い」という固定概念があったので、衝撃的でした。トマトをしぼった上澄みを丁寧に採ったものらしいです。普段はトマトジュースを飲まない人なんですが、酸味が抑えられていて、美味しかったです。
■11品目
いちごとチーズ、周りはバルサミコ酢を煮詰めたソースです。
■12品目
ワインのゼリー、だったと思います。甘さ少なめ、大人なゼリーという感じ。
■13品目
かぼちゃのムース。これも甘さ控え目で、おかずとしても食べれそうな濃厚なムースでした。
■14品目
熟した柿と、ビターなキャラメルのアイス。柿とキャラメルって、すごく合いますね。とても美味しかったです。
■フレッシュフルーツのカクテル
これは正直美味しくなかったです。フルーツの香りも全くせず、リキュールの味が強すぎる。残念。
■ワイン
アルザスのトリンバックというワインです。アルザスワインは初めて飲みましたが、すごくキレがあって、爽やかで、飲みやすかったです。これは美味しい。
■植木シェフ
総料理長を務める植木将仁シェフ。軽井沢で「MASAA's」という完全予約制のレストランをされているとのこと。すごく気さくで、それでいて料理に対してはアツい、とてもステキなシェフでした。今後のお料理が楽しみです。
■料理スタッフの皆様
皆さんでご挨拶に来てくださいました。
■2階 チャペル前ロビーの様子

特別に2階も見学させていただき、写真を撮らせていただきました。
■チャペル
50名くらいは収容できるそうです。
■カラオケルーム
チャペルすぐ横に2次会用のカラオケルームがあります。
ここは、このコラムでもたびたびご紹介させていただいているレストランXEXやピッツア・サルバドーレを手掛けるY's tableさんが会員向けにオープンした会員制レストランだ。
なので、私のように会員でない者は本来利用できないのだが、会員が1人でもいれば、予約が可能になる。
お店は1階と地下にダイニング、2階に結婚式用のチャペルと二次会用のカラオケルームで構成されている。
部屋は個室がメインとなっており、今回は地下にある「ドン・ペリニヨン エノテーク」という名前が付けられた部屋へ案内された。
あまりシャンパンに詳しくないため知らなかったのだが、よく耳にする「ドンペリ」は、元々シャンパンを発明したと言われる修道士ドン・ピエール・ペリニヨンからきているらしい。
ドン・ペリニヨン修道院というところが実際に存在し、その地下にある、今もヴィンテージシャンパンを貯蔵している特別な蔵の名前が「エノテーク」というらしく、日本でこの名前を冠にさせていもらっているのはここだけらしい。
真剣に料理に取り組まれているとても良いシェフと、丁寧なサービスをしてくれるスタッフがいて、料理はとても美味しかった。料理の詳細は、下記「今日のカメ」をご覧いただきたい。
反面、防音設備がうまく機能しておらず、個室の隣に併設されているクラブのお姉ちゃんの甲高い声がうるさかったり、お料理に対してカクテルなどお酒類のクオリティーが良くなかったり、いくつか残念な部分もあった。
せっかくの美味しいお料理や雰囲気が台無しになってしまうので、シェフやマネージャーさんにも正直に感想をお伝えしたところ、皆さんも認識しており、真摯に受け止め、今後の課題として改善をめざすとのことだった。
お店って、難しい。
今、なにげなく行っている居心地の良いお店も、きっと色んな課題や問題点を克服し、歴史を経て今があるんだろうな、としみじみ思った。
■XEX CLUB HOUSE
http://www.ystable.co.jp/news/2008/11c.html
■今日のカメ
■XEX CLUB HOUSE

■正面入り口

■ドン・ペリニヨン エノテーク

■部屋の様子

■ミニキッチン

■1品目

■2品目

■3品目

■4品目

■5品目

■6品目

■7品目

■8品目

ちなみに、鮭児は北海道・知床~網走付近で11月上旬から中旬にかけて取れる若い鮭のことで、胃袋の下にある幽門垂の数がいくつくらいと条件が決まっており、鮭1万匹に対して1~2匹くらいしかいないそうです。これも、後でネットで勉強(笑)。
■9品目

■10品目

実は、トマトジュースです。飲むと、濃厚なトマトの味がします。「トマトは赤い」という固定概念があったので、衝撃的でした。トマトをしぼった上澄みを丁寧に採ったものらしいです。普段はトマトジュースを飲まない人なんですが、酸味が抑えられていて、美味しかったです。
■11品目

■12品目

■13品目

■14品目

■フレッシュフルーツのカクテル

■ワイン

■植木シェフ

■料理スタッフの皆様

■2階 チャペル前ロビーの様子

特別に2階も見学させていただき、写真を撮らせていただきました。
■チャペル

■カラオケルーム

by meshi-quest
| 2008-12-17 16:53
| 六本木・麻布・赤坂