「XEX CLUB HOUSE」へ行く。
ここは、このコラムでもたびたびご紹介させていただいているレストランXEXやピッツア・サルバドーレを手掛けるY's tableさんが会員向けにオープンした会員制レストランだ。
なので、私のように会員でない者は本来利用できないのだが、会員が1人でもいれば、予約が可能になる。
お店は1階と地下にダイニング、2階に結婚式用のチャペルと二次会用のカラオケルームで構成されている。
部屋は個室がメインとなっており、今回は地下にある「ドン・ペリニヨン エノテーク」という名前が付けられた部屋へ案内された。
あまりシャンパンに詳しくないため知らなかったのだが、よく耳にする「ドンペリ」は、元々シャンパンを発明したと言われる修道士ドン・ピエール・ペリニヨンからきているらしい。
ドン・ペリニヨン修道院というところが実際に存在し、その地下にある、今もヴィンテージシャンパンを貯蔵している特別な蔵の名前が「エノテーク」というらしく、日本でこの名前を冠にさせていもらっているのはここだけらしい。
真剣に料理に取り組まれているとても良いシェフと、丁寧なサービスをしてくれるスタッフがいて、料理はとても美味しかった。料理の詳細は、下記「今日のカメ」をご覧いただきたい。
反面、防音設備がうまく機能しておらず、個室の隣に併設されているクラブのお姉ちゃんの甲高い声がうるさかったり、お料理に対してカクテルなどお酒類のクオリティーが良くなかったり、いくつか残念な部分もあった。
せっかくの美味しいお料理や雰囲気が台無しになってしまうので、シェフやマネージャーさんにも正直に感想をお伝えしたところ、皆さんも認識しており、真摯に受け止め、今後の課題として改善をめざすとのことだった。
お店って、難しい。
今、なにげなく行っている居心地の良いお店も、きっと色んな課題や問題点を克服し、歴史を経て今があるんだろうな、としみじみ思った。
■XEX CLUB HOUSE
http://www.ystable.co.jp/news/2008/11c.html
■今日のカメ
■XEX CLUB HOUSE

■正面入り口

■ドン・ペリニヨン エノテーク

■部屋の様子

■ミニキッチン

■1品目

■2品目

■3品目

■4品目

■5品目

■6品目

■7品目

■8品目

ちなみに、鮭児は北海道・知床~網走付近で11月上旬から中旬にかけて取れる若い鮭のことで、胃袋の下にある幽門垂の数がいくつくらいと条件が決まっており、鮭1万匹に対して1~2匹くらいしかいないそうです。これも、後でネットで勉強(笑)。
■9品目

■10品目

実は、トマトジュースです。飲むと、濃厚なトマトの味がします。「トマトは赤い」という固定概念があったので、衝撃的でした。トマトをしぼった上澄みを丁寧に採ったものらしいです。普段はトマトジュースを飲まない人なんですが、酸味が抑えられていて、美味しかったです。
■11品目

■12品目

■13品目

■14品目

■フレッシュフルーツのカクテル

■ワイン

■植木シェフ

■料理スタッフの皆様

■2階 チャペル前ロビーの様子

特別に2階も見学させていただき、写真を撮らせていただきました。
■チャペル

■カラオケルーム
