銀座「小十」へ行く。
ご招待いただき、銀座の日本料理店「小十」へ。
話を伺うに、なんでも、「小十」でこの時期出される天然ウナギが絶品なのだとか。
ウナギも大好きな食べ物の1つなので、超楽しみにして行った。
さて、結論から言うと、とてもとても美味しかった。
美味しすぎて、ちょっとのけぞってしまったほどの料理もあった。
前回「小十」さんへ初めて行った時に、
「あぁ、美味しい・・・」(しみじみ)と思ったが、
今回はさらにそれを上回る美味しさだった。
和食はホント難しいと思うのだが、
心底美味しいと思える料理を出せる「小十」は素晴らしいと思う。
参りました・・・。
■小十
http://www.kojyu.jp/
■今日のカメ
■部屋の様子
料理の様を見ながら食事できるカウンター数席と、後は個室。これは個室の様子。
■焼酎
左が「眞海」と、右が「九兵衛」。かなりしっかりとした、濃いめの焼酎です。
■1品目 お椀
和食のコースで1品目から椀物が出るのは非常に珍しいです。大将曰く、蓋を開けて中身を見るドキドキ感を出したくて(笑)・・とのこと。
■1品目の中身
茄子などの茹でた夏野菜の上にウニが乗っていて、周りはとうもろこしの冷たいすり流しです。これ、1品目からのけぞっちゃうくらい美味しかったです。ウニの濃さと、とうもろこしのほのかな甘みが最高。
■2品目 お椀
大将の気まぐれなのか、2品目もお椀シリーズでした(笑)。ミシュラン3ツ星の名店なのに、型にはまったりせず、あちこちに遊び心が入っているところが、「小十」の良いところだと思います。
■2品目の中身
あわびの冷たいすり流しの中にお蕎麦が入っています。上は、蒸しあわび。あわびの良い香りがフワッと口に広がって、なんともぜいたくなお蕎麦です。
■3品目 お椀
またもお椀です(笑)。3回連続で来るとは思ってませんでした(笑)。
■3品目の中身
えびしんじょうが入った、あたたかい出汁のお椀です。ここで、2回目ののけぞりをしました。エビの甘いこと、甘いこと。そして、やさしいお出汁。絶品。ずっと食べ続けていたいような味。
■4品目 お造り
ここでお椀シリーズ終了です。大間のまぐろ、いか、白身です。まぐろの濃厚で美味しいことは言うまでもないですが、いかと白身も塩でいただけるほど、甘みがあって美味しかったです。
■5品目 あゆの姿揚げ
生きたあゆをそのまま揚げたお料理。大きなお皿に笹が乗っていて、見た目にもすごく夏らしい感じでした。
■あゆの断末魔が聞こえる・・・
すごい顔で、今にも叫びだしそうです(苦笑)。大変申し訳なかったのですが、私はあゆが苦手で、特にあゆの苦味なのですが、少し残させてもらいました。ごめんなさい。
■6品目 瓜と牛肉のしぐれ煮
ご飯が食べたくなるような、ちょっと濃いめの味付けで、これも美味しかったです。牛肉がかなり柔らかかったです。
■土鍋ご飯
ウナギ登場の前に、ご飯が炊けたということで、見せに来てくれました。キレイに炊けてます。
■ご飯セット
先ほどの土鍋ご飯と、香の物、赤だしです。
■7品目 天然ウナギの蒲焼
細長いお皿に乗って、ついに登場。今日は、鹿児島で獲れた天然の大ウナギだそうです。すごいいい香りが部屋中に充満しています。これもかなり美味しいです。ご飯、お代わりしちゃいました。
■大阪式の「まむし」焼き
大阪ではウナギのことを「まむし」というそうですが、小十のウナギは、「まむし」焼きに近いそうです。
江戸前の東京式蒲焼は、蒸し焼きなので、箸で切れるほど柔らかいですが、小十の蒲焼は、蒸さないでじっくり長時間火を通して焼くので、外側がカリッと固く、中がふっくらしています。
印象としては、東京式のウナギの蒲焼はうな重とかに向くけど、大阪式のウナギの蒲焼はウナギをおかずに、ご飯を食べる方があっている、そんな感じがしました。
■デザート
奥左から時計回りにスイカとカスタードのデザート、抹茶のミニあんみつ、ココナッツと木いちごのソルベです。一番右の赤いものは、スイカのジュースです。
■煎茶
やっぱり和食にはお茶が合いますね。
■小十のお姉さん
前回も配膳をしてくれた小十のお姉さん。とても接客が上手で、堅苦しくなく、すごく話やすい方で、とても好きです。