小金井「江戸東京たてもの園」へ行く。
ワンパターンな人間は、ひとつハマると、
それを飽きるまでしばらく続ける習性にある。
このコラムでもたびたび書いてきたが、私は超ワンパターンな人間で、
「なんかコレいいな」とか「なんかコレ美味しいな」と思うと、
しばらくそればかりを続ける。
私の周りの友達は逆にチャレンジャーが多く、
「同じものより違うものにチャレンジした方が、
新しい発見もあり、面白いじゃん」という人達なので、
「また同じじゃん」とか「よく飽きないなー」とよく笑われるのだが、
ワンパターンな人間からしてみると、目の前にハマるものがあって、
まだ飽きていないし、満足しきってもないのに(楽しむ余地がある)、
よく、50%50%で失敗の可能性もある新しいことにチャレンジできるなぁ
・・・と不思議に思う次第だ。
さて、先日、小金井市にある「江戸東京たてもの園」に行ってきたのだが、
このワンパターン思考回路が働き、私の中にあった
「秋だし美術や芸術に触れよう」ブームと「ジブリ」ブームが合体して、
結果、この東京たてもの園に行きついた・・・と思われる(自己分析)。
今回初めて来てみたのだが、この「江戸東京たてもの園」は、
都立小金井公園という大きな公園の中にあり、
園内に実際一軒一軒いろんな建物が建っていて、
その中に入って見学ができるようになっている。
ジブリの宮崎駿監督が「千と千尋の神隠し」で『湯屋』のデザインの参考に、
このたてもの園を訪れたことでも有名なところだ。
園内は、まるで映画のセットの中を歩いているようで、なかなか楽しい。
ぶらぶら散歩しながら見て回れるし、静かで雰囲気も良かった。
子供連れも多かったが、ゆったりくつろげる感じなので
妊婦さんだったり、お年寄りも多かった。
中には園内のベンチで読書を楽しむ人や絵を描いている人もいた。
一部を除いては、ほとんど館内撮影可能なので、詳しくは今日のカメで。
■江戸東京たてもの園
http://tatemonoen.jp/
■今日のカメ
■小金井公園

徒歩ではかなり厳しい距離で、バスも1時間に数本という感じだったので、行きはタクシーを使いました。
■江戸東京たてもの園

■正面入口の様子

■園内の様子

■昭和の町並み

■都電

■村上精華堂

■精華堂店内の様子

■丸二商店

■丸二店内の様子

私の子供の頃は、まだ地元の古い商店街に、こういった雑貨を取り扱うお店がありましたが、今はほとんど見かけなくなりましたね。
■花市生花店

■生花店内の様子

■三省堂

■ヤマトのり

今のような便利なスティックのりなんてないので、手にベトベトのりが付いて、でも、工作している感じがあって楽しかったなぁ。
■川野商店

■川野店内の様子

家にも京都で買った番傘がありますが、メンテナンスが大変なので実際は使わないで取ってあります。
■小野醤油店

■醤油店内の様子

■レジ

さすがにこのタイプのレジの現役姿は見たことないですが、私が高校生の頃にバイトをしていた近所のスーパーは、まだ手打ちのレジを使っていて、打っている感じがいかにも「レジやってる」という感じで、個人的にはバーコードより好きです。
■子宝湯

■浴室

■素敵な風呂壁絵

■鍵屋

■鍵屋店内の様子

■露店

■昔の遊び広場

■高橋是清邸

■高橋邸室内の様子

■高橋邸裏庭

■三井八郎右衛門邸

初代からこの名を当主が名乗っているそうで、たてもの園にあるのは、11代当主の三井高公氏の邸宅だそうです。
■入口に鹿

■室内の様子①

■室内の様子②

■キッチンの様子

■裏庭から見た外観

■紅葉

by meshi-quest
| 2009-11-09 18:38
| 中央・総武線その他