高円寺「焼貝 あぶさん」へ行く。
先輩プロデューサーと高円寺にある「焼貝 あぶさん」へ飲みに行った。
理由も目的もないのだが、なんとなく、
「まぁ、飲みにでも行こうぜ」という話になったのだ。
私が旧エニックス(現スクウェア・エニックス)に入社した年、
その年は、エニックスが久しぶりに新卒を採った年で、
プロデューサー職、事務職含め、新卒男女8人が採用された。
うち、ゲームの制作に携わるアシスタントプロデューサーは、
女が私を入れて2名、男が1名の、計3名いた。
私は、ゲームの作り方どころか、
PCの電源の入れ方すら分からない状態だったが、
勉強会や講習会なんてものは無く、「とにかく行って、現場で学べ」と、
全員すぐに各先輩プロデューサーの元へ配属された。
いい意味でも悪い意味でも、ほっておかれた。
学ぼうと思えばとことんまで学べるが、
自分からアクションを起こさなければどんどん淘汰されていく。
最初の1~2年は、とにもかくにも、がむしゃらで、
毎日足が地に着いた感じがせず、1人ジェットコースター状態だった。
ゲームの作り方だけでなく、先輩との付き合い方も
やりながら学ぶしかなかったので、当時は、
何度も先輩プロデューサーとぶつかって、喧嘩したり、
それはそれは生意気な新人だったと思う。
いま思うと、そんなことでいちいち文句言わなくてもいいのに、とか、
自分の経験不足だったな、と反省することも多いのだが、
まぁ、もう当時のことはどうしようもない。
そんなこんなで、相当扱いにくい面倒な新人だったと思うが、
時が経って、自分も年を取り、逆に後輩を教える立場になると、
先輩の苦労が分かってきたり、素直に話せなかったことが
笑いながら話せるようになったりする。
「時」の力って、ホント大きいなぁ、と思う。
「時」の力じゃないと、解決できないこと、
越えられないこと、埋められないこともあるんだよなぁ・・・。
■今日のカメ
■焼貝 あぶさん

■お通し

■藤本さん(ビフォアー)

■渡辺さん(ビフォアー)

■生がき

■利き酒

■貝刺し

■貝のミルフィーユ

■牡蠣の炒め物

■貝の肝炒め

■ホタテのオイスターソース炒め

■〆サバ

■貝の磯辺焼き

■貝のクリームパスタ

■貝の茶碗蒸し

■あさりの味噌汁

■貝の土鍋ご飯

■残りはお土産で

■藤本さん(アフター)

■渡辺さん(アフター)
