ご招待いただき、先日、伊豆・下田へ行ってきた。
「下田」と言えば、歴史の教科書で
「ペリー」「黒船」とセットで出てくる有名な場所。
が、行ってみると、NHK大河ドラマ「龍馬伝」による町おこしで、
町中、「龍馬」一色になっていた(苦笑)。
「龍馬飛翔の地 下田へ」
駅に大きな横断幕が掲げられているが、
地元のおじさんやおばさんと話をすると、
「下田は龍馬と関係ないんだがなぁ・・・」と口々に言う(笑)。
そんなかわいい下田の町。
■今日のカメ
■踊り子号

伊豆急踊り子号に乗って、いざ下田へ。
■伊豆急下田駅

東京から3時間ちょっとで到着します。
■龍馬飛翔の地

下田は、「龍馬伝」のロケ地として使われたそうですが、調べてみたところ、「勝海舟が山内容堂に龍馬の脱藩願いをした寺がある」とか、「幕末の総領事ハリスに仕えていたお吉さんの墓がある」とか、歴史的に龍馬との結びつきが強いかというと、そうでもなさそうです(苦笑)。
■黒船型改札

黒船仕様の改札口。
こうでなくっちゃ。やっぱり黒船の方がシックリきます。
■駅前の様子

カラッと晴れた日で、空気が澄んでいて、とても気持ちが良かったです。
■下田龍馬伝?

いたるところに龍馬が。
■宝福寺①

ここは歴史の教科書の幕末史の中でも出てくる有名なお寺です。
■宝福寺②

この寺で、勝海舟が第15代土佐藩主である山内容堂と会い、龍馬のために、海舟が容堂に脱藩の嘆願をした、と言われています。
脱藩の許し得た証拠に容堂が海舟に渡した、ひょうたんの絵の描かれた白い扇子は教科書で見た方もいるかもしれません。ちなみに、本物はここにはありません。
■宝福寺③

龍馬より、海舟と容堂の気がしますが、寺の真ん前に木彫りの龍馬像が設置され、こんな派手な感じになってました・・・。
■了仙寺①

了仙寺入り口の様子。ここも歴史の教科書で出てくる有名なお寺です。
■了仙寺②

嘉永7年(1854年)に結ばれた日米和親条約の細則を定めた日米下田条約の締結場所で知られ、ペリー艦隊との応接、交渉場所でもあったお寺です。
■了仙寺③

国の史跡になっています。