吉祥寺「ロシア・グルジア料理 カフェ ロシア」へ行く。
ワールドカップを見ていると、
「ホント、いろんな国があるんだなぁ・・・」
と、改めて思う。
もっといろんな国を見て、もっといろんな国を知りたいと思う。
最近、急にソワソワしだして、行く予定があるわけでもないのに旅行雑誌を買ってみたり、
世界の旅番組を見てみたり、その国の専門料理店へ行ったりしはじめた。
その流れで、以前から気になっていた、吉祥寺にあるロシア・グルジア料理レストラン「カフェ ロシア」へ。
ロシア料理というと、日本では「ボルシチ」や「ピロシキ」などが有名だが、その他にもいっぱい美味しい料理があって、意外と薄味で、とても食べやすい。
ロシア料理の特徴として、「ビーツ」と呼ばれる野菜を多様する。
日本の料理では、あまり考えられないが、料理が染色されたかのようなド派手なピンク色になっている。
ちなみに、今までの人生の中で、今日が一番「ビーツ」を食べた日であり、こんなにピンク色の料理をいっぱい食べたのも初めてだ。
■カフェ ロシア
http://caferussia.web.fc2.com/
■今日のカメ
■カフェ ロシア
JR吉祥寺駅から徒歩3分ほど。
吉祥寺パルコ前のビルの地下にあります。
■店内の様子
テーブル10席ほどの小さめの店内です。
常連さんが多いのか、満席で、混んでいました。
■「MOPC モルス」
「モルス」とは、「ベリーで作ったジュース」のことだそうです。
左がこけもものモルス、右がカシスのモルスです。
色はきつめですが、味は濃すぎず薄すぎずで、とても美味しいジュースです。
■冷たい前菜の盛り合わせ
冷たい前菜の5品盛りです。
前菜は2~3種はメニューから希望を言えて、残りはお任せです。
写真は2人前。
■前菜アップ① 「サーロ」
豚の背脂を発酵させて、塩漬けにしたものを、パンに乗せて食べます。
味は、かなり濃い脂そのもの(苦笑)。これはちょっと苦手。
■前菜アップ② 「毛皮のコートを着たニシン」
おしゃれな名前の付いた料理。
外側のピンク色のものがビーツ、中にポテトとニシンとゆでたまごが入ったミルフィーユサラダです。
ビーツ自体の味はあまりしません。ニシンの塩味と、ポテト、たまご、マヨネーズが合っていて、かなり美味しかったです。
■前菜アップ③ 「キャベツのグルジア漬け」
これまた、ショッキングピンクのお料理。
ビーツと漬けこんだキャベツのピクルスです。
これも酸っぱすぎず、濃すぎず、食べやすいピクルスでした。
■前菜アップ④ 「プジェニーナ」
ロシアのローストポークです。
■前菜アップ⑤ 「ルリャーディ」
オムレツを巻いた鶏肉のロールです。
これも美味しかったです。お弁当のおかずっぽい感じ。
■肉のピロシキ
もっと大きくて、ふっくらしたパンを想像していましたが、ナンの中に肉が入っている感じでした。
これは、ちょっと味が薄すぎたので、もう少し濃くてもいいかも。
■「ボルシチ」
写真だと赤みが強いですが、実際はもっとピンクです。
味は薄い塩味で、千切りのビーツがたくさん入っています。
■「ビーフストロガノフ」
ホワイトシチューのような感じです。
クリーミーでとても美味しかったです。
■「チキンキエフ」
チキンの中にバターソースが入ったウクライナの名物料理です。
■チキンキエフ アップ
アツアツのチキンにナイフを入れると、バターソースが流れ出します。
見た目よりもさっぱりとした味で、とても美味しかったです。
■「タバカ」
ハーブを3ヶ月間発酵させて作る特製ソースでマリネしたひな鶏のオーブン焼きです。
中は柔らかく、外はパリパリで美味しい!
■ロシア紅茶
左のブルガリア産ダマクスローズのジャムを紅茶の中に入れて飲みます。
香水のような華やかなバラの香りで、癒される紅茶です。
■グルジア珈琲
珈琲の粉と砂糖を煮出した珈琲。
このままだと粉ばかりで飲めないのでしばらく粉が沈むまで待ちます。
■しばらく待つと・・・
粉が沈み、珈琲っぽい色になってきました。
この上澄み液を飲みます。
■カップの底は・・・
粉がすごくたまっています。
このたまった粉で、珈琲占いをするそうですが、どんな運勢なのか全く分かりません(苦笑)。
■アップルパイ
ちょっと固めのたまごカステラのような感じ。
上には、アールグレイのクリームが乗っています。
とても美味しい!