阿佐ヶ谷「ペルシャ料理 Jame Jam」へ行く。
恵比寿のペルー料理に続き、また未知なる世界の料理探索。
ペルシャ料理が食べれる店があると聞き、阿佐ヶ谷「Jame Jam (ジャーメジャム)」へ。
「ペルシャ」は、ペルシャ帝国の変遷によっても領土が異なるが、
おおよそ現在の「イラン」を指す。
なので、「ペルシャ料理」=「イラン料理」ということになる。
さて、料理の感想を書くとき、いつも悩むのだが、
「好き」「嫌い」、「美味しい」「まずい」の前に、
まず、その料理、その味を、「食べ慣れているか」「食べ慣れていないか」ということが、
重要なポイントとなっていると思う。
食べ慣れていない味は、違和感となり、その味を理解できず、
結果、「苦手」「美味しくない」となる可能性が高い。
特に、未知なる料理を食べた時は、この「食べ慣れ」が大きく関係している場合がある。
とはいえ、「食べ慣れ」まで考慮していると、いつまで経っても感想が書けないので(苦笑)、
「食べ慣れ」の件は、ひとまず置いといて、ここでは素直に感じたことを書かせてもらおうと思う。
■Jame Jam
http://www.jamejam.jp/
■今日のカメ
■「Jame Jam (ジャーメジャム)」
JR阿佐ヶ谷駅から徒歩5分ほど。一番街という通り沿いにあります。
日本語が上手で、とても親切なイラン人オーナーさんが料理を作ってくれます。
■店内の様子
異国情緒あふれる店内。
世界各国の料理を食べに行く楽しさは、料理そのものだけでなく、現地に旅行へ行ったかのような雰囲気が味わえることにもあると思います。
■銀製の盾?
すごくペルシャっぽい、銀色の盾のような、皿のような・・・そんなオブジェが壁にかかっていました。
■「EFES エフェス」
トルコのビール。
サラッとして飲みやすいようです。
■ペルシアンティー
シナモンとカルダモンが強烈な香りと味を醸し出しているペルシャ風アイスティー。
「チャイ」のミルク無し、という感じです。甘くはないです。
「チャイ」が好きなので、個人的には好きな味ですが、香りが強いので、人によっては芳香剤を飲んでいるようにも感じるかも。
■前菜の盛り合わせ
前菜は、つまみというより、ペースト状のものが多く、これをパンに付けて食べます。
「バーバーガヌージ」(焼きナスをペーストにしたもの)、「ホムス」(ひよこ豆と白ゴマのペースト)、「マスティネ」(ヨーグルトから作る酸味の強いチーズ)の3種盛り。
■「ラヴァーシュ」
薄い生地のパンです。
かなり薄いですが、パンの味がしっかりして、美味しいです。
前菜のペーストを付けて食べます。
■ペルシャ風サラダピッツア
味は、タコスに近いです。
さっぱりしていて、食べやすい。
「ラヴァーシュ」の上にピリ辛ソースが乗っていて、その上に、サラダと鴨肉が乗ってます。
■シシケバブ
ラム肉の串焼きです。
元々そういう料理なのかもしれませんが、肉は固めで、臭みがあります。
羊の臭みがOKなら、結構イケる味かも。
■本日のスープ
羊で出汁を取ったトマトスープです。
トマトが強く、飲み終わった頃に羊の臭みが追っかけてきます。これ、ちょっと苦手かも。
■水たばこ
水たばこを吸わせてもらいました。1回1000円。15分くらい吸えます。味が選べるようで、これは青リンゴ味。
現地でも、今や水たばこを吸うような人はほとんどおらず、観光客向けか、若者のファッションの一部としてだけのようです。
■水たばこ 上部
オーナーさんに水たばこの構造を教えてもらいました。
上に炭があって、ここで熱しています。その炭の下の膨らんでいる部分に、香りつきのたばこの葉が入っているそうです。
■水たばこ 下部
一番下には水が入っていて、ここで蒸気になり、煙がパイプを伝って、たばこが吸えるようになっているそうです。