西荻窪「こけし屋」へ行く。
JR西荻窪の駅前一等地に、前々から気になっていたお店がある。
「こけし屋」
民芸店ではない。
洋菓子とフランス料理の老舗レストランだ。
レストランは3階建で、1階に洋菓子の販売とテラスレストラン、2階に喫茶室や多目的スペース、3階に本格的フレンチレストランと盛りだくさんの内容になっている。
早速、ランチを食べに1階のレストランへ。
店内に入ると、まず、目につくのが「こけし」。
至る所で「こけし」に遭遇し、たくさんの「こけし」がお出迎えをしてくれる(苦笑)。
名前に「こけし」をうたっているだけのことはある。
店内の雰囲気は、まるで伊豆か熱海のホテルのロビーのよう。
何がそうさせているのかは分からないが(笑)、とにかくここが東京であることを忘れてしまうそうな感じ。
時が止まっている。
軽食のメニューを見て、海老ピラフとカレーを注文。
ピラフ注文時に「ホワイトソースはお掛けしてよろしいでしょうか?」と聞かれ、
ちょっと戸惑う。
そういうピラフシステムなのか、ここは(笑)。
料理が到着。
実際のピラフとカレーは「今日のカメ」で見ていただくとして、
味としては、「美味しい」「まずい」ではなく、
「どこか懐かしい」「それでいて、なんか新しい」そんな感じ。
言い方を変えると、「時間が止まったピラフとカレー」。
味を味わう、ではなく、懐かしさを味わう、というか。
うーん、とっても表現が難しい。
正直、食事に何度も行きたいと思う感じではないが、とはいえ、嫌いにはなれない感じなんだよなぁ・・・。
■こけし屋
http://www.kokeshiya.com/
■今日のカメ
■こけし屋
JR西荻窪駅南口の目の前にあります。
■店内の様子
ちょっと前の軽食スペースといった感じで、時が止まったかのような錯覚を受けます。
■こけしがいっぱい
テーブル、棚など、いろんなところにこけしがいっぱい。
■テラス席もあります。
テラス席もあり、ペット連れのお客さんとかがいました。
■海老ピラフ
味は、教科書に書かれている通りに作って100点のピラフ、といった感じ。
味も、具も、ホワイトソースも、すごくオーソドックスで、変な意味ではなく「普通」。
海老はたくさん入っていて、プリプリで美味しかったです。
■ポークカレー
こちらも、教科書通りの正しいポークカレー、といった感じ。
■カレーアップ
ルーも手作りなのか、ちょっと粉っぽさがありますが、うちのおばあちゃんもカレーを粉から手作りで、こんな感じの味だったので、古き良きカレーなのかもしれません。