「当たり前だった・・・」こと。
東北に大地震が起きました。
東京でも大地震を感じ、本当に本当に驚きました。
今も余震が続き、交通、生活が不安定になっています。
まず、今回の大地震で被災された方に心からお悔やみ申し上げるとともに、
東京からできることをできるだけやっていきたいと思います。
そして、Twitter、Facebookなど、さまざまな連絡手段によって、
国内、国外からも安否確認と、励ましのご連絡をいただきました。
ありがとうございました。
地震発生当時、新宿のビルの10階にいて、
立っていられないほどの状態でしたが、無事です。
毎日、テレビから目を覆いたくなるような映像が流れてきます。
でも、ここから目をそむけてはいけないし、刻々と変わっていく情報を、
自分や大切な人たちのために入手していかなければならないという思いで、
なるべくきちんと見るようにしています。
「当たり前」のことが「当たり前」でなくなりました。
病気になって、初めて健康のありがたみを知るかのように、
恥ずかしながら、今まで楽しく生きてさせてもらっていたことが、
多くの人の支えの下、とはいえ、確証のない「何か」の上に
成り立っていたことを肌身に感じました。
東京もいまだ続く余震と、計画停電による交通や生活の乱れで、
不安定な状態が続いていますが、何をするか、どう生きるか、
ちゃんと個人で考えていきたいと思います。
しばらく、「メシクエ」としてのいつものお話はお休みさせていただきます。
ただ、早く日常を取り戻し、少しでも普通の生活へ前を向いて歩けるよう、
早めに再開をしたいとは思っています。
こんな時期にと賛否両論あるかと思いますが、現時点で私は、
「前へ進む」を選択しているからです。
またここでいつもの「メシ」の話ができることを楽しみにしています。