中目黒「ラ・ブーシェリー・デュ・ブッパ」へ行く。
ご招待いただき、中目黒にあるジビエ料理店
「La Boucherie du Buppa ラ・ブーシェリー・デュ・ブッパ」へ。
ここのウリは、何と言っても、新鮮で高品質の野生肉を
独自の製法と技術で熟成させた「熟成肉」。
店内には、特製の大きな熟成庫があり、
その中に吊るされている肉の塊たちに、目を奪われる。
濃厚で、香り良く、味が深い。
旨味が凝縮された「熟成肉」のおいしさは、一度食べると忘れられない。
どの料理もとても美味しかったのだが、
中でも驚いたのは、ここブッパで食べた「熊肉」の美味さ。
実は、何度か過去に、他店で「熊肉」を食べたことがあったのだが、
どこのお店の肉も、激烈に臭く、1切ですら完食できなかった。
以来、色んな人に「熊肉だけはマズイ」とネガティブキャンペーンをしてきたのだが、
シェフが「うちの熊は違うよ!」と出してくれたヒグマのソテーは、
高級な牛肉と間違えるほど、柔らかく、ジューシーで、とても美味しかった。
熊は、すごく処理が難しいらしい。
狩猟されて、死んだ直後は、熊の体内から、
手で触れるとやけどするようなくらいの発酵熱が出るそうで、
この発酵熱を落ち着かせてから、ゆっくり熟成させないと、
硬くて、臭い熊肉になるそうだ。
ジビエのスペシャリストだからこそ、出せる肉。
ちなみに、「熊肉」は通常メニューには載っていない。
裏メニューだが、興味があったら、ぜひとも食べていただきたい。
■「La Boucherie du Buppa ラ・ブーシェリー・デュ・ブッパ」
http://www.du-buppa.com/
■今日のカメ
■「ラ・ブーシェリー・デュ・ブッパ」

目黒銀座通りという商店街をひたすら祐天寺駅に向かって歩いていきます。お店は地下にあります。
■シカのはく製

ちなみに、この鹿は、8歳のオス。
なんで分かるかと言うと、角があることで「オス」、年齢は角の数を数えると分かるので、左に4本、右に4本で8歳です。
■店内の様子

ちなみに、店内真ん中、写真奥にある冷蔵庫のようなケースが、肉の熟成庫。
■サングリア

ソーダ割り用になっているようで、原液だとかなり濃いそう。炭酸飲めないので、水で少し薄めてもらいました。
■お通し

パンに付けて、いただきます。
■グラタン、アップ

■季節の野菜のバーニャカウダ

自家製ソースもとても美味しく出来ていました。
■野菜、アップ

どれもみずみずしくて、ボリュームたっぷりでした。
■立派な生ハム

■「幻霜豚の自家製生ハム」

■生ハム、アップ

幻霜豚の生ハム(ピンクの方)の上に乗っている、ちょっと色が違うものは、イノシシの生ハム。
■熟成牛のタルタル

■タルタル、アップ

■ソース

■かけると、こんな感じ。

■付け合わせ

■「伊豆天城産 黒豚バラ肉」

これは、黒豚のバラ肉を焼いてもらったもの。
■豚バラ、アップ

おそるべし、熟成肉。
■熊肉

黒い中に、赤い筋が入っていて、ゾンビ肉のよう(笑)。
■熊肉のソテー

まるで牛肉のステーキのよう。
ちなみに、これは、ヒグマのメスの1ヶ月熟成肉。
ツキノワグマよりヒグマ、オスよりメスの方が美味しいそうです。
■ヒグマ、アップ

味は、野性味ある牛肉と言った感じで、臭みは全くなく、柔らかく、とても美味しいです。ビックリ。
■パンナコッタ

甘さ控えめ、柑橘の香りとキャラメルが合っていて、美味しいパンナコッタでした。
■紅茶
