マカオへ行く。⑰ ~ポルトガル料理を食べる~
マカオで一番よく見かける料理は、中華だ。
ポルトガル統治時代の影響で、ポルトガル料理も多いのかと思ったら、
そんなことはなく、メインは中華で、ポルトガル料理店を探す方が大変。
おそらく、理由は高いから、ではないかと思う。
今回、どうしてもポルトガル料理が食べたくて、
マカオで割と有名らしいポルトガル・マカオ料理店に行ってみたが、
ホテル近くの中華の定食屋で支払ったお金の10倍くらいになった。
そして、正直、味も、町の定食屋の方が上であった。
思えば、客も欧米の観光客ばかりで、
地元の人と思われる人は1人もいなかった。
せっかく大事な食文化ではあるのに、
いまや観光料理化されてしまっているのかもしれない。
■今日のカメ
■「Solmar ソルマー」
町の中心から徒歩5分くらいのところにある、ポルトガル・マカオ料理専門店。
■店内の様子
ポルトガルワインが並べられ、少し高級感のある内装ですが、客はほとんどいませんでした。
■テーブル
久しぶりに、ナイフとフォーク登場。食器は洗わなくて良いから、安心(笑)。
■パン
そう言えば、パンを見かけるのも、食べるのも久しぶりかも。
■笑えるメニュー(爆)
海外にありがちな、間違った日本語訳のメニュー。
「カレーな羊はつかまります(ライス付)」って、何だよ(爆)。
■ジャガイモとケールのスープ
じゃがいも、ケール、ベーコンが入った緑色のスープ。
クセは無く、飲みやすい。
■バカリャウのコロッケ
「バカリャウ」とは、塩タラの干物のこと。
コクがなく、味の薄いイモコロッケと言う感じ。左はソース。
■「ポルトガルチキン」
お店の看板メニューの1つ、「ポルトガルチキン」。
ココナッツ風味のカレーの中に大きい骨付きチキンとじゃがいもがたっぷり入っている。
味は・・・うーん、このカレー風味、例のB級おでん屋でも食べたのだが、あまり好きではなく、まずいというほどではないが、微妙かな。
■マカオ風炒飯
中華風炒飯と、インドネシアのナシゴレンの中間のような感じ。軽くスパイシーなシーフード炒飯。