香港へ行く。③ ~奇界遺産「天后廟」~
世の中には、常識では理解できない奇怪なモノがたくさんあり、
一部の人はそれを「奇界遺産」と呼んで、珍重している。
私も奇界遺産が大好きで、「奇界遺産」なる言葉の生みの親でもあり、
世界中の奇界遺産を見て回っている佐藤健寿氏の写真集「奇界遺産」は、
私のバイブルとして、ベッドからすぐ手の届く場所に常に置いている。
とても素晴らしい本なので、ぜひ皆さんにも見ていただきたい。
さて、話を戻して、残念ながら、「奇界遺産」に収録こそされていないが、
奇界遺産好きの中では、「準奇界遺産」と呼び声高い場所が、ここ香港にある。
実は、香港で飲茶を食べるよりも、そこにどうしても行きたかった。
どうしても、だ。
夜景も、ショッピングも、世界遺産も、この際どうでもいい。
それよりも、奇界遺産が見たい。
目指す場所は、香港島の中心部からタクシーで約30分ほど南に行った
レパルスベイ(淺水灣)というところにある「天后廟」。
実は、香港ではパワースポットとして知られる真面目な観光地の1つだが、
派手な巨大仏像群が狭い敷地内に凝縮されている様は、まさにカオスだった。
一応、仏教公園らしいのだが、公園とも思えず、
凡人の私には、何の施設なんだか全く理解ができない。
「遊具のない、狂った浅草花やしき」といった感じだ。
以下、ぜひ、準奇界遺産の素晴らしさを写真で見ていただきたい。
■今日のカメ
■「天后廟」入口

なお、「天后廟」周辺は道が狭く、そのくせ観光バスが多いため、大渋滞しています。タクシーもつかまりにくく、公共バスも遅延気味なので、乗ってきたタクシーを待たせて、往復することをお薦めします。
■とにかく、派手(笑)

きっと浦島太郎もこんな感じのところに連れて来られて、さぞかし腰抜かさんばかりにビックリしたのではないかと・・・。
■龍もいる。

■魚もいる。

■仏像①

誰だかは分かりませんが、おそらく文学の神様・・・とかかな。
■仏像②

■金色兄弟

■「天后廟」全貌

■他の角度から

■仏像③

■仏像④

■仏像⑤

■仏像⑥

■服がすごい。

■幸せを手に入れる。

観光客がその文字を手に取り、バッグの中に入れるようなしぐさをしていたので、そういうお参りをする場所なんだと思う。私もマネして、かばんの中に入れてきました。
■長寿橋

砂浜の上にある滑り台のようなのだが(苦笑)、小さな橋の上は観光客でいっぱい。
■パワースポット

■仏像⑦

■ヤギ?

■天后様

■あれ・・・これはw?

もしや、これは、ニンニクとかを削るあの料理器具なのでは・・・(苦笑)。
■レパルスベイ

■「影灣園」

旧レパスルベイ・ホテルを改装し、今はマンションとショッピングセンターになっています。
■龍の通り道

なんとも不思議な建物。
by meshi-quest
| 2012-02-18 06:47
| 旅行_海外