浅草「焼きそば 花家」へ行く。
浅草へ行くときに、東京メトロ田原町駅から行こうとすると、
地上へ出る階段を登り始めたくらいから、焼きそばのいいにおいがしてくる。
そのにおいに釣られて、そのまま階段を登り、地上に出ると、
メニューは焼きそばオンリーという、昔ながらの焼きそば屋さんの目の前に出る。
結論から言ってしまうと、ほとんど具がないことはいいとしても、
かなり薄味で、かつ、ちょっとやわらかめの麺で、
見た目とにおいで相当期待していたものの、味はそこまでではなかった。
「懐かしさ」と「美味しさ」は違う。
たまにSNSで、そこが混同されて書かれているのを見かけるが、
懐かしさや思い出補正の「良い」と、味の「良い」はちゃんと別に伝えるべきだ。
たまに、「懐かしいのに、美味しい」という奇跡を起こしている店があるが、
そこは、相当レベルが高いと思われる。
ただ、「焼きそば屋」という文化がほとんどなくなっている中、
こうして浅草という土地で今も焼きそばを作り続け、
いいにおいを提供していることに、一度行ってみる価値があると思う。
■今日のカメ
■「焼きそば 花家」
東京メトロ田原町駅の階段を上がって、すぐ目の前です。
■店内の様子
昔ながらの定食屋さんのような感じ。
水色のデーブルが印象的。テレビドラマのセットのよう。
■ストーブ
ストーブでお茶のお湯を沸かします。
■お茶碗
私が京都まで行って探してきたお茶碗がここにはゴロゴロとあり(笑)、しかも、現役。
■メニュー
料理のメニューは、焼きそばのみ。そして、安い!
■焼きそば
しょうゆとソースを合わせたような、薄味の和風焼きそば。個人的には、もう少し濃くてもいいかな。
具は、ちょっとだけキャベツが入っていて、肉はありませんでした。