被災地・気仙沼へ行く。⑤ ~紫市場とさかなの駅~
気仙沼の中心部に戻ってきた。
お昼を食べるために、仮設で建てられている南町紫市場という場所へ。
気仙沼のメインストリートに作られた紫市場は、
大きな場所ではないが、鮨屋さんやお土産屋さんが並び、賑わっていた。
紫市場にある「あさひ鮨」というお寿司屋さんへ。
メニューに「復興寿司」という名の握りセットが。
「復興」という文字に複雑な気持ちになる。
震災後、まだまだ辛い時期なのに、どういう想いで
自分たちの商売道具に「復興」と付けたのだろうか・・・。
お寿司を食べながらも、ずっと考え続けてしまった。
お土産を買いに、「さかなの駅」という市場にも立ち寄った。
新鮮な野菜や魚、水産加工品などがたくさん並ぶ。
しかも、どれも美味しそうで、安い。
聞いた話によると、元々一般用ではなく業務用で仕事をしていた方々が、
震災後に開いた市場だそうで、どうりでどれも量があり、安いわけだ。
本当はあれもこれも買っていきたかったが、
いかんせん生もので食べきれないので、
週末のおかずになりそうなものを買わせてもらった。
家に帰ってきて、早速食べてみたが、
被災地とか、宣伝とかそういうこと関係なく、ホント純粋に美味しかった。
3日間かけて食べるおかずの予定だったが、ほぼ2日で無くなってしまった。
■今日のカメ
■南町紫市場①
気仙沼のメインストリートに建てられた南町紫市場。
■南町紫市場②
鮨屋さん、コロッケ屋さん、お土産屋さんなどが並んでいます。施設内にきれいなトイレもあります。
翌日の3月11日にイベントを行うらしく、イベント準備でたくさんの人が集まっていました。
■「あさひ鮨」
紫市場内にある「あさひ鮨」でお昼をいただきました。
■店内の様子
カウンターとテーブル4席ほど。ほぼ満席でした。
■寄せ書き
「気仙沼の皆さんへ」と書かれた色んな人からの寄せ書き。壁には、グルメリポーター阿籐快さんのサインもありました。
■メニュー
「復興寿司」という握りセットがあり、せっかくなので、それにフカヒレ寿司が入る「復興スペシャル(1500円)にしました。
■「復興スペシャル」
全10貫に、赤出汁が付くセット。
■復スペ、アップ
握りがでかい!
■フカヒレ寿司
気仙沼特産のフカヒレを少し甘めに味付けし、軍艦巻きにしたもの。
■「ホヤぼーや」
気仙沼のマスコットキャラクター「ホヤぼーや」。
ヘルメットが「ホヤ」、剣は「さんま」、ベルトに「帆立」という気仙沼特産品で構成されています。
■かまぼこ店「いちまる」
気仙沼中心部で営業をしているかまぼこ店「いちまる」。
「ここのかまぼこは、かわいくて、美味しい」と教えていただき、やってきました。
■かまぼこ①
ピンクの鯛の形をしたかまぼこ。かわいい!しかも、安い。これは、買いだ!!
■かまぼこ②
つみれ揚げや笹かまぼこなども。
その他、「卒業」「絆」などの文字が入ったハート型のかまぼこも。
■「さかなの駅」
気仙沼水産地域振興組合がやっている生鮮市場「さかなの駅」へ。
■市場の様子①
野菜、魚、肉、お惣菜など、いろんなものが安く揃う市場。地元の人だけでなく、外から来た人も利用できます。
■市場の様子②
気仙沼港で水揚げされた、生のめかじきの柵。脂が乗っていて、超美味しそう。しかも安い。
さすがに刺身を持ち歩いて、東京まで持って帰れないので、泣く泣く断念。
■市場の様子③
大きな紅鮭1匹3500円。
■市場の様子④
大量の白子。こんなにいっぱいで、1パック980円。
■市場の様子⑤
「気仙沼のソールフードです」と教えてもらった、気仙沼パン工房のコッペパン。
気仙沼の子なら、誰でも必ず一度は食べたことがあるのだそう。