銀座・帝国ホテル「レ セゾン」へ行く。
銀座・帝国ホテルにあるフレンチレストラン、
「レ セゾン」へ。
前回初めて伺った時に、あまりに美味しくて驚き、
またぜひ伺いたいと思っていたのだが、
今回ちょうど旬のホワイトアスパラガスが入荷した連絡を受け、
再訪させていただくことにした。
この日は、エグゼクティブシェフのティエリー・ヴォワザン氏もいらっしゃり、
メニューにない特別料理なども披露していただけた。
なんとも贅沢で、思い出に残る幸せな一日だった。
■「レ セゾン」
http://www.imperialhotel.co.jp/j/tokyo/restaurant/5
■今日のカメ
■「レ セゾン」
銀座帝国ホテル本館中2階にある、帝国ホテルの顔とも言えるメインレストラン。
本日は、個室の団体客が多く、メインフロアのテーブルは割と空きがありました。
■テーブルセット
テーブルはこんな感じ。
■まずは、白。
最初は、グラスの白から。ソムリエさんに華やかでフルーティーな白を選んでもらいました。
■アミューズ①
一口でいただく、クリームコロッケ。
■アミューズ②
セロリのジュレと甘海老のアミューズ。
■自家製パン
香りの良い胡麻のパン(右)と、バケット。焼き立てでアツアツ。
帝国ホテルの濃厚バターと共に。
■1品目
1品目からメニューにない、シェフのスペシャル料理。
フランスの契約農家から直輸入しているというホワイトアスパラ。国産と違って、大きいのなんのって。
■ソースをかけて・・・
ホワイトアスパラガスの上に、卵黄、生クリーム、香草などで作ったオリジナルクリーミーソースをかけてもらいます。
■ホワイトアスパラ、最高!
やわらかくて香り良いホワイトアスパラガスに、濃厚なのにアスパラの香りを消さない絶妙なクリームソース。絶品。
日本にいながら、本場フランスのアスパラガスと、本場の味が楽しめるのは、本当に幸せ。
■2品目
クロッシュ(銀色のドーム型の蓋)が登場。
香り維持と保温のためであるが、演出的にもワクワクできて、クロッシュはなんか楽しい。何か出るかなー。
■ホワイトスープ
これもメニューにない、ホワイトアスパラガスの温かいスープ。
まろやか。そして、香りがたまらない。絶品。
ちなみに、お皿の端に乗っているのは、ホワイトアスパラを薄く切って、軽く香草でマリネしたもの。
■パン、追加
料理に合わせてパンが変わる。
次の料理がお魚なので、海藻を練りこんだパンが来ました。
■3品目
「舌平目を骨付きのままソレして 生姜バターと新人参のコンディマンテ」という料理。
実は、前回行った時も同じものをいただいたが、あまりに美味しくてまた頼んでしまった一品。自分のワンパターンさに笑ってしまうw。
■舌平目、アップ
この舌平目、ホント美味しいです。なんだか泣けてくる。
生姜バター風味が平目にすごく合っていて、もう言うことありません。
■赤に変更。
次の肉料理に合わせて、赤に変更。
ワインはソムリエさんにお任せ。次の肉は、しっかりとした仔鳩なので、重めの赤を。
■4品目
「仔鳩とフォアグラのバロティーヌ トリュフ風味を葱のピュレに重ねて 腿肉の小さなパテ」という料理です。
■仔鳩、アップ
「バロティーヌ」とは、骨を取ったトリ肉で具材を包むこと。
フォアグラとトリュフでキレイに仔鳩が包まれています。肉自体には鳩の濃厚さがありますが、全体的には意外とさっぱりしていて、食べやすい一品。
クラッシックなスタイルの仔鳩料理で、盛り付けもわざとクラッシックにこだわっているそうです。
■腿肉、アップ
鳩の腿肉をパテにして、ココアパウダーをまぶしたもの。
■グラニテ
口直し。
ライチのシャーベット(奥)と、梅風味の白玉にチョコが入ったデザート(手前)。
■デザート
「シャンパーニュジュレの上にフロマージュ・ブランのムースとエキゾチックフルーツを重ねて ライチの雲」というデザート。
まるで、目玉焼き!
・・・と思っていたら、やっぱりパティシエの遊び心で、目玉焼きを模したのだそう。
■目玉焼き、アップ
エキゾチックフルーツが入っている黄身の部分は、本当に黄身のように膜が張られていて、スプーンで壊すと、黄身が出てくるかのように、黄色いフルーツの汁があふれ出てきます。
味はさっぱりしていて食後にちょうどいい。南国のフルーツのいい香り。
■アールグレイ
食後の紅茶。
■小菓子
チョコやヌガーなどの小菓子。
■ティエリー・ヴォワザン氏
フランス、シャンパーニュ地方にある有名な3ツ星レストラン「レ クレイエール」でシェフを務めていたティエリー・ヴォワザン氏。
気さくで、とても良い方でした。