丸の内「まんてん鮨」へ行く。
「おまかせ」は、
お店が看板かけて美味しいモノを出してみせるという、
安心の品質保証であるとともに、不確定要素を多く含む「不安」でもある。
特に、鮨でおまかせとなると、不安が増大する。
そんな「安心」と「不安」をうまく昇華しているしているのが、
この「まんてん鮨」だ。
簡単に言うと、鮨のコースなのだが、
「おまかせ」と聞くと、なんだかワクワクするし、リッチな気分になれる。
「おまかせ」なので、嫌いなモノを除き、客側からの注文はできないが、
おつまみやにぎりなど、ボリュームたっぷりで、大満足の内容。
値段は、「おまかせ」5250円と、「厳選おまかせ」7350円の2種類で
ドリンクは別料金だが、食事はそれ以外かからない。
値段もさることながら、スタッフの接客もよく、居心地もいいし、
つまみやにぎりがとても美味しい。
それでいて、お腹いっぱいになるほど、出てくる。
これだけのサービスなので、予約困難の人気店だが、
行く価値はあるいい店。
今回、1年ぶりくらいに再訪したが、とても良かった。
■「まんてん鮨」
http://r.gnavi.co.jp/e533309/
■今日のカメ
■「まんてん鮨」
東京丸の内のブリックスクエアというビルの地下1階にあります。
かなり混んでいるので、飛び込みだとほぼ入れないので、事前予約必須。
■店内の様子
カウンターとテーブル。職人さんからネタの説明を聞きながら食事が出来るカウンターがおススメ。
鮨は、やっぱりカウンターがイイね。
■お茶
食べる気満々で来たので、今日は酒飲まずに、お茶で。
■突き出し
まずは、一口しじみの吸い物から。超濃厚なしじみエキス。
■1品目
いきなり手のひらに乗せられた1品目は、本マグロの皮と身の間の部分を使った、濃厚な一口にぎり。トロトロ。
最初っから、ガツンとうまい。
■2品目
煮アワビ。やわらか~い!
アワビはコリコリ感がいいと言う人もいますが、私はあの生の硬い感じが嫌いで、煮アワビの方が好きです。
■3品目
新秋刀魚のにぎり。上に乗っているのは、自家製肝味噌。
■4品目
カツオのニンニク醤油漬け。おつまみ。
■5品目
プルプルのじゅんさい。
■6品目
新潟県産茶豆。あまりに甘いのでビックリ。すごく美味しい。
■7品目
和歌山県産の鯖。脂が乗っていて、うまい。
■8品目
出汁トマト。
魚介の出汁がしっかり出ている吸い物の中にトマトが入っています。
■9品目
イクラの醤油漬けを乗せた、ミニいくら丼。
■いくら、アップ
魚卵が苦手なので、いくらもあまり好んで食べない方なのですが、この醤油漬けのいくらはすごく美味しかったです。
いくらの中に、細かく刻んだ葉わさびが入っていて、香りもとても良かったです。
■大きいエビ
茹でたての大きなエビ。
エビは人肌が一番甘くなる温度らしく、少しこうやって冷ましておくのだそう。
■10品目
「ふっこ」(スズキの子供)です。さっぱりしている白身魚。
■11品目
先ほどの蒸しエビ登場。甘くて、すごくうまい。
■12品目
マグロの漬け。
■13品目
本マグロの食べ比べ。
これは、「めじ」(本マグロの子供)で、6キロくらいの大きさのもの。かなりさっぱりした味のマグロ。
■14品目
こちらは、150キロの大人の本マグロを12日間寝かせたもの。
脂が乗っていて、トロトロ。個人的にこっちの方が好き。やっぱ大人はひと味違うね!
■15品目
めちゃめちゃ甘い水茄子。生で。
■16品目
加賀野菜の「加賀太胡瓜」。みずみずしくて、青臭さが無いきゅうり。薄味のメロン?ウリ?みたいな感じ。
■17品目
青森県産のするめいか。
これは塩で。
■18品目
群馬県産の天然みょうが。
天然モノは、苦みや辛味が少なく、野菜のように食べれます。
■19品目
神奈川県久里浜のメスのタコを煮たもの。やわらかくて、これも美味しい。
ちなみに、タコの雌雄の見分け方は、吸盤だそうです。
■20品目
まんてん鮨自家製の湯葉豆腐。
これが、またとても美味い。大豆の甘味が凝縮されている。今まで食べた湯葉豆腐の中で、一番美味しかった。
■21品目
宮崎県産日向灘のカンパチ。
■22品目
2種のウニの食べ比べ。
まずは、紫ウニ。後味がさっぱり。
■23品目
こっちは、馬糞ウニ。
オレンジ色が濃く、身が小さいのが特徴。
甘さはこっちのほうがあるから、馬糞の方が好きかも。
■24品目
やわらかい穴子。
この後、本当はかんぴょう巻でラストなのですが、かんぴょうがあまり好きではないので、ここで終わりにしました。
■25品目
「デザート感覚で」とお店が言うとおり、甘めで卵の焼き菓子のような感じ。
■26品目
しじみたっぷりの赤出汁で、おまかせコース5250円終了。大満足。