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新橋演舞場「初春大歌舞伎」を観にいく。



去年、歌舞伎役者の中村勘三郎さんがお亡くなりになり、


テレビで頻繁に追悼番組やドキュメントが放映されているのを見て、


「そうだ、歌舞伎へ行こう」と思った。











早速調べて、年明け早々に新橋演舞場で行われる


「初春大歌舞伎」のチケットを取ろうとしたのだが、


チケットの取り方も分からなければ、座席も、等級も分からず、


もっと言うと、昼の部と夜の部で演目が違うのだが、全くどんな歌舞伎かも分からず、


そんな素人丸出しの状態で、とりあえず、歌舞伎当日を迎えた。












色々と私なりに考えた結果、


おそらく昼の方が広く門戸を開放しているような気がしたので昼の部を、


座席は、1階の手前が満席だったので1階後ろよりはいいだろうという事で、


2階席の一番手前となるA席(9000円)を取った。












当日の新橋演舞場には溢れんばかりの人で、平均年齢50歳超。


こんなに高齢の方々に高額でささるエンターテイメントは、あまりないだろうな。











演舞場は、色鮮やかな提灯と幕がかかっており、


さながら江戸時代の見世物小屋のようで、別世界だった。











歌舞伎は、本当に楽しかった。


耽美で、何から何までカッコよかった。


前々から見たかった、赤と青の隈取の役者や、髪をぐるぐる回す鬼女の舞など、


私が思い描く歌舞伎らしい歌舞伎が観れたのも嬉しかった。











内容は、昔の人形浄瑠璃や能楽をベースにしていて、


しゃべる言葉も難しく、100%理解できたわけではないが、


分からなくても十分楽しめるものだった。











ただ、文化というか、あくまでも日本人に流れている何かがベースになっているので、


こういう時は悲しい、こういう時は謝る、こういう時は嬉しいとか、


良いか悪いかは別として、男や女はこうあるべきとか、夫や妻はこう振舞うとか、


この辺の感覚がずれ込むと、歌舞伎を理解するのは難しいように思われた。











あと、個人的に、「なかむらやぁ!」「はりまやぁ!」など


大向こうさんによる生の屋号の掛け声が聞けたのも嬉しかった。


かなりタイミング外しながらも、


意外と、一般客が積極的に屋号を叫んでいるのは面白かった(笑)。


アイドルのコンサートのようだ。











そのほか感じたこととしては、全体的に女性が多かった。


江戸時代はおそらく大衆演芸として主に男性の客が多かったと思われるが、


今は、女性が支える演芸のようだ。


奥さんに連れてこられたと思われるおじさんもいたが、


熟睡している人が目立った、もったいない(苦笑)。












幕間で休憩も挟むが、約4時間。


華やかで、濃厚で、とても価値がある時間だった。


またぜひ違う演目も観にいきたいと思う。











■新橋演舞場公演スケジュール
http://www.shochiku.co.jp/play/enbujyo/















■今日のカメ

■新橋演舞場
新橋演舞場「初春大歌舞伎」を観にいく。_f0232060_011687.jpg大江戸線「築地市場駅」から徒歩3分ほど。

1月いっぱいやっている「初春大歌舞伎」を観に来ているお客さんでめちゃくちゃ混んでました。







■切符引換券
新橋演舞場「初春大歌舞伎」を観にいく。_f0232060_014383.jpg歌舞伎に詳しい方には当たり前なのかもしれませんが、最初は、そもそもチケットをどう購入して、どうやって手に入れるか分からず、迷いました・・・。

ネットで予約し、クレジットで購入し、演舞場横にあるこの引き換え機で、予約番号とクレジットカードを入れると発券されます。



■場内の様子
新橋演舞場「初春大歌舞伎」を観にいく。_f0232060_018834.jpgとにかくすごい人です。










■かがみ餅
新橋演舞場「初春大歌舞伎」を観にいく。_f0232060_019436.jpg入口に飾られていた巨大なかがみ餅。










■羽子板
新橋演舞場「初春大歌舞伎」を観にいく。_f0232060_0194787.jpg歌舞伎があしらわれた羽子板。










■客席
新橋演舞場「初春大歌舞伎」を観にいく。_f0232060_0212327.jpg幕間休憩での2階席からの様子。華やかな提灯がズラーッと並ぶ客席。

2階席からもよく舞台が見えます。1階B席(1階の後ろ)よりは、2階A席(今回取った2階の一番手前)の方が良い気がします。値段も2階のほうが若干安いです。




■食堂
新橋演舞場「初春大歌舞伎」を観にいく。_f0232060_0244695.jpg演舞場内に食堂があるのですが、どうやら事前予約必須のようで、ほぼ予約で席がいっぱいになっていました。








■カツサンド
新橋演舞場「初春大歌舞伎」を観にいく。_f0232060_0262598.jpg食堂が入れなかったので、売店でカツサンド購入。『新世界グリル梵』の牛カツサンド1000円也。









■ヘレカツ?
新橋演舞場「初春大歌舞伎」を観にいく。_f0232060_0291559.jpg極上ビーフヘレカツです。

説明書を読むと、大阪ではフィレ肉を「ヘレ肉」というそうで、「ヘレカツ」なのだそうです。







■ヘレ、アップ
新橋演舞場「初春大歌舞伎」を観にいく。_f0232060_0303560.jpgそもそもあまりカツサンドを食べないので、味の比較がしにくいのですが、肉は柔らかく、なかなか美味しかったです。

カツサンド好きに聞いたところ、『まい泉』の方が好みだとか。





■1つ目
新橋演舞場「初春大歌舞伎」を観にいく。_f0232060_0332045.jpg歌舞伎の演目は、演舞場の上に絵で描かれています。

今回の「初春大歌舞伎」は全部で4つあって、1つ目は「寿式三番叟(ことぶきしきさんばそう)」という、3人で舞うおめでたい踊りでした。





■2つ目
新橋演舞場「初春大歌舞伎」を観にいく。_f0232060_0361416.jpg2つ目は、「菅原伝授手習鑑 車引」という演目で、3人の兄弟による荒事。

勇気や正義を表す赤の隈取と、冷徹さを表す青の隈取の両役者が観れて楽しかったです。






■3つ目
新橋演舞場「初春大歌舞伎」を観にいく。_f0232060_0411747.jpg3つ目は、「戻橋」という演目で、主役は松本幸四郎さんでした。

かよわい女性に化けた鬼女が出てくるお話で、長い髪をグルグルと回す舞や、ロープで鬼女が空を舞ったり、なかなか見所が多い演目でした。途中の長唄部分は、眠くなってしまいましたが・・・(苦笑)。



■4つ目
新橋演舞場「初春大歌舞伎」を観にいく。_f0232060_0443012.jpg4つ目は、「傾城反魂香(けいせいはんごうこう)」という、言葉が不自由な絵師と妻の人情話。妻役の中村芝雀さんが素晴らしかったです。

ちなみに、演目中、なんども「どもり」とか、いわゆる放送禁止用語的な単語がたくさん出てきていましたが、歌舞伎はそれもひっくるめて、歌舞伎なんでしょうね。



■築地本願寺
新橋演舞場「初春大歌舞伎」を観にいく。_f0232060_048224.jpg新橋演舞場から歩いて5分くらいのところにある築地本願寺にお参りに来てみました。

初めてきたのですが、私の思ってた「寺」イメージとだいぶ違ったので(苦笑)、戸惑う。小さな国会みたい。





■狛犬?
新橋演舞場「初春大歌舞伎」を観にいく。_f0232060_0503869.jpgインドの影響を強く受けているそうで、入口の狛犬もなんか違う感じでした。羽がある。

ちなみに、築地本願寺は、国の登録有形文化財です。






■正面入口
新橋演舞場「初春大歌舞伎」を観にいく。_f0232060_052432.jpgお寺なのですが、入口の扉にはおしゃれなステンドグラス。









■本堂
新橋演舞場「初春大歌舞伎」を観にいく。_f0232060_0534678.jpg突き当りにご本尊があるのですが、この会館っぽい雰囲気が、なんとなく葬式会場っぽくて、不思議な感じでした。ここはお寺です。








■牛
新橋演舞場「初春大歌舞伎」を観にいく。_f0232060_0552837.jpg大理石の階段の手すりには、牛がいました。










■すしざんまい、大行列
新橋演舞場「初春大歌舞伎」を観にいく。_f0232060_0584925.jpg築地市場で、大混雑している場所があって、取材陣もたくさんいたので、何かと思ったら、「すしざんまい」でした。

毎年恒例ですが、初セリで落とした大間のマグロ寿司が食べれます。今年は、史上最高値の1億5540万円とあって、すごい混みようでした。




■マグロ効果、絶大
新橋演舞場「初春大歌舞伎」を観にいく。_f0232060_124226.jpgこの行列すべて「すしざんまい」に続いています。

大間のマグロが1つ128円で食べれるとあって、すごい人でした。







■改装中の歌舞伎座
新橋演舞場「初春大歌舞伎」を観にいく。_f0232060_0565219.jpg銀座4丁目にある有名な歌舞伎座は、現在改装中で、入れません。
プロフィール
ゲームプロデューサー
成沢 理恵
「ドラゴンクエスト」や「ファイナルファンタジー」シリーズで知られる㈱スクウェア・エニックスを経て、 現在、ちゅらっぷす株式会社取締役、兼、ゲームプロデューサー。

ヒマさえあれば、国内、海外を食べ歩き、遊び歩く、生粋の遊び人。

その経験は、ゲームづくりにも活かされている、はず……。
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