バリ島へ行く。⑨ ~ウルルン滞在記~
今回の旅、結論から言うと、
一人で行って、本当に良かったと思っている。
一人で行かなければ得られなかったことが、本当にいっぱいあった。
一人で行かねばならない旅だったし、
一人で行くことに意味があった旅だった。
一人で旅していると不便も多い。
何か楽しいことがあっても、瞬間的に分かち合う人がいないし、
危険や病気にも、自分だけで何とか対応しなきゃいけないし、
細かいことを言えば、トイレ行くときに荷物をちょっと見ていてくれる人もいない。
でも、その分、自分で何とかしなきゃいけないという思いが、
生命力を高めて、免疫力を高め、
向こうでは、気温差激しかったにも関わらず、
風邪もひかず、腹1つ壊さなかったし、
蚊もいっぱいいたが、蚊にもほとんど刺されなかった。
むしろ、日本に帰国してから、油断してるのか、えらく刺されている。
一人でいるせいで、どんな人とも、
積極的に、仲良く触れ合おうとする心になり、
3日くらいで、脳の言語回路がスムーズに英語に切り替わってくれ、
ホテルスタッフや宿泊客といっぱい友達になった。
特に、ホテルスタッフとは、現在もFacebookで繋がるほど仲良くなり、
裏山でサルが鳴いちゃってるくらいの山奥に一人でいるのに、
全く淋しくなることもなかった。
みんな、日本からの珍客にフレンドリーに接してくれ、
女の子のスタッフとおしゃれ談議をしたり、
男の子のスタッフと、夜、ライスフィールドに出かけ、
大量のホタルを取ってくれて、それを私の部屋に放ち、
部屋に満天の星空を作ってくれたりした。
通常は、これ、ハネムーナー用のサービスらしいのだが、特別にやってくれた。
マタハリ探しに付き合ってくれた男のスタッフは、
自分が家族と住んでいる小さな村まで案内してくれて、
なにやらお祭りの準備中らしく、
通常はなかなか見れない、お供え用の豚の解体を見ることができた。
家にも案内してくれて、
お父さんやお母さん、妹さんや弟さんが挨拶に出てきてくれ、
お母さんは、手作りのつくねとお茶をご馳走くださり、
まるで、ショートステイをしている気分だった。
ホテルから村までは、見渡す限りのライスフィールドの間を、
ノーヘルのバイクで爆走。
気分最高。
こんなむちゃくちゃな経験できたのも、ひとり旅のおかげ。
バイク乗りながら見た、夕日にキラキラ輝くライスフィールド。
一生、忘れない。
おわり。
■今日のカメ
*儀式の準備をしていた豚の解体写真が含まれています。
生肉など、気持ち悪いものが苦手な方は、
以下、避けていただければと思います。
■ジャティ村①

カメラ向けていると、子供がいっぱい寄ってきます。
■ジャティ村②

■豚の解体①

内澤旬子さんの名著「世界屠畜紀行」のバリ編の中で、バリの成人男子は誰でも豚や鶏くらいは解体できる、とありましたが、本当でした。感動。
■豚の解体②

■豚の解体③

■豚の解体④

■お宅訪問①

■お宅訪問②

■お宅訪問③

レモングラスがきいていて、香り良く、美味しかった!
■デンパサール空港

ただ、そんなに目ぼしい物はなく、かつ、値段も町の2倍以上します。
■ガルーダ航空ラウンジ

席数も少なく、相席必須です。
■軽食コーナー

■でも・・・

■機内朝食①

■機内朝食②

by meshi-quest
| 2013-08-13 08:06
| 旅行_海外