「目黒寄生虫館」へ行く。
目黒の「づゅる麺 池田」でつけ麺を食べた後、
その足で、目黒寄生虫館へ向かった。
寄生虫を学術的観点から専門に取り扱っている、
世界で唯一の寄生虫専門博物館。
ずっとずっと行ってみたかった念願の場所だ。
よくメディアでは珍博物館として取り上げられているが、
実際は、いたって真面目で、展示もきれいで、詳細で、
真剣に寄生虫と向き合いたい人のための博物館になっている。
しかも、入館料も無料の上、館内撮影OKという太っ腹ぶり。
連休の中日であったが、カップルや家族連れなどで、非常に賑わっていた。
狙ったわけではないが、割と体長が長めの寄生虫が多いので、
想像力が豊かな方は、行く前に麺類は召し上がらない方がいいかもしれない。
■「目黒寄生虫館」
http://www.kiseichu.org/Pages/default.aspx
■今日のカメ
■「目黒寄生虫館」
JR目黒駅から徒歩18分ほど。駅からちょっと距離はありますが、歩けない距離ではないです。
■1階の様子
入館は無料で、入ってすぐに展示がされています。1階と2階がありますが、フロアは小さいです。
■寄生虫、びっしり。
色んな寄生虫の標本。理科の実験室にいる感じ。
きれいに並べられていて、見やすかったです。
■海ガメの寄生虫
海ガメの顔の部分ですが、目の周りに寄生虫が付いてました。
寄生虫本体だけでなく、その寄生虫がどんな場所に普段いるのかも分かります。こんなきれいな標本がたくさんあります。
■2階の様子
2階には、主に寄生虫の生息分布図とか、寄生虫による症例とか、学術資料とかが展示されていました。
■山口佐仲博士
世界的にも著名な寄生虫博士で、この目黒寄生虫館の標本や文献資料の多くは、山口博士のものだそうです。
■直筆のノート
山口博士直筆の研究ノート。寄生虫が細かにデッサンされていました。
■懐かしいなあ、これ。
おそらく、私たちが初めて寄生虫に触れるツールが、この小学校の時に定期的に配られた「ぎょう虫検査シール」だと思います。
当時、軽い屈辱感のようなものを味わいながら(笑)、シール使ったなあ。懐かしい。
■8.8mの寄生虫
寄生虫がいたマス寿司を食べてしまった成人男性の腸で成長した8.8mの「日本海裂頭条虫」の標本。
こんなの腸にいたのかw。
■8.8mの体験コーナー
「8.8mが実際どれだけ長いか、紐で試してみよう」のコーナーがありました。
■モロッコ真っ赤じゃん・・・
8月に北アフリカ・モロッコに行ってきましたが、ほとんどの寄生虫の症状分布で該当していました・・・。
■対処法は・・・?
では、どうしたら寄生虫から身を守ることができるのかというと、「牛肉やブタ肉は煮るかよく焼く」「生野菜はよく洗う」が良いようです。