せっかくのこの3連休、どっか行こうかと思ったのだが、
どこも混んでるし、値段は高いし、レンタカーは空きがないし。
とはいえ、ずっと寝てるのもなんだかなあ・・・と思っていたところ、
ふと、小学生の遠足で行った「等々力渓谷」のことを思い出した。
東京都23区内唯一の渓谷。
湧き水がわく緑に囲まれた場所があり、滝もあり、古墳もある。
生まれ育った蒲田という町の周辺の小学生は、
ほぼ必ずここへお弁当を持って、遠足に来たことがあるのではないかと思う。
もうかれこれ20数年ぶりになるが、
思い立ったら吉日で、等々力渓谷へ散歩に出かけてみた。
子供の頃の記憶では、ジャングルのような光景が広がり、
危険も多く、冒険者さながらのような感じだったが、
実際は、渓谷全部をゆっくり歩ききっても1時間くらいの
非常にのどかな遊歩道のような渓谷だった。
何を勘違いしていたのか(笑)、危険なんて一切なくて、
滝も、古墳も、かなり小規模のものだった。
それでも、都内23区内にこんな場所があるのはやっぱり不思議な光景で、
子供の頃の記憶はだいぶあいまいだったけど、
それを数十年後に改めてたどっていく旅もなかなか面白かった。
■「等々力渓谷」
http://home.catv.ne.jp/dd/ohmura/map/mapframe.html
■今日のカメ
■等々力駅

東急大井町線「等々力駅」から、徒歩3分くらいで渓谷の入口へ行けます。
■渓谷入口

色んな場所から渓谷へアクセスできますが、等々力駅からはここが一番近い入口。
■渓谷の様子

冬なので、枯葉だらけかと思っていたら、意外と緑が生い茂っていました。
■真っ赤な橋

渓谷に真っ赤な橋がかかっています。
■橋の下

思えば、こんなふうに橋の裏側を眺める機会って、あんまりないなあ・・・。
■猫だらけ

猫が多く、色んなところで、枯葉をベッドに猫が寝ていました。
■等々力渓谷古墳

渓谷をしばらく散歩していると、古墳があります。7世紀後半~8世紀の奈良時代のものと推定される横穴古墳だそうです。
中は入れずに、窓から覗くだけ。
■椎児大師堂

古墳から、さらに歩いていくと、椎児大師堂があります。
弘法大師の子供の頃の姿を祀っているとのこと。
■椎児大師

「弘法も筆の誤り」で有名な弘法大師(空海)の幼いときのお姿。
■湧き水

椎児大師堂のすぐそばに湧き水がわいている場所がありました。
■等々力稲荷堂へ

さらに、奥へ進み、橋を渡って、等々力稲荷堂へ。
鎌倉とか、京都でも来ているかの気分。
■等々力稲荷堂

奥に小さな稲荷堂があります。
■不動の滝

滝と言うは、ぶっちゃけかなり水量が少なめではありますが(苦笑)、ここの滝が轟くことから「とどろき(等々力)」という名前が来ているそうです。
いまでも、滝修行にここの滝が使われるそうです。
■等々力不動尊へ

渓谷から階段を上がっていくと、等々力不動尊があります。
階段脇の細長い石造は、剣を模した物。
■等々力不動尊正門

年始のお参りや厄除けで参拝客もたくさんいました。
■境内の様子

年初めの名残がある、おめでたい雰囲気に包まれた境内。
■等々力不動尊

「不動尊」と書かれた大きな赤い提灯が印象的でした。
■日本庭園

不動尊の先には日本庭園があります。
■竹林

竹林に囲まれた階段を上っていきます。
■書院

階段を上った先には、書院がありました。
■広場

あまり広くはないですが、きれいに芝が刈られた広場があり、シートをひいて本を読んでいる人とかいました。
■冬晴れ

よく晴れた日でした。どこか淋しげではありますが、冬の散歩もいいもんです。
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