常照寺へ行く。
ガイド情報には、大きなトラップが仕掛けられていることがある。
「歩いて行けます」という文字がトラップの印だ。
もちろん、歩いて行ける距離であり、ぜひそうあって欲しいが、
ガイドは『高低差』まで考慮されていないので、
たまに、とんでもない場所を、とんでもない距離で歩かされる場合がある。
私はこのトラップに、国内外問わず、相当ハマってきた。
なので、トラップセンサーが付いており、
この手のトラップに鼻が利く。
今宮神社から常照寺まで「歩いて20分くらいで行けます」という文字を見て、
私のセンサーが瞬時に反応し、私にタクシー乗車を促した。
結果からすると、これが大正解で、
今宮神社から常照寺までは山を登る坂道で、
距離もかなりあり、歩いて行けると言った人出てこい!くらいのノリだった。
地元タクシーの運転手さんも、
「タクシー正解ですよ。なんかガイドに歩いて行けるって書いてるみたいで、
お客さんがみんな歩こうとするんですが、途中で挫折して、
タクシー拾われる方が多いんですよ」とのこと。
今宮神社から、鷹峯の常照寺まで行こうと思っている方、
悪いことは言わないので、早めにタクシー拾われることを激しく勧める。
■今日のカメ
■常照寺

なんで知っていたかと言うと、JR東海の「そうだ、京都にいこう」のおかげw。
■青紅葉

■本殿

■ビデオ鑑賞

この日は、私以外に誰もおらず、この広い場所で、ひとり寺のビデオ鑑賞しました・・・。
■庭の渡り廊下

渡り廊下の赤い毛氈があるベンチで待っていると、お寺の人が抹茶とお菓子を持ってきてくれます。
■デカイ茶菓子w

抹茶用の茶菓子とは思えない、かなり食べ応えのある塩大福です。ちなみに、塩加減がいい感じで、美味しかったです。
■境内を奥へ ①

■境内を奥へ ②

■境内を奥へ ③

まるでハイキングをしている感じです。空気はいいです。
■白馬観音

正面にいるのが、白馬に乗っている白馬観音だそうです。
■吉野太夫の墓

常照寺と非常にゆかりがあり、ここで吉野太夫は帰依し、常照寺の正門は吉野太夫が寄贈したもので「吉野門」というらしい。
■「吉野窓」

通称「吉野窓」というらしく、円は完全な悟りを意味し、吉野太夫ですら悟りには至っていないということから、下が切れているようです。ビデオ鑑賞の成果。