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常照寺へ行く。





ガイド情報には、大きなトラップが仕掛けられていることがある。


「歩いて行けます」という文字がトラップの印だ。












もちろん、歩いて行ける距離であり、ぜひそうあって欲しいが、


ガイドは『高低差』まで考慮されていないので、


たまに、とんでもない場所を、とんでもない距離で歩かされる場合がある。













私はこのトラップに、国内外問わず、相当ハマってきた。


なので、トラップセンサーが付いており、


この手のトラップに鼻が利く。













今宮神社から常照寺まで「歩いて20分くらいで行けます」という文字を見て、


私のセンサーが瞬時に反応し、私にタクシー乗車を促した。


結果からすると、これが大正解で、


今宮神社から常照寺までは山を登る坂道で、


距離もかなりあり、歩いて行けると言った人出てこい!くらいのノリだった。













地元タクシーの運転手さんも、


「タクシー正解ですよ。なんかガイドに歩いて行けるって書いてるみたいで、


お客さんがみんな歩こうとするんですが、途中で挫折して、


タクシー拾われる方が多いんですよ」とのこと。













今宮神社から、鷹峯の常照寺まで行こうと思っている方、


悪いことは言わないので、早めにタクシー拾われることを激しく勧める。
















■今日のカメ

■常照寺
常照寺へ行く。_f0232060_22232417.jpg鷹峯という山の上にある、静かな山寺。ちょっとマニアック。

なんで知っていたかと言うと、JR東海の「そうだ、京都にいこう」のおかげw。






■青紅葉
常照寺へ行く。_f0232060_22245975.jpg境内は、青紅葉に覆われていました。秋はさぞかしもっとキレイなんだろうな。









■本殿
常照寺へ行く。_f0232060_22295079.jpg境内突き当たりが本殿です。ここの手前までは拝観料なし、奥まで入るには拝観料ありです。









■ビデオ鑑賞
常照寺へ行く。_f0232060_2226332.jpg拝観料を払うと、この部屋に通され、常照寺についてのビデオを約10分見させられます。

この日は、私以外に誰もおらず、この広い場所で、ひとり寺のビデオ鑑賞しました・・・。






■庭の渡り廊下
常照寺へ行く。_f0232060_2228534.jpg拝観料にプラス300円(だったかな?)で抹茶がいただけます。

渡り廊下の赤い毛氈があるベンチで待っていると、お寺の人が抹茶とお菓子を持ってきてくれます。






■デカイ茶菓子w
常照寺へ行く。_f0232060_22312583.jpg今まで色んなお寺で抹茶をいただいてきましたが、過去最大の茶菓子が出てきましたw。

抹茶用の茶菓子とは思えない、かなり食べ応えのある塩大福です。ちなみに、塩加減がいい感じで、美味しかったです。





■境内を奥へ ①
常照寺へ行く。_f0232060_22345442.jpg拝観料を払うと、本殿裏にある境内奥深くまで行くことができます。









■境内を奥へ ②
常照寺へ行く。_f0232060_2236085.jpgなにやら下へ行くルートが。










■境内を奥へ ③
常照寺へ行く。_f0232060_22365488.jpgさすが、山寺。完全に山の中です。

まるでハイキングをしている感じです。空気はいいです。







■白馬観音
常照寺へ行く。_f0232060_22385520.jpg木々に囲まれた道を下ると、開けた場所に小さな池がありました。

正面にいるのが、白馬に乗っている白馬観音だそうです。






■吉野太夫の墓
常照寺へ行く。_f0232060_223948100.jpg天下の名妓と言われた吉野太夫という女性の墓。

常照寺と非常にゆかりがあり、ここで吉野太夫は帰依し、常照寺の正門は吉野太夫が寄贈したもので「吉野門」というらしい。






■「吉野窓」
常照寺へ行く。_f0232060_22425488.jpgこの窓、完全な円ではなく、下が切れています。

通称「吉野窓」というらしく、円は完全な悟りを意味し、吉野太夫ですら悟りには至っていないということから、下が切れているようです。ビデオ鑑賞の成果。
by meshi-quest | 2014-06-15 08:03 | 京都
プロフィール
ゲームプロデューサー
成沢 理恵
「ドラゴンクエスト」や「ファイナルファンタジー」シリーズで知られる㈱スクウェア・エニックスを経て、 現在、ちゅらっぷす株式会社取締役、兼、ゲームプロデューサー。

ヒマさえあれば、国内、海外を食べ歩き、遊び歩く、生粋の遊び人。

その経験は、ゲームづくりにも活かされている、はず……。
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